久保さんのTikTok動画の制作意図を文字にした記事です

  • 2022/06/01に久保さんがYouTubeに投稿した「今回のコンテンツの背景」という21分の動画、見るのが面倒だと思うので、「だいたいこんな感じのことを話していた」というのを文字にして置いておきます

  • 雑に要約しています。だいたいの動画時間を付けたので、もしも内容にツッコミを入れるときは、本人の元の言い回しがどうだったかなどを、元の動画で確認してください


TikTokを選んだ理由


0:00 6/1にTikTokに投稿した4本の動画の「狙い」「どう思いついたか」を喋る

0:40 以前、めんたねさんと「ゆる心理学ラジオ」的な配信をやりたいと言っていたのだが、コストや手間がかかるので、いまはやらない。あれをやるなら、長尺なので投稿先がYouTubeになるが、YouTubeでは、新人の動画は見てもらう機会もなく埋もれてしまう

2:40 TikTokの方が参入しやすいと、色んなインフルエンサーが言っていた。とりあえず200人に見てもらえて、いいねが付けばバズるシステムで、いい動画を作れば、無名な人でもバズれる媒体。しかも、TikTokは短い動画ばかりだから、編集のコストが低い

言論はあきらめた


3:10 短い動画を作るとして、何にしようかと思って。ぼくは自分の言論でバズりたいと思っていたが、言論でバズり倒してお金を稼ぐには、相当に突出していないといけない。自分はそこまでではないと思った

4:20 ひろゆきみたいにキレキレの意見を言うことはできないし、DJ社長みたいに煽ることもできない。カマたくみたいな変顔もできないし、せやろがいおじさんみたいに物凄い話術も持ってない。全部中途半端。だから、ちょっと無理だなと思って、ひとまず言論をあきらめた

理不尽クレーム電話コントを選んだ理由


きっかけ


5:00 言論以外で何をしようかと色々考えて、ベッドに横になりながらTikTokを見てヒントを探してたら、理不尽なクレームが来るのをフィクションでやってる動画があって、それが凄く面白かった。猫カフェなのに、猫アレルギーなので責任とってください、みたいな

「空いてる領域」で「ぼくができること」だと思った


5:40 「これぼくにもできるな」って思った。まず、脚本を書ける。電話形式なら声だけでいいから、ぼく1人でできる(以前、一人二役のコントをやろうと思ったが、カツラとかかぶるのが面倒くさくて、ぼくはそういう面倒くさいことをしたくない)。あと、演劇部だったから、演技ができる

6:50 バズるのって、要は、「いままで世の中にないこと」と「自分の得意なこと」を掛け合わせればいいんだけど、クレーム対応って、ほとんどやってる人いなかったわけよ。さっき言った猫カフェの人が3本くらい投稿してるのと、数えるくらいの人しかやってなくて、すごい空いてる領域なわけよね。しかも、ぼくが得意なことだなと思って

7:30 ぼくが得意なことは「トーク」「笑い」「小説」「相談」「演技」。それが、ほぼ全部使える。喋るし、コントにすれば笑いになるし、小説的な脚本能力も使える。単なるコントじゃなくて、相談能力を生かしてクレーム対応をマジメな方向に持っていき、ぼくが言いたいことを滲ませれば、レンタル話し相手のときにやりたかった相談コンテンツもできる。演劇部だから演技もできる。完璧やんと思った

「ぼくのスピリットにも合う」と思った


8:30 それに、見てもらいやすさも抜群。TikTok は凄い勢いで流れていく媒体だから、最初の1秒、2秒が勝負。それで、人はケンカが大好きだから、「クレーム」の動画だと結構見ちゃう。「クレームって何?」「どんなふうなケンカになるんだろう」って

9:20 ぼくは、平和じゃない動画はやりたくない。「悪人を成敗」みたいなのは浅いし、ただ分断を生むだけだと思うから。この殺伐とした世界に、「ケンカかと思ったら、めっちゃ面白いやん」みたいな感情を与えて、平和な気持ちにさせたい

10:30 笑いとかで、うまいことクレーマーを静める動画なら、ぼくの「ユーモアが大事。ユーモアがないやつが戦争を始める」「怒らずに平和に行きましょうよ」というスピリットにも合う

11:30 などなど、あらゆる面から、すごくいいと思っている

実際に作ってみたら、すぐにバズるのは難しそうだった


脚本と演技が思ったより難しかった


11:40 しかし、実際に作ってみたら、思ったほどうまくいかない

12:00 まず壁にぶつかったのは、脚本が書けなかった。無限に思いつくと思っていたが、全然思いつかなくて。30本も100本も作らないといけないのに、1日1本しか思いつかなくてブルーになった

12:20 なんとか4本は書いて、書けたらけっこう面白かったが、今度は、演じるのがうまくいかなかった。「これバズる演技じゃねえな」みたいな。演技うまくなくてもバズるときはあるけど、バズるの難しいかなと、いまは思ってる。脚本も60~70点くらいだし、演技も下手で30点くらいのコンテンツになっちゃったから

これから改善していきたい


13:10 でも、やめずに改善をしていけばいいと思っている。いろんなコントを見て勉強して、笑いの方程式を見つけていく。勉強していく。身に付けていく。演技を磨く。テンポとかで、クオリティは上がるはず

13:30 アイデアは思いつかなくても、人にもらいたい。TikTokでは、コメント欄で視聴者が「これやってください」ってアイデアをくれるし、1回バズれば無限にアイデアが出てくるのがいいと思う。ただ、最初にバズるまでが難しいから、革命基地の人たちからアイデアをもらえたら嬉しい

理不尽クレーム電話コントという基本フォーマットは良いと思ってる


14:20 形式は凄く良いと思ってる。電話対応なので、目線を外していれば、目がキマってると言われることもない

15:10 「クレーム対応」というパッケージにすることで、言論としても、わりと当たり前のことでも、いいこと言ってる感じがするし、バズりやすくなる

15:40 時事ネタもできる(ホリエモンが野菜にキレたときに、ホリエモンから電話がかかってきて、ホリエモンを諫める動画を作るとか)

16:05 食レポも無限にできる。ぼくは食レポのセンスないけど、革命基地に食レポうまいひとがいて、食レポの言葉を考えてくれたら、食品が美味しすぎるクレームシリーズだけでもバズる気がする

16:30 TikTokは、同じことをバカの一つ覚えみたいにやるのが大事だから。「橋本環奈が可愛いすぎるから仕事が手につかねーじゃねーか!」みたいな美女レポシリーズとか、「この漢字おかしいだろシリーズ」とか、「理不尽な殺人動機シリーズ」とか、無限にできる

18:10 しかも、企業案件に向いてる。「良すぎて迷惑」というクレームが来るコントの人として定着すれば、企業案件が来ると思う。「人をダメにするソファ」とか

19:00 コントとしては、クレームの対応側の方がおかしいパターンもやりたい。あと、綺麗事を言ってる歌詞にキレるとか。「『必ず恋は実る』って、実らなかったぞ!」みたいな。それから、同じクレーマーから何度もクレームが来て、連続したストーリーになっていくシリーズものもやってみたい

20:00 あと、猫カフェの動画の人がやってたのと同じようなノリツッコミもやりたいと思ったけど、一切思いつかなかった。疲れたから寝ます
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