昔のちゆニュース
◇平成17年1月◇
| 01月06日:「機動新世紀ガンダムX」DVD化 01月07日:もうオタクとつき合うしかない? 01月11日:文藝春秋で「サーヤ=オタク」説を検証 01月16日:宗教の年末年始 01月19日:警察から電話がきました 01月21日:松山せいじ先生の「ブラック・ジャック」 01月24日:漫画雑誌の発行部数 01月28日:中川翔子さんがホラー漫画に出演 |
| 平成17年1月6日 | 「機動新世紀ガンダムX」DVD化 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今月の28日に「機動新世紀ガンダムX」のDVDボックスが発売されるそうです。 「ガンダムX」は、「Gガンダム」「ガンダムW」に続いて放送された、平成8年のアニメ。 「『ガンダム』史上、もっとも数奇な運命を辿る」「報われることなく散った作品」(「アニメ批評 #001」)などと言われています。 とりあえず印象的だったのは、自分用のモビルスーツを見て「色は白がいい。白がいいんだよっ!」とキレてスプレーで塗り直してた人(「完璧なる白だ……、んふふふふ」)。 あと、ずっとサングラスをかけていた さて、「ガンダムX」の話題になるとなぜか必ず登場する単語が「視聴率」と「打ち切り」です。 とりあえず、近い時期の人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」と最初10話の視聴率を比べてみると……。
どっちが「エヴァ」で、どっちが「ガンダムX」なのかはお察しください。 ともあれ、「ガンダムX」の視聴率はこの後、26話までの間に4.3%を2回ほど超えるレベルで安定します。……ちなみに、前番組「ガンダムW」の視聴率が平均4.3%でした。 そして、そこで事件が起こります。それまで夕方5時の放送だったのが、27話から朝の6時に左遷されてしまったのです。 当然、後はひたすらかわいそうな視聴率が続くことになりました。
そして、全46話の予定だったハズが、ここで打ち切り。おさらばで御座います。 結局、6.2%で始まって0.6%で終わるという美しい視聴率の流れができあがってしまいました。 しかし、もちろん、低視聴率=駄作ではありません。 ただ、「ガンダムX」の場合、打ち切りのせい(たぶん)で、物語終盤に悟った人が登場。金田一少年のように関係者を招集して長々と喋り、作品のテーマを全部クチで説明してくれる最終回になってしまいました。 ……まあ、監督には、1年間放送したアニメの最終回で「実は主人公たちは二次元人だった!」をやった前歴がありますから、別に打ち切られなくてもメメタァな終わり方をした可能性はありますけど。 ちなみに、その「悟った人」については、声優を古谷徹(アムロの人)にするという案もあったそうです。
監督によると、「作品中の『ニュータイプ』という言葉と自分にとっての『ガンダム』という言葉は限りなくイコール」(「アニメージュ」平成9年1月号)なので、上記の「ニュータイプ」は「ガンダム」と置き換え可能です。 つまり、「ガンダムX」の最終回は、私たちガンダムという幻想でつながった世代に、こう語りかけているわけです。 ガンダムはファーストだけで終わるべきだったが、「それに囚われてしまった人々」(ファン)と「過去にしがみつき、それを利用することしか考えなかった者」(バンダイ)は「その次」を求め、「Z」以降延々と続いてしまった。だけど、そろそろロボットのツラと名前だけ「ガンダム」のアニメを縮小再生産し続けるのはやめようよ、と。 ……言ってることは、それほど珍しい主張ではありませんね。「ガンダム」と名の付くアニメの登場人物の台詞でなければ。 とは言え、「Zガンダム」「Vガンダム」「ターンAガンダム」など、ガンダムにおいて「ガンダム潰し」はむしろポピュラーなテーマです。 ただ、「X」の世界では絶対者の一言でみんな納得したところ、現実世界では、主人公を廃人にしようが、過去のガンダムを全部黒歴史として地中に埋めようが、今でも平気で「ガンダムSEED DESTINY」が放送されています。 そうそう。「X」の話に戻りますが、脚本では、主人公たちが最後に月を去る時に「さよなら」と言う予定だったところ、監督が「あれはまだ、ぼくには言えないよ」と外したそうです。 ……ガンダムに囚われるなと言いながら、ガンダムに「さよなら」が言えない監督。このアニメのそういうところ、好きです。 そんなこんなで、ガンダムシリーズの中でも特に気まずい作品になった「X」。 アマゾンの「ガンダムX」DVDボックスの紹介を見ると、「人気シリーズ『ガンダム』に新しいコンセプトを取り入れて再ブームの火付け役としても話題となった」なんて書いてありますけど、すみません何か別のアニメと間違えているのでしょうか? ネットアイドルちゆは「機動新世紀ガンダムX」を応援しています。 |
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| 平成17年1月7日 | もうオタクとつき合うしかない? | ||
今月号の「ダ・ヴィンチ」に、「オタク人口280万人突破! もうオタクと付き合うしかない?」という特集が載っていました。 大昔の怪文書「おたく男は乙女におすすめ」を一瞬連想しましたが、よく考えると「おすすめ」と「もう〜しかない」では全然意味が違いますね。 もちろん、「もうオタクと付き合うしかない」なんて現実はどこにもありませんが、たぶん最近のニュースと絡めて扇情的なタイトルを考えたらそうなったのでしょう。 記事の中では、健康オタクまで含む広い範囲を指して「オタク」と呼んでいる様子。 「あなたの彼氏のオタク度チェック」というバイトが10分で作ったような表では、オタク度の上がる条件が「村上龍より村上春樹が好き」や「上戸彩より小倉優子が好き」になっていました。 「秋葉原のイケメンを探せ!」という無謀なコーナー(イケメンさんの写真は顔がよく見えないほど小さいのですが、拡大できなかった理由は明らか)を見ても、「趣味:ビリヤード、好きなタイプ:中島美嘉」とか、「趣味:サッカー、好きなタイプ:矢田亜希子」とか……。 その人たちは単に秋葉原でダサい格好をしてただけで、別にオタクではないと思います。 ともあれ、最大の目玉はひきこもり小説家の滝本竜彦先生(「NHKにようこそ!」とかの作者)のコメント。 何でも最近初めての彼女ができたそうで、「オタクは恋愛したほうがいいですよ」とか「ジョギングを始めた」とか「服」とか……。せ、先生、目を覚ましてください。 さて。 「オタクの恋愛」についてですが、少なくともオタク同士のカップルは成立可能だと思います。 実際、一緒に同人誌を作ったり、一緒にげっちゅ屋でエロゲーを物色したりしているつがいのオタクはたくさんいます。縁さえあれば、オタクでもベストパートナーは見つかります。 でも、オタクが「ダ・ヴィンチ」を愛読しているような女性と付き合っても、うまくいくとは思えません。 たとえば、たぶんダ・ヴィンチ読者は一緒に「仮面ライダーワールド」に行くのはイヤがるでしょうし、かといって一緒に「パール・ハーバー」を見たりして「感動しちゃった」なんて言われたらオタクの方がブチ切れてしまいます。 もちろん、どんな夫婦でも、最初から何もかもピッタリだったわけではないでしょう。恋は探すものではなく育てるものだと「ふたりエッチ」にも書いてあります。 しかし、オタクとダ・ヴィンチ読者の間に広がる溝は地底世界ペルシダーよりも深く、オタクが飛び越えようとしてもたぶん落ちて死にます。 たまに「オタクがオタクをやめる」という話も聞きますが、ちゆには「犬が犬をやめる」と同じくらい無理のある響きに聞こえます。 「ダ・ヴィンチ」の記事の中でも、大槻ケンヂさんがこう述べておられました。
そして、大槻ケンヂさんは、オタクと付き合っている非オタクの女性について、次のように分析します。
……「もうオタクと付き合うしかない?」を読んでいる「ダ・ヴィンチ」読者向けには、たぶん最高のアドバイスだと思います。 結局、オタクと付き合えるような女性は、非オタクだとしてもある種のサイコさんには違いないということですね。 それでも非オタクの女の子と付き合いたいという人には、そんな自己陶酔系の女神さまを探すよりは、自分のキモさを上回る金や地位を手に入れるのをオススメします。金が切れない限りは縁も切れませんよ。 |
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| 平成17年1月11日 | 文藝春秋で「サーヤ=オタク」説を検証 | |
紀宮(サーヤ)さんがオタクだというウワサは、かなり昔からあります。 「サーヤさまが同人誌を出したがっているから、圧力がかかってコミケが中止になる」「コミケ会場が幕張から晴海に戻されたのは、お忍びで参加するサーヤさまを警備しやすくするためだったのだ!」などなど。 しかし、そこは皇室の話。「磯野家の謎」の便乗本「ご皇室の謎」を読んでも、紀宮さんの趣味はバードウォッチングで、カラオケは特に好きではなく……程度のことしか書いてありません。 「紀宮さまは、同世代の若い女性と比べてお洋服などあまりにも地味! なぜですか?」というモロな質問もあるのですが、「本当にいいところのお嬢様は質素で地味でございます」とかわされていました。 結局、ちゆがこの本で得られた情報は、紀宮さんが兄の秋篠宮さんを「アヤ兄ちゃま」と呼んでいたということだけ。シスプリなら花穂ということで、秋篠宮さんもさぞかし妹に萌え萌えだったと思われます。 そんな空気の中、出版物で堂々と紀宮さんがオタクだと言ってくれたのが、岡田斗司夫さんの「オタク学入門」です。
この情報源は不明ですが、オタク日記には、学習院出身の知人からやんごとなきお方たちの素敵なエピソードを山ほど教えてもらったというくだりがあります(それ自体は「オタク学入門」執筆後のことですが)。たぶん上の記述も、学習院出身者から得た情報だと思います(憶測)。 また、オタクなら、ある程度オタクの気を感じることができます(たまに戦闘力を自在にコントロールできる種族も存在しますが、たいていは常に全開フリーザ状態なので分かりやすいです)。 紀宮さんについても、名のあるオタクの方々が気を感じているようですから、可能性は高いでしょう。 そんなこんなで、もちろんちゆも、伝説はすべて真実だと信じています。 さて、そんな紀宮さんについて、今月号の「文藝春秋」に、「紀宮様『オタク伝説』を追う」という記事が載っていました。 記事では、学習院時代の同級生の証言が紹介されています(この件についてそれ以外の情報源が日本に存在するのは難しい様子)。 それによると、紀宮さんは「『ルパン三世』のペンケースを愛用」しており、自由に買い物が出来ないので友人に頼んで「風の谷のナウシカ」グッズを買ってきてもらっていたそうです。 また、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは、『ナウシカ』や『ラピュタ』の35ミリフィルムを御所に運んだことがあると証言。 御所の元職員によると、旧東宮御所には映画が見られる部屋があり、かつては週に一度、映画会社からフィルムを借りて一家で映画を鑑賞していたとか。 部活動については、高等科時代に日舞クラブに入っていたとだけありました。 記事では、時代劇が好きで入部したという動機から、「つまり、コスプレということなのだろうか?」と考察していますが、それはちょっと強引なんじゃないかなぁという気がしないこともありません。 あと、コミケ準備会に宮内庁から電話がかかってきたというウワサについては、コミケ主催者の米澤嘉博さんの「それはただの都市伝説ですね」というコメントが出ていました。 そんな感じで色々と調べられている記事ですが、残念ながら、アニメージュ伝説・マン研伝説・サムライトルーパー伝説(聖闘士星矢伝説でも可)などの真偽に関する有力な情報はありませんでした。 それと、紀宮さんオタク説が広まった最大の原因だと思われるオタク的な容姿については、正面から触れることは決して許されない様子でした。 ネットアイドルちゆは紀宮さんを応援しています。 |
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| 平成17年1月16日 | 宗教の年末年始 | ||
ずいぶん前の話ですが、お兄ちゃんがこんな年賀状をもらっていました。
……「共に」って、お友だちあつかいされてますね、お兄ちゃん。 この年は他にも、「仰せに従って」とか「本当に尊い姿だ」とか「破邪顕正の道を突き進んで欲しい」とか、普通に暮らしていたら一生使わないフレーズがバンバン出てくる年賀状がたくさん届きました。 また、別にお正月じゃなくても、ちょっと年上のお姉さんからこんなお手紙がきたこともあります。
まあ、今では向こうから群賊悪獣あつかいされているので、何も来なくなりましたけど。 さて。 そんなお手紙を送ってくれた人たちが神経を使うのが年末年始。キリすけのお誕生日をはじめ、邪教のイベントが目白押しです。 たとえば、初もうでに誘われて、うっかり「昭和55年、宮崎県の速川神社の参道のつり橋が落ちて、商売繁盛祈願にきた一家など7人が死亡したわ! それでもご利益があると言うのか!」などと叫んで神棚を燃やしたりしたら、周囲から「変態宗教野郎」のレッテルを貼られて以後の勧誘活動に支障をきたします。 この辺、その道何十年の猛者ならスルリスルリと巧みに凌いでみせますが、問題なのは信仰1年未満のヒヨッコ。燃えたぎる情熱をストレートに放出しすぎて、自宅に軟禁される者が出たりします。 また、1日の大部分を信者に囲まれて暮らしているとそれが当たり前なので気になりませんが、親元に帰省する学生信者などが、数日ほど真人間の中で暮らすうちに「もしかしてアノ人たちって少しヘン?」などという気の迷いを起こすこともあります。 そこで、ヒヨッコ信者を集めて、年末の注意会合が開かれます。 まず、帰省中の宗教活動は禁止。そして、「おみやげは絶対に買って帰る」など、親孝行しろと命じられます。……いずれ親に布教するときに備え、ヒヨッコのうちは信用度を上げとけというわけです。 この際、たとえ親が世間の趣味に夢中になって人生を無駄にしていると思っても、いつもみたいに否定するなと念を押されます。 また、宗教社会との接触を完全に断たないよう、帰省中も“上の人”への定期連絡が義務づけられます。 ただし、NGワードを喋っているところを家族に聞かれてはマズイので、連絡は必ず電話ボックスから行なうこと。 もちろん、門松・しめ縄・鏡もちの類はできる限り避けるように。初詣に誘われたら、具合が悪くなる、途中ではぐれる、さいせんを投げるフリ、手を合わせているように見せかけて両手をクロスなどの技で切り抜けること。 あと、賛美歌を歌うのはダメだけど、クリスマスケーキを食べるのはギリギリセーフだそうです。 ……以上の話を、ジーパンを履けばオタクになり、白い服を着ればオウムになる外見の人たちが何十人も正座して聞いていたのが、クリスマスイブの昼。そのまま移動して、夜はみんなで教祖様の息子の説教を聞きました。 もちろん、わざわざクリスマスに大きな会合を開くのは、何かの間違いで一般人の恋人ができて、そっちに夢中になって宗教から離れていく奴がでるのを防ぐためです。 しかし、そんな悲惨なクリスマスを過ごしながら、本人たちは「自分は何と幸せ者なのか」と満足しています。 そんなのが日本中にたくさんいますから、みんな大丈夫ですよ。 |
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| 平成17年1月19日 | 警察から電話がきました | |||||||||||||||||
17日のお昼ごろ、電話が鳴りました。 「秋葉原の万世橋警察署ですけど、ちゆの管理人さんですか?」 なんで秋葉原の警察がちゆの電話番号を知っているのでしょうか。 民事ならともかく、いきなり警察のお世話になるようなイベントのフラグを立てた覚えはありません。……まさか紀宮さんの件でしょうか。それなら確かに何が起こっても不思議はありません。 「掲示板で……」 どうやら皇室絡みでも宗教絡みでもないようで、ちょっと安心しました。 「12月14日の、No.206の書き込みなんですけど」 えっと……ここかな。
……ああ。 ちなみに、この発言の後には、次のような返信が続いていました。
どうやら、これを見て本当に通報してしまった人がいたようです。 前後の書き込みを読めば、上の発言者が本当に放火するというのは、うちのばあちゃんはよく包丁を研いでいるから実は殺人鬼かもというのと同じくらい有り得ないとは思いますが……。 ネットで「バスジャックなんて甘いな。明日太陽が昇ると同時に世界中を絶句させてやる」と予告して本当に殺人未遂を起こした17歳、「町中を包丁で振り回して驚かせてやる!!!」と予告して本当に新宿で暴れた16歳など、先人たちがアレな前例を構築済みなのが何とも。 とにかく、電話の用件は、この放火予告(?)をした人のIPアドレスを知りたいとのこと。 ※IPアドレス……当ホームページの掲示板に何か書き込むと、ちゆにだけ見える形で、発言者のパソコンの「IPアドレス」が記録されます。ちゆのような一般人だと、そこから分かることは「東京から書き込んでいるらしい」とか「ドリームキャストでアクセスしてる」という程度ですが、スーパーハッカーと警察だけはそこから個人を割り出すことができます。 通常、そんな情報を他人に教えることは絶対にありませんが、今回は相手が警察です。ちゆも自分の身がかわいいですし、ここは反骨精神を発揮する場面ではないと思い、素直に尻尾を振ることにしました。 情報を送る方法の希望を聞かれたので、メールと答えると……。 「電子メールは受け取れないんですよ。ショナイにはネットのできるパソコンがないんで。本部にはあるんですけど」 ちゆには“ショナイ”と聞こえたのですが、万世橋警察署内という意味でしょうか。 とにかく、ネットで放火予告(?)した人を追っている刑事さんは、現在メールも受け取れないような環境にいるようです。……たぶんそこは秋葉原駅から徒歩圏内で最もデジタル化の遅れた場所ではないかと思います。 結局、選択肢が郵送かファックスだったので、ファックスで情報を送りました。 放火予告(?)をされた方は、しばらくしたら誰かに身辺を調べられるかも知れませんが、別にあやしい人ではないと思いますのでご安心ください。 そういえば、「コンピュータ悪のマニュアル2」という本に、平成9年にレイプ依頼を掲示板にコピペしたら前科が付いたという人の体験談がありました。 身辺捜索令状を持った5〜6人の刑事がいきなり朝6時に自宅に現われた、取り調べでは本当に“優しい刑事さん”と“恐い刑事さん”が交互に出てきた、前科が付いてからは道を歩いていて職務質問を受けたときの警官の対応も全然違うなど、興味深い話が多かったです。 その中に、読者向けのアドバイスとして、「言い逃れが担当刑事の心証を大変悪くしたらしい。覚えのある事で警察の世話になり逃げられないと思ったら、素直に協力した方がよい結果になると言えるだろう」「法の下での平等なんて無い、弁護士に金を使わなければそれなりの結果しか出ない」などとありましたので、もしもの時は参考にするといいかもです。 ともあれ、今後、当ホームページの掲示板で脅迫や威力業務妨害にあたるような書き込みをされる方は、覚悟をもって発言して頂けますよう、よろしくお願いいたします。 以上、いちおうのご報告でした。 ネットアイドルちゆは万世橋警察署を応援しています。 ≪追記≫ 放火予告(?)をした人は、別の方のハンドルネームを騙っております。元々そのハンドルネームをお使いのご本人様とは何の関係もありませんので、間違われないよう、お願いいたします。 |
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| 平成17年1月21日 | 松山せいじ先生の「ブラック・ジャック」 | ||||||||||||||
最近、秋田書店が色々な漫画家に「ブラック・ジャック」を描かせています。 BLACKJACK.JPのインフォメーションを眺めるだけで、マッシブなブラック・ジャック先生、ちょっとお耽美なブラック・ジャック先生、「エロイカより愛をこめて」の世界に混ざってしまったブラック・ジャック先生などの姿が楽しめます。 先日の「ヤングチャンピオン」には、ついに立原あゆみ先生(「本気!」などの作者)の描くブラック・ジャック先生が登場しました。
いつもの立原あゆみ先生の漫画と同じく、いい年こいてるわりに青臭い男性が、ポエムのような説教のような台詞を連発。 どこからどう読んでも「立原あゆみ漫画」以外の何でもなく、「ブラック・ジャック」である意味が1ミリもないのが、もはや清清しいと思いました。 また、「少年チャンピオン」には、山本賢治先生の描く「ブラック・ジャック」が月イチ連載中。 山本賢治先生については平成15年9月15日のニュースでもご紹介しましたが、エロ漫画を描いても少年漫画を描いても変態がワラワラ登場して女の子のお腹から内臓が飛び出すのは変わらないというフリークスな漫画家です。 「ブラック・ジャック」の作画でも、先生はその才能をバリバリ発揮。たとえば、原作ではシルエットだった死体が、山本賢治版では臓物はみ出してます。
脳の異常でノラ猫が死んだ女房に見える男の話でも、山本賢治版では、奥さんがなぜか全裸で、乳首まで描かれています。
ドクター・キリコに安楽死させられている途中のお母さんすら、山本賢治版ではなんだかエロいです。
この他、「ドクター・キリコが美少女を連れ歩いている」とか「原作ではすぐに自殺した魔王大尉が死ぬ前にモンスター化して大暴れ」とか、好き勝手やっているように見えますが、実は、基本的なストーリーは意外なほど原作に忠実です。 ただし、ブラック・ジャック先生の人格描写はけっこう独特。
原作の(悪く言えば)偽善者っぽいところが薄くなり、露骨に嘲笑するような場面が多いです。 ちゆとしては、山本賢治先生が原作通りの「ブラック・ジャック」を描くというのは、なんだかアイスにタコ焼きをのせるような違和感があります。 もしも「内容はそのままで絵柄だけ今風に差し替えた『ブラック・ジャック』を作ろう」という企画なら人選で踏み外していると思いますし、せっかく山本賢治先生を選んだのなら、原作通りのストーリーをベースにするのではなく、山本賢治先生が「ブラック・ジャック」をダシにするくらいの形のリメイクが読みたかったです。 さて。 そんな「少年チャンピオン」の今週号に、今度は松山せいじ先生の描く「ブラック・ジャック」が載りました。 松山せいじ先生については平成13年5月12日のニュースなどでご紹介しましたが、代表作の「エイケン」は、サイコなおっぱいを持った女の子たちが発情期のゴリラばりの勢いで主人公に迫って来るという少年向けエロコメの最先端をブッちぎった怪作。 「グパパ」「ジョベベ」と少年誌の限界に挑戦する描写は、同時期に連載していた漫画版「スクライド」の「ビクン…ビクン」なエロ描写と競い合っているかのようでした。 そんな松山せいじ先生の「ブラック・ジャック」は、原作の持つ数多のテーマから、ピノコ可愛ぇえ!という一点に絞って抽出。基本はロリですが、欲望のおもむくままに巨乳ピノコも描かれます。 人間の愚かさとか命の尊さとかはピノコが可愛けりゃどうでもいいやと割り切っており、もちろん「ブラック・ジャック」でも何でもなくなっていますが、松山せいじ先生ですから全然オッケー。 むしろ、もっと物理やバランスを超越した奇乳が良かったとか、お風呂で石けんなら擬似顔射が欲しいとか、いつもの「ヌヂョンヌヂョン」「アワッび〜ん」みたいなイカした擬音がある方が……などと思ってしまいますが、先生にしてみれば、その辺はもはや極め尽くしたということなのかも知れません。今後は、それらを超越した先生の新境地にも期待です。 ネットアイドルちゆは松山せいじ先生を応援しています。 |
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| 平成17年1月24日 | 漫画雑誌の発行部数 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出版業界には、発行部数は水増しして発表するという習慣があります。 「公称10万部で実際は5万部」などは当たり前で、日本雑誌協会の発行部数リストにも、そんな自己申告の部数がそのまま載っていました。 ところが、昨年11月、その日本雑誌協会が印刷所の協力を得て、多くの雑誌の印刷証明付の発行部数を発表。 あくまで「印刷された数」であって「実際に売れた数」とは違うのですが、とにかく、これまでよりは現実に近いデータが分かるようになりました。 そんなわけで、「マガジンデータ 2004」を購入。 「2003年9月〜2004年8月の1年間に発売された雑誌1号あたりの『平均印刷部数』」が載っているそうで、たとえば少年漫画誌なら、ジャンプが299万部、マガジンが272万部、サンデーが116万部でした。 ちなみに、載っていた中で一番部数が少なかったのは、「せりふの時代」の8475部。 「劇場では消えてしまう言葉を後世に残すという使命を帯びた戯曲雑誌」だそうで、s-book.comの雑誌紹介を見ると、「人間オルゴールがいると噂されるイタコ病院」とか「背中の肉を使って靴を作らせる」とか「酔いどれの小学生の見た酔夢」とか、なんとなく面白そうでした。 さて。 平成13年の夏、創刊されたばかりの「コミックバンチ」が表紙に「青年コミック週刊誌最高部数70万部突破」と書いて、多くの読者に100万部以上売れている「ヤンジャン」の存在はどうしたと不思議がられました(いちおう「ヤンジャン、ヤンマガを『ヤング誌』とカウントしているのではないか」説が有力)。 もちろん、70万部を超えたのは創刊直後だけで、平成14年の1月には40万部以下に落ち込んだわけですが、(自称)青年コミック週刊誌日本一だった雑誌の現在の部数はどうなのでしょうか。 週刊の「男性向けコミック誌」で、印刷部数の分かるものを比べると……。
……見事、ヤングサンデーに勝利! 「ヤングジャンプ」と「ヤングマガジン」は青年誌ではないと言い張れば、いまでも青年コミック週刊誌ナンバー3を名乗れそうです。 また、「少女コミック」は、平成15年10月に表紙で「月2回刊少女まんが誌No.1奪還」を宣言しました。 こちらは、「マガジンデータ2004」のデータ(平成15年9月〜平成16年8月)で確認してみたところ……。
……確かに、狙ったような微差で「No.1」でした。 ちなみに、以前「ショタ狩り」という本でコラムを書かせて頂いたとき、「女子高生が小学生の男の子と付き合う少女漫画」を思いつくだけ挙げてみたら、ほとんどが「花とゆめ」の作品でした(「ディア マイン」「オトナになる方法」「ぼくの地球を守って」など)。 たぶん、それが「花とゆめ」編集長の言うところの「半歩進んだ少女マンガ」なのだと思います。 一方、女児向けの少女漫画誌はこんな感じ。
80年代半ばから10年ほど公称200万部以上をマークし続けた「りぼん」ですが、とうとう「ちゃお」に抜かれたことになります。 まあ、毎日新聞の学校読書調査では、平成13年には小学校高学年女子の「よく読む雑誌」の1位は「りぼん」から「ちゃお」に入れ代わっており、今さらという気もしますけど。 また、男児向けのコミック&情報誌では……。
今まで当たり前のように「ボンボン最弱」を信じて生きてきたのですが、どうやら今の「Vジャンプ」は「ボンボン」より発行部数が少ないようです。 「Vジャンプ」が最近突然売れなくなったのか、単にギリギリまで水増しをやめられなかっただけなのかは、よく分かりません。 ところで、「マガジンデータ」には、発行部数の他に「編集長からのメッセージ」が載っています。 たとえば、小学館の少女漫画誌「Cheese!」(17万部)の場合は、「女子中学生、高校生に向けて作ったコミック誌。理想的な男の子とのおしゃれな恋愛を描いたまんがを満載!」でした。 ……えっと、小学館の考える「理想的な男の子」とは、寝ている女生徒の体を勝手にいじくりながら「いけ」「いけ」とつぶやく保健の先生とか、デート中に突然「アスパラガスってさぁ… 硬いし…長いし 少し苦くてくせがあるのに それでも何故かしゃぶらずにはいられない… なんだか○○○に似てないか?」と言い出す奴とかのことでしょうか。 あと、「おもしろい所に連れてってやっから」と言われてついて行ったらAVの撮影現場だったとか、女の子を「ヤリマン」呼ばわりしてレイプしちゃったけど「嬉しい… 大好きっ」と応えられてハッピーエンドとかは、女子中学生に読ませたい「おしゃれな恋愛」だったのですね。 そんなこんなで、興味深いデータが多い「マガジンデータ」。ネットアイドルちゆは日本雑誌協会を応援しています。 |
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| 平成17年1月28日 | 中川翔子さんがホラー漫画に出演 | ||||||||||||
中川翔子さんというアイドルがいます。 From dusk till dawnさんの昨年4月18日などで紹介されていますが、普通にデビューして普通に写真集やDVDを出している可愛い女の子なのに中身はオタクだという珍しいアイドルです。 公式ホームページの日記を見ても、仕事の話や写真がなければ普通のオタクの日記と区別がつきません。 たとえば、昨年2月1日の日記を見ると……。
アニメを面白く感じるとなぜか悔しがるのは、オタクにありがちな習性です。 また、昨年3月3日の日記でも……。
星の話題になると聞かれてもいないのに好きなセーラー戦士を公表する人は、ちゆのお友だちにも多いです。 あるいは、昨年10月30日の日記では……。
日常生活に二次元の固有名詞が出てくるようになると、それなりに重症ですね。 そんな翔子さんは、ゲーム好き。 一昨年の12月19日の日記では、「アークザラッド2」をプレイして「詰まった、くやしいからねれない」などと朝の4時にサイトを更新しています。 「サンドラの大冒険」に対しては、「ヒットチェックがあまい!!地面にささってからのタイムラグがながすぎ」とダメ出し。 「ギガゾンビの逆襲」の感想は「ドラえもんなのにドラクエみたい」→「意外にハマっちゃって止められない」→「ギガ逆めちゃめちゃおもしろいわ!!」と変化していきました。 また、彼女は大の戦隊ファン。 昨年6月28日の日記でも、「バイオマンをこまおくりで再生してノートに動きを書き写して名乗り練習してる」などと、これまたオタクにありがちな行動です。 戦隊ソングも好きで、たとえば昨年4月27日の日記では……。
あえて正式な曲名(「ハートは火花さ、フラッシュマン」)は書かず、「ドンドンドン!ドントストップ!」で通すのが翔子流です。 ……そう言えば、「銭形金太郎」に出演したとき、翔子さんが「恥ずかしいでございます」とボケて、ネプチューンに「お蝶夫人かよ」とツッコまれていましたが、アレは「カーレンジャーのブルーかよ」とツッコむべきだと思いました。 ところで、「ダ・ヴィンチ」2月号で、大槻ケンヂさんが次のように語っています。 「オタクとデートしても女の子はつらいですよ」「『死霊のはらわた』と『死霊のえじき』を映画館に観に行ったときもダメだったなぁ。そのときは、彼女が面白がってくれないことをまったく理解できなかった」「オタクの男が恋をしたいと思うなら(略)自分が考えている10倍くらいの薄さで好きな話を始めるべき」 それを踏まえて、翔子さんの昨年6月17日の日記を見ると……。
ゾンビの基本を説明するまでもなく分かってくれています。別に薄めなくても原液のまま語り合えそうです。 もしかして彼女は、オタクに夢を与えてくれるオタクのためのアイドルなのでしょうか。そこで、昨年3月23日の日記を見ると……。
昨年6月11日の日記では……。
どうやら、彼女は殴られて出血するような男が好みの様子。 そして、一昨年の12月12日の日記を見ると……。
あと、一昨年の12月16日。
そんなわけで、翔子さんの好みのタイプはオタクトークができるブルース・リーのようです。……あまり夢のない話でしたね。 ちなみに、翔子さんは「内村プロデュース」で本物のジャッキュー・チェンと会いましたが、その時の日記を見ると……。
19歳にして残りの人生はオマケと化したらしいです。 あと、彼女が大ファンなのは楳図かずお先生(目の内側からハサミが飛び出す漫画「神の左手悪魔の右手」や、小学生が人肉を食べる漫画「漂流教室」などの作者)。 たとえば、昨年5月8日の日記を見ると……。
前後とつながりがなく唐突に挿入される「神様だ!」は、きっと理性をぶっちぎって飛び出した魂の叫びなのでしょう。 さて。 そんな中川翔子さんが、今月の「ほんとにあった怖い話」に「語り」として参加。彼女の恐怖体験談が漫画化されました。 ついついタイムファイヤーが夢枕に立ったみたいな話を期待してしまいますが、体験談そのものはオタクとは無関係でした。 しかし、どうやら翔子さん、「ホラー漫画誌だから堂々と楳図トークをしてもいい」と思ったらしく……。
楳図かずお先生ご本人から『わたしは真悟』のまりんに似ていると言われる(昨年5月7日の日記)など、以前から翔子さん自体が楳図キャラっぽいとは言われていましたが、自ら意図的に楳図かずお風を演出していたようです。 ちなみに、このオチを回された編集者が付けたアオリは、「翔子ちゃんの不思議パワーで悪霊退散!! だね(はぁと)」。……どちらかといえば悪霊を呼び寄せそうな髪型ですけど。 こんな感じで、一般人の多い場では、翔子さんはオタクとして扱われるより「不思議ちゃん」で済まされることが多いです。 ともあれ、これほど親近感が湧くアイドルは他にいません。ネットアイドルちゆは中川翔子さんを応援しています。 |
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