5年前の春、1つのエロゲーが発売されました。
タイトルは「悪夢」。
主人公は、病気で余命いくばくもない財閥総帥・紳一様。
妖怪ジジイ・筋肉バカ・常に日本刀を携帯した美青年の変態3人衆を部下に従えています。
この4人が、修学旅行中の女子高生20人をバスごと誘拐して監禁。自分が病死する前に全員の処女を破ることが目的のゲームでした。
高校生にしては童顔幼児体型でぬいぐるみがお友だちだったりする幼女が多数存在。そのロリキャラたちが痛がって泣き叫ぶ描写が一部ファンに喜ばれました。
ただし、システムは1本道のシナリオを無意味かつ強引に分割してアドベンチャーに見せかけた単調なフラグ潰し。
ゲームよりもデジタル紙芝居に近いですが、ゲーム性うんぬんと言うよりは最初からそういうオカズとして作られた感じです。
その後、続編「絶望」が登場。
前作の集団誘拐強姦で死刑にされた紳一様が、「まだ犯し足りない。もっと少女達の悲鳴を聞きたい」と亡霊になって復活。変態3人衆の亡霊を引き連れて、幽霊状態のままで少女を拉致っては犯します。
陵辱対象ギャルは28人で、もちろん全員処女。「少女を犯さなければ、生きている甲斐も無いというものだ」と言い切る紳一様が、犯して犯して犯しまくります。
こうして、「悪夢」「絶望」と鬼畜ロケットでつきぬけたエロゲーを作った会社・スタジオメビウス。
これで単調でパターン化した陵辱シーンが改善されればと、全国の鬼畜エロゲーマーから熱い期待が寄せられました。
ところが、異変が起こります。
そのスタジオメビウスの次回作「SNOW」が、こともあろうに絵が「こみっくパーティー」で内容が「Kanon」という、流行に便乗した純愛ゲームらしいのです。
同時に、スタジオメビウスのホームページからは悪夢と絶望の文字が消えて、婦女子が喜びそうな可愛いホームページになってしまいました。
いちおう純愛にしては濃厚なエロシーンを追求するそうですが、従来のメビウスのゲームのように泣き叫ぶ小学生を拉致って犯して壊して死なす展開にはならない模様です。
この発表を受けて、2chのスタジオメビウス・スレッドは「メビウスから陵辱とロリと処女を取ったら一体何が残るんだッ!?」と大騒ぎ。
特に、全日本鬼畜同盟会長を名乗る方のコメントは素晴らしく、暗黒KANONさんも転記しておられます。
ここ1,2年の純愛ブームで猫も杓子を純愛ゲームを発売したため、 最早このジャンルに関してはやり尽くした感がある。
このような状況下でわざわざメビウスが単なる純愛をする事もないのではないだろうか。
メビウスは世間が純愛などにうつつを抜かし、どんどんエロを薄めていった中で己のスタンスを貫き、鬼畜にこだわったメーカーである。
以前、スカトロ変態系エロゲーで有名な会社・リビドーが「放課後恋愛クラブ」という純愛ゲームを出したことがありました。
しかし、その次回作は「恋愛クラブ」に登場したギャルを変態スカトロSMプレイでなぶるゲーム「放課後マニアクラブ」。まるでエロ同人誌のように、自ら構築した清純キャラクターを自分の手で壊すリビドーの鬼畜スピリットが尊敬されました。
同じようにメビウスも、「SNOW」の次は「悪夢SNOW」や「絶望SNOW」として、同じ登場人物をバスごと拉致って陵辱するゲームを出してくれることを期待します。
ともあれ、当初は今年2月の予定だった「SNOW」の発売はズルズルと延期され、気がつけば10月。
先月末には、これまでフルボイスだと告知されていたところが「開発の都合上、音声はまったく入らなくなってしまった」と発表されました。
鬼畜から純愛への路線変更に、たび重なる延期。そして仕様変更。
ファンの気持ちは萎え、ロリ処女強姦鬼畜悲鳴ゲームの雄・メビウスよ再びのエールが沸き起こります。
ネットアイドルちゆは、紳一様&変態3人衆を応援しています。