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「イナズマイレブン」第1期 簡易まとめ

テレビ東京系で日曜の朝に放送されていたアニメ「イナズマイレブン」が、今週放送の27話から、水曜午後7時30分のゴールデンに移動しました。

そこで、「時間が変わったから見るけど、過去の放送分までチェックするつもりはない」という方向けに、26話までのあらすじを簡単にまとめてみました。

(以下、アニメ27話までの内容のネタバレがあります)

帝国がきた!

物語の主人公は、「雷門中学」(らいもんちゅうがく)のサッカー部です。

部員7人の弱小クラブで、部費が無駄だから廃部になるところ、最近40年間無敗の「帝国学園」に勝てたら許すということになります。

帝国学園サッカー部の皆さん

そして、試合当日。

雷門中学は、いそいで勧誘した素人を合わせてギリギリ11人という状態(運動音痴のメガネくん含む)で、帝国学園に通用するハズはなく……。

帝国学園の皆さんは、サッカーというものをボールを通して相手選手をノックアウトする競技だと誤解しているフシがあります。

雷門イレブンは次々とフィールドに倒れていき、メガネくんは「もうこんなのイヤだぁ~ッ!」と泣きながら逃亡

すると、メガネくんが脱ぎ捨てたユニフォームを勝手に着て、ベジータ似の転校生・豪炎寺さんがフィールドに入ります。

豪炎寺さんは重度のシスコンで、妹が交通事故で寝たきりになって以来、「俺だけのうのうとサッカーをやるわけにはいかない」と誓っていましたが、帝国学園のラフプレイにキレて加勢したのです。

これに力づけられたキーパーの円堂くんは、手から巨大な手を出す「ゴッドハンド」を会得。

豪炎寺さんも、ギュンギュン回転しながら炎を出す「ファイアトルネード」で反撃。

ついに1点を奪います。


「ゴッドハンド!」


「ファイアトルネード!」

それでも試合は1対20ですが、実は、帝国学園は豪炎寺さんを偵察に来ただけだったので、これで満足すると、試合放棄して帰宅します。

これは「実質的に雷門イレブンの勝利とも言える事態」だということで、雷門サッカー部は廃部を免れるのでした。

エンディングでは、「青春おでん」という昭和ソングに合わせて、雷門中学のマネージャー三人娘(眼鏡っ娘、お嬢様、普通)が踊ります。

せ~い~しゅん~♪ お~で~ん~♪

ドラゴンが出た!

さて、サッカーをやめていた豪炎寺さんですが、「勘違いも甚だしいわね。あなたに一番サッカーをしてほしいのは、一体だれなのかしら?」と、お嬢様マネージャーが説得。

いつもメガホン片手に応援してくれた妹の愛くるしい姿を思い出した豪炎寺さんは、正式にサッカー部に入ります。


豪炎寺さんの妹・夕香


豪炎寺さん、黄金時代


場外で色々活躍するお嬢様


一方、部員が7人だったころからのフォワード・染岡さんは、転校生の出現が面白くありません。

あんなのは邪道だ! 俺が本当のサッカーを見せてやる!」

ということで、特訓の末、ドラゴンが出るシュートを編み出します。

炎は邪道だけど、ドラゴンは邪道じゃないよ

そうして迎えた「オカルト中学」との練習試合。

ですが、相手キーパーの必殺技「ゆがむ空間」の前に、染岡さんのドラゴンは通用しません。

「俺の……ドラゴンクラッシュが……この程度だと……」 愕然とする染岡さん。

ここで雷門の下級生たちは染岡さんを見限って、豪炎寺さんにパスを集中します。

これに、染岡派の二年生は、「染岡にボールを渡せ!」とキレます。

しかし、豪炎寺派の一年生たちは、「だって、染岡さんのシュートじゃ止められてしまいます!」と聞きません。


一年生たち VS 二年生

とりあえず、この二年生については、豪炎寺さんがノーマークのときにマークが2人も付いた染岡さんにパスを出すのはおかしいと思います(たぶんホモです)。


ともあれ、キーパー・円堂くんのリーダーシップでチームは結束を取り戻して、染岡さんと豪炎寺さんの合体技で勝利。

染岡さんのパス→豪炎寺さんのシュートで、炎のドラゴン

そして、「エースストライカーの座は譲ったわけじゃないからな」という染岡さんに、「フッ」と返事をしつつ心の中で妹の名を呼ぶ豪炎寺さんでした。


え、エースストライカーの座は譲ったわけじゃないんだからね!


「フッ (……夕香)」

これがイナズマ落としだ!

そうして、いよいよ地区大会がスタート。


1回戦の相手は「野生中学」です。

野生中学の選手たちはズバ抜けてジャンプ力が高いのですが、実は、豪炎寺さんは浮き球をトルネードする以外に攻撃パターンがないので、自分よりも高く飛ばれると何もできません。

こんなときこそ、染岡さんの出番です!

「空中戦でかなわねェなら、こいつはどうだ!」と張り切ってドラゴンを出そうとした染岡さんは、敵が回転しながら突っ込んできてケガで退場しました


1回戦の染岡さん全プレイ

結局、雷門中学は、豪炎寺さんが人間を踏み台にして超高く飛ぶ技「イナズマ落とし」で勝つのでした。


続く2回戦では、ゴール前にバリアを張るキーパーと対決。

豪炎寺さんと円堂くんのツインシュート「イナズマ1号」で勝利します。

メガネ、立つ!

そして迎えた準決勝の敵は、「秋葉名戸学園」

その選手たちはメイド喫茶に入り浸っているという情報を受けて、メガネくんは「メイド喫茶ですとッ!」と激しく食いつきます。


「メイド喫茶に入り浸っていた……ですって」


「行ってみるしかないようですね。メイド喫茶に!」


「マジかよ!」
赤面する染岡さん

「これは試合を有利に進めるための情報収集なのですよ!」ということで、イナズマイレブン、メイド喫茶に行くの巻

このメイド喫茶、ちゃんとオタクっぽくない客もいるのがリアルです。

それから、メイド喫茶の地下にある、秋葉名戸サッカー部の部室(?)に招待されて、オタクたちと意気投合するメガネくんでした。



「幻のゲーム機・パプンGXではありませんか!」


「スイッチバックまで再現とは!」「分かってくれるのかい?」


そして、ついに試合当日。

「わが校における試合では、マネージャーはすべてメイド服着用、という決まりになっております」

秋葉名戸の必殺シュートは、ブン回した人間の顔面でサッカーボールを叩き込む技です。

また、赤いマフラーを装備した特撮オタクが、「俺はヒーロー、誰にも止めることはできんッ! 変身!」と叫ぶと、ボールがスイカと入れ替わります

これに対して、メガネくんは、「正々堂々悪に挑む、それがヒーローでしょう! スイカとボールをすりかえて相手をあざむくなど、ヒーローの技ではありません!」と説教。

特撮オタクはショックで崩れ落ちるのでした。

それから、シュートを撃たれたらゴールを動かすことで枠外にする技が炸裂しますが……。

「勝てばいいのだよ勝てば!」「これがオタクの必殺技だ!」と言う秋葉名戸イレブンに、メガネくんが説教。

「オタクとは、ひとつの世界を真摯に、まっすぐに極めた者! ゲームのルールを破ってまで勝とうとするアナタたちに、オタクを名乗る資格などありません!」

「メガネくん、キミの言葉で目が醒めたよ。……僕たち、もう卑怯なことはやめるよ!」

ということで、最後は正々堂々と戦って雷門イレブンの勝利でした。

決戦! 帝国学園

決勝戦の相手は、40年間無敗の「帝国学園」に決まりました。

しかし、帝国学園の監督は、試合に勝つためなら何でもする男です。

具体的には、雷門中学の移動用バスのブレーキオイルを抜いたり、事故を装って天井から鉄骨の雨を降らせたりします

サッカーに勝つためなら集団殺人もいとわない監督の方針に、帝国学園のキャプテン・鬼道さんは疑問を抱きます。

自室でサッカーボールをだっこしながら悩む鬼道さん

結局、鬼道さんが事前に助言したおかげで、雷門イレブンは降りそそぐ鉄骨の回避に成功

帝国学園の監督は逮捕されました


そして、正々堂々と試合開始です。

鬼道さんがゴッドハンドを破るために編み出したシュート「皇帝ペンギン2号」は、地中から召喚したペンギンがボールと一緒に飛んでいってキーパーを攻撃する技です。

しかし、円堂くんはゴッドハンドでペンギンを爆死させて勝利。雷門イレブンは地区大会優勝を果たすのでした。

あと、眼鏡っ娘マネージャーは鬼道さんの妹で、実は鬼道さんもシスコンでした。

鬼道の決意!

そして、とうとう全国大会が始まります。

この大会には「ゼウス中学」という謎の学校も参加していますが、謎の学校なので開会式は欠場。

プラガールが羞恥プレイ状態でした。


さて、雷門の1回戦の相手は「戦国伊賀島中学」

隊列を組んだ選手たちが相手選手を吹き飛ばしながらフィールドのド真ん中を爆走する「円月の陣」などの忍者サッカーに苦戦しますが、なんとか勝ちます。


ところが、鬼道さん率いる帝国学園は、例の「ゼウス中学」に0対10で負けました

ゼウス中学のシュートで、帝国学園のゴールは大破

この雪辱を果たすため、鬼道さんは雷門中学に転校

次の試合からさっそく、雷門の選手として出場します(大会規定により合法)。

2回戦では、ゴール前に壁を出すキーパーと戦って、鬼道さん・豪炎寺さん・円堂くんの合体技で勝利しました。


ゴール前に壁


ボールを3人一緒に蹴る


そして、準決勝の相手は、まさかの亀田三兄弟モドキ

この三兄弟、駄菓子屋で子供の列に横入りするなど性格に難がありますが、実は豪炎寺さんに対してツンデレしているだけでした(3人とも豪炎寺さんが大好き)。

これを倒した雷門中学は、決勝でゼウス中学と戦うことになります。

激突! 神 VS 魔神!!

さて、雷門のキーパー・円堂くんのゴッドハンドは、全国大会では亀田モドキにすら通用しませんでした

対して、ゼウス中学のシュートはゴールを破壊するほどの威力です。


ゼウスのシュートが入ると…


なぜか爆発が起こり…


ゴールが粉々に


そこで円堂くんは、ゴッドハンドを超える技「マジン・ザ・ハンド」の研究を始めます。

マジン・ザ・ハンドは、かつて円堂くんの祖父が使っていた必殺技。

祖父のノートによると、胸がポイントらしいのですが……。


祖父の遺品のノート

……結局、ノートの意味は分からないままで、決勝戦が始まります。


ゼウス中学の選手は時間を止めて、悠然と歩いてボールを運びます。

さらに、翼を生やして空を飛び、空中からシュート!

あと、地面を動かして問答無用で相手選手を負傷させる技で染岡さんが退場しました。

染岡さん、最後の決戦でも見せ場なし

絶体絶命の雷門中学ですが、ここで円堂くんに天啓!

祖父の形見のグローブが、左だけ痛んでいることに気が付いたのです。

「分かったよ、じいちゃん! じいちゃんはマジン・ザ・ハンドを左手で出していたんだ!

なぜなら、心臓は体の左側にあるので、左手の方が気を伝えやすいからです。

だから、このカッコいいポーズで心臓と右手をリンクして気を伝えることで、祖父を凌駕する右手のマジン・ザ・ハンドが可能になるのです。

ゼウス中学のシュートをムッキムキの魔神がキャッチ!

雷門イレブンが中学サッカー界の頂点に立った瞬間でした。

宇宙人が来た!

こうして、26話で日本一になったイナズマイレブンですが、放送時間が変わった27話からは新展開。

宇宙人が攻めてきたので、宇宙人とサッカーで戦います


宇宙人、襲来


背景が北斗の拳みたいに…


これが宇宙人のキック力だ!

この続きはテレビで!

ネットアイドルちゆは、イナズマイレブンを応援しています。