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平成13年11月14日 タカラがベイブレードで大儲け

 ちゆの近所のマクドナルドに、ハキハキ元気でいつも笑顔の明るい店員のお姉さんがいます。ところが最近、そのお姉さんが急に鬱になってしまい、全身から自殺しますオーラを発しながら顔面神経痛みたいな営業スマイルをしてくれます。
 いったい何が起こったら人間はあれほど変わってしまえるのでしょうか。本気で恐いので早くクビにしてください店長さん。

 それはともかく、今日のニュースです。

 先ごろ発表された中間決算によると、おもちゃ会社タカラの売上高が昨年の1.6倍になったそうです。その原動力はベイブレード昔なつかしいベーゴマが今風に進化したという触れ込みの玩具です。
 ヨーヨーに対するハイパーヨーヨー、ファーストガンダムに対するGガンダムのような位置付けでしょうか。

 そういえば、昨年は「遊戯王」一色だった夜店のくじ引きや碁石投げの景品も、今年の夏祭りからは見事にベイブレードに入れ替わっていました
 ヤクザ屋さんも子どもたちの流行に敏感です

 ただ、ベイブレードの人気は大きなお友達にはピンと来ないらしく、先日もネット上で、「ベイブレード・アニメ打ち切り」のデマが流れました
 この時期にベイブレードが終わるなんて、マジュニアを倒したところで「ドラゴンボール」が終わるのと同じくらい有り得ない話なのですが…。

 そうそう。sawadaspecial.comさんも紹介しておられましたが、「小学三年生」「小学四年生」で連載されているベイブレードの販促漫画を、なぜか黒岩よしひろ先生が描いておられます。

 黒岩先生は、「週刊少年ジャンプ」で「サスケ忍伝」「魔神竜バリオン」「変幻戦忍アスカ」「不思議ハンター」という4本の漫画を連載。
 その全てを速攻で打ち切られて、作者自身は「月刊少年ジャンプ」に左遷されるという伝説を作った漫画家さんです。

 ちなみに各連載の期間は10週・11週・17週・17週4作品合わせてようやく連載1周年という芸術的な短さです。
 打ち切られた本数では次原取締役に及びませんが、いかにも話の途中だぜ!という中途半端この上ない最終回消化し切れなかった伏線の異常な分量打ち切られた後の未練がましい作者コメントなど、「打ち切り王」と呼ばれるに相応しい御仁だと思います。

 なお、「月刊少年ジャンプ」に左遷された後、何かの間違いで「鬼神童子ZENKI」がヒット。このまま人気作家になってしまうのかとファンを心配させましたが、その後は無事に打ち切り作家に逆戻りしました。

 そうして「月刊」でも2本ほど快調に打ち切られたところで、突然「小学四年生」に「メイクミラクル 松井秀喜物語」を掲載。
 読者が困惑しているところに、続けてオタク化が進む秋田書店の「月刊少年チャンピオン」に読み切りを描いたかと思ったら、今回のベイブレードの連載です。

 先生はとうとう集英社に見限られてしまったのでしょうか。

 なお、「小学三年生」と「小学四年生」では登場人物や展開が微妙に違う黒岩ベイブレード漫画が掲載されています。パンチラが出てくるのは「小学三年生」の方ですので、間違って購入されないようご注意ください。

 ネットアイドルちゆは黒岩よしひろ先生を応援しています。

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