平成13年6月14日 | 小泉内閣メールマガジン創刊 | ||||||||||||||||||
本日、小泉内閣メールマガジンが創刊されました。 創刊ギリギリになって落第寸前の学生の試験前日猛チャージのように登録者数が激増、当初の目標だった配信数100万を突破しました。 13日午前9時:58万5000部 13日午後8時:70万1000部 14日午後6時:100万4000部 無料のメールマガジンと商業出版を比べるのは少々乱暴ですが、下のように並べてみても全く遜色ありません。
少年チャンピオンが追い抜かれるのは時間の問題ですね。 内閣広報室によると、「発信元に個別に登録する単独の読み物としては世界最大級」とのこと。官房副長官様はギネスブック申請に意欲を燃やしておられるそうです。 でも、楽天ニュースは配信数185万、ウィークリーまぐまぐに至っては330万部を超えるのですが…。別のメールマガジンを登録すると勝手に送られてくるアレは、「発信元に個別に登録する単独の読み物」とは違うということなのでしょうか。 それで素直に「世界最大のメールマガジン」とは名乗れないのだとしたら、恐るべしまぐまぐです。 そういえば、堺屋太一内閣特別顧問様も「インパク開業時の1900万アクセスは世界記録」と発言。インパクを笑え!さんに「現在の世界記録はワールドカップフランス大会公式サイトの約7300万アクセス/日である」とツッコまれていましたね。 他の「発信元に個別に登録する単独の読み物」について、ギネスブック申請前によく調べておくことをオススメします。 なお、日経新聞によると小泉メルマガのシステム構築費用は約1億円とのこと。「コミックバンチ」のコアミックスの資本金が8200万円だということを考えるとちょっと高い気もしますが、よく分かりません。 別に、経費捻出のため広告をつける等の処置をとってもいいと思いますけど。 ところで、小泉内閣より先にメールマガジンを配信しておられる民主党の鳩山さんが、「インターネット市民集会」なるYahoo!のチャットにゲストとして招かれておられました。 鳩山さんが直々にチャットをしてくださるのではなく、鳩山さんが語っておられる映像がリアルタイムで放送され、寄せられた質問のいくつかにお答え頂けるというもの。 「自分を採点すると何点ですか」という質問に、思わず「知るかそんなこと」と口走られ、なにげに好感度アップです。 さらに「愛読書」を問われて「ジャンプです」、連載漫画の中では「I”sのファンでした」との爆弾発言。 「I”s」とは、女性の尻を描かせたら日本一の漫画家・桂正和先生のラブコメ漫画。王様ゲームで女の子のパンツを脱がせたり、水着の女の子が手錠で拘束されてレイプされそうになったりする物語です。 庶民的なところをアピールしているつもりなのかよく分かりませんが、それはたとえ本当でも黙っていた方がよかった気がします。 そういえば、桂先生はもうヒーローものを描いてくださらないのでしょうか。確かに恋愛ものが描ける漫画家は集英社の手駒の中では貴重ですので、編集部は嫌がりそうなのですが。 最近のリバイバル漫画ブームに乗って「ウイングマンR」とか。…駄目ですね。 ともあれ、ネットアイドルちゆは桂正和先生を応援しています。 |