平成13年3月23日 | 魁!!web塾試験問題募集中 |
宮下あきら先生をご存知でしょうか。「魁!!男塾」の作者様です。 「男塾」について簡単にご説明させて頂きますと、現実世界には絶対に存在しないであろう改造学生服を着込んだ異様に胸板の厚い男たちが、学園生活とは名ばかりの軍事教練を受け、時代錯誤の精神主義を武器に変態的な奥義を駆使する強敵たちと人間の限界を無視した超人的死闘を繰り広げる、熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い男の物語です。 これも「キン肉マン」と並んでツッコミどころが多い漫画です。 ざっと思いつく限りでも、切断されたはずの羅刹の左腕がいつの間にか生えている、食いちぎったはずの影慶の右の小指が自然に復元している、塾長がサマン島で受けたはずの銃痕が知らない内に消えている、その他腕に刻んだ死んだ友の名前や胸に刻んだ「闘」の文字や雪辱を誓った達磨の刺青など一生消えないことがウリのものが次々と自然消滅する、盲目のはずの月光の目が大威振八連制覇の時点では見えている、虎丸の放屁で浮かび上がった月光の怒粧墨がその後の敵の卑劣な行いに対しては浮かび上がらない、初期の大豪院邪鬼の異様な巨体が「畏怖」の一言で片付けられている、影慶の流派が知らない間に愾塵流から愾慄流に変わっている、影慶が死の奥義のはずの毒手をいつの間にか普通に使っている、伊達が起こした男塾2・15事件と赤石が起こした男塾2・26事件が実は同じ年の出来事、富樫死に過ぎ、棒をどれだけ頭上で回転させても人間は空を飛べない、人体は宇宙空間を泳げるような構造にはなっていない…などなど。 それらのトンデモ・ネタも男塾の魅力の一つではありますが、しかし、それ以上に描かれる男たちの熱い生き様が尋常ではありません。 あがらずの大塾旗をあげた秀麻呂、万人橋を架けて自分たちの命を笑って散らせた松尾と田沢、別れの言葉を残して酔傑を道連れに滝壷に飛び込んだ男爵ディーノ、死闘の末に富樫の男を認めてその命を救った黒薔薇のミッシェル、富樫の仇討ちに自ら覬相鋼怨面をかぶって勝利した虎丸、己の屍をさらすことを恥として肉片ひとつ残さず死んでいった大豪院邪鬼…。偏ったセレクトで申し訳ありません。 それと先日、死んだはずの大豪院邪鬼先輩が防衛庁長官の椅子に座っている幻覚を見ましたがきっと気のせいでしょう。 そういえば、ちゆはかなり長い間民明書房が実在すると信じていたのですが、そういったことまで全てひっくるめて、男塾は極上の漫画だと断言できます。 また、宮下先生は「男塾」以外にも「私立極道高校」「激!!極虎一家」「嗚呼!!毘沙門高校」「ボギーTHE GREAT」「瑪羅門の家族」「BAKUDAN」「世紀末博狼伝 サガ」「天(そら)より高く」などの作品を描いておられますが、どれもこれも傑作揃いです。 前置きに思わず力が入ってしまいましたが、その宮下あきら先生公認のホームページ・魁!!web塾でただ今「web塾模擬試験」試験問題が募集されています。 宮下作品全般を対象にした5択問題ならば何でもよく、応募作は全て採用される予定。また、応募者は別枠でHNと一言コメント(任意)を公開して頂けるそうです。 そこでさっそく、ちゆも考えてみることにしました。宮下先生関連というからには、男らしい問題(例:「男とは何ぞや?」by独眼鉄)にしたいところです。 問題:「男塾名物”ラグビー”の正しい漢字は?」。正解は「羅惧美偉」。他の選択肢は「螺虞毘異」「裸愚媚慰」「等具琵居」「羅倶備意」。 問題:「マッハパンチのJの本名は?」。正解は「キング=バトラーJr」。他の選択肢は「Jが本名」「ジョセフ・ジョースター」「マイケル・ジャクソン」「ジャイアン」。 問題:「次のうち、Jの必殺パンチではないものはどれか?」。正解は「スーパー・ウルトラ・グレート・デリシャス・ワンダフル・ボンバー(SUGDWB)」。他の選択肢は「フラッシュ・ピストン・マッハ・パンチ(FPMP)」「フライング・クラッシュ・メガトン・パンチ(FCMP)」「スパイラル・ハリケーン・パンチ(SHP)」「トリプル・ブレード・ジャブ・スペシャル(TBJS)」。 問題:「『瑪羅門の家族』最終話のサブタイトルは?」。正解は「朝日の向こうに俺達の未来を!!」。他の選択肢は「邪なる心に怒りの最終章を!!」「古の伝説に明日への光を!!」「星の輝きに俺達の未来を!!」「今生の別れに熱き涙の餞(はなむけ)を!!」。 問題:「『BAKUDAN』でバクダンのプロ第一戦の対戦相手は?」。正解は「アニメ漫太郎」。他の選択肢は「鷹条ユウキ」「エセロック・野郎」「ボッタクリズシ・親父」「バブル・銀行」(この人たちは全て実際に劇中に登場します)。 とりあえず、以上を応募させて頂きました。 「数に限りなくいくつでも」ということですので、皆さんも是非、応募させて頂いてはいかがでしょうか。 ネットアイドルちゆは宮下あきら先生を応援しています。 |