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平野耕太先生のツイッターなのですが、
平野耕太 @hiranokohta GINZAとかウィンドウズ8とか、その道に詳しい人が作ったはずなのに使い辛くなっちゃうのはあれよ、TRPGに慣れた高2の夏あたりに既成のキャラシートを「もっと使いやすくする」とかほざいて独自のキャラシート作るじゃん、傍目に見るとどう見てもかえってすげえ使いづらくなってる奴。アレ。
平野耕太 @hiranokohta 高2キャラシートはもうね「全員が血眼でキャラ絵を描くに決まってる」という勘違いからキャラシートの半分近くがイラスト描く欄にしたりとか、「そんな細かいキャラの履歴はDMが把握できねえよ」といわんばかりの、好きな食いもんとか家系図とかのパーソナルデータの書く馬鹿でかい欄とかやりがち。
……ということで、せっかくだから、私のお兄ちゃんが昔作ったものをアップします。
「癖」「モットー」「決め台詞」など、既成のキャラシートには存在しないプロフィールの記入欄に、全体の半分を割いています。
「特製キャラクターシート」の「特製」の2文字はなぜ付けてしまったのか、恥ずかしさの底上げに貢献しています。
「キャラクター名」の欄が2箇所あるのは、ふたつに折っても使いやすいための配慮なのだそうです。
「容姿」の欄が2箇所あるのは、キャラ絵を2枚描いていいよという親切です。
(いちおう、絵が苦手なプレイヤーのためにふたつめの欄は「容姿」と固定せず、フリースペースとしても使えるように気を配っているのだそうです)
それから、ソードワールドなのに「決め技」という欄がありますが、
これは、ルール的には意味のない演出に使うことを想定しています。
(イメージとしてはカオスフレアとかの感じで。この当時はそこまで割り切った演出の概念は持ってなかったですけど)
ちなみに、このキャラシートはクソ汚いから実際には使われませんでした。
おまけ
そのキャラクターシートに関する補足
なお、人数分のコピーは済ませていた模様。
ネットアイドルちゆはお兄ちゃんを応援しています。
自作RPGのキャラクターシート
既成RPGの自家製キャラシートは作ったことがなくても、ゲームそのものを自作した経験は、だれにでもあると思います。
というわけで、これがお兄ちゃんの作った「ジョジョの奇妙な冒険RPG」のキャラクターシートです。
と、これだけでは何なので、いちおうサンプルキャラクターも紹介しておきます。
所持金4万円のドラゴン山本ですが、肝心なスタンドのネーミングやデザインが残念なことになっているのは、もっとがんばってほしかったです。
ちなみに、キャラクター作成時の職業ごとの能力値の補正表は次のようになっております。
格闘技選手の知力が小学生よりも低いとか、快力男(怪力男?)という謎の職業とか、学生と科学者の次がヤクザという職業観とか、色々と気になります。
しかし、このゲームは世界観がまったくジョジョっぽくないのがダメですね。
これでもくらえ!
そうそう、お兄ちゃんがはじめて作ったプレイヤーキャラクターも出てきたので、ついでに紹介します。
『白雪姫』の影響が感じられるドワーフ、名前はGENです(「積族」は「種族」の誤字)。
すべて手書きなのは、シートをコピーするお金がなかったからだそうです。元のシートは「装備」で終わりなので、その下の「特色」「かお」「全身図」は独自に付け足したものと思われます。
元のシート
それから、はじめて作ったNPCも紹介しておきます。
まさにむてきといったかんじだ。