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漫画家の小島あきら先生が、体調を崩されたそうです。
なんでも、血液検査を受けたら基準値「5~45」の項目が「207」になり、「このまま放っておいたら確実に早死にするよ」と言われたとのこと。
…くれぐれも、ご無理をなさらないでくださいね。
さて。
そんな小島先生は現在、「月刊ガンガンWING」に連載しておられます。
「ガンガンWING」は、「日本一元気な少年漫画誌」を目指すつもりが気がつけば「日本一の同人雑誌」になっていた「少年ガンガン」の姉妹誌。
本家「ガンガン」以上に露骨な少女向け少年漫画路線を展開して、読者の半数以上は同人オタクの女性などと噂される雑誌です。
しかし、一方でダグラム風味のロボットやホシノ・ルリもどきの美少女が活躍する「ジンキ」という怪作も連載しており、油断はできません。
そんな「ガンガンWING」に、小島先生が連載しておられる漫画のタイトルは「まほらば」。
ひなた荘鳴滝荘で暮らす男の子が、個性的な女の子たちに囲まれながら、管理人さん大家さんの女子高生と仲良くなっていくラブコメ漫画です。
そして、これが各所のオタクさんたちに支持されています。
「ラブひな」に似てると言われるようですが、そこまで安易なものではなく、色々と物語を用意していて『エ○ケン』のように無理無理に女の子と絡ませていないため不自然な展開になっていないことに好感がもてます。
絵柄も話もオタ向けには違いないですが、媚びた不自然な明るさは受けないです。
また、着物魔王亭さんの7月30日。
アパートモノというラブコメの王道の中に、美少女キャラは全部基地外に設定することでコメディ要素を強めている。
ヒロイン(女子高生で大家さん)が多重人格障害で凶暴化したり幼児退行を繰り返すも、自覚症状がないなど、妙にマニアックな作り。
みつみ+甘露のイラストを縦につぶして等身を下げたような絵柄も好感が持てる。(ちょっとへたれなトコがマニア心をくすぐる)
設定自体は色々なマンガから抽出したものを寄せ集めた感じで目新しさはあまりないけど、その調理の仕方が秀逸で、嫌みったらしいトコロが全くない作品で、これから段々と売れていきそうな予感がしますわ。
(中略)
とにかく読んでて温い気持ちになれるマンガですわ。
そして、最後通牒さんの7月27日。
『まほらば(1)』(小島あきら)をニヤニヤ読みながら更新しているため、全然作業が進みません~。
一方の「ラブひな」は、ヒロインが自分から舌を入れたりラブホに誘ったりと、早く私の処女を奪ってよ状態。連載終了も近そうな気配です。
そして、ポスト「ラブひな」第1候補の正統派オタク向けラブコメ漫画は、この「まほらば」です。
すでに単行本第1巻が発売されています。「売り上げが悪ければ連載を打ち切られる」という話もありますので、興味を持たれた方は是非、この機会にご一読ください。
ネットアイドルちゆは小島あきら先生を応援しています。