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平成15年7月19日 ソーサがコルクバットを使用

 去年の今ごろのちゆニュースで、近所の商店街で見かけた七夕の短冊を紹介させて頂きました。「ぼくは天さいになりたいです」「ぜい金がなくなりますように」などなど。

 ところが今年は、天下の朝日新聞が老人ホームの短冊を紹介してくれました。
 10歳の男の子が「お年玉が6万円になりますように」と願うのは微笑ましいですが、72歳女性が「宝くじで1億円当たって世界一周」と願うのは痛々しいです。他の短冊も同様で……。

 ●「白い雲に乗って、遠くへ行きたい」(89歳男性)
 ●「赤坂に帰りたい」(82歳女性)
 ●「さしみ、酒」(75歳女性/病気でお酒が飲めなくなった方)
 ●「もう一度、19歳に戻りたい」(73歳男性)

 わざわざ「社会的、経済的に恵まれないお年寄り」が暮らす施設を取材したとのことで、なんともエグい記事でした。
 記者は「願い事の一つひとつに、それぞれの歩んできた人生と世相が透けて見える」とまとめてますが、そんなのでいいんですか

 ……と、10日以上過ぎた七夕の話題を前置きに、今日の本題は1ヶ月半ほど前のニュース。メジャーリーガーのソーサ選手が、禁止されているコルクを仕込んだバットを使った事件です。
 本人は、「ファンが見ている打撃練習の時、ボールがよく飛ぶと喜ばれるからコルクバットを使っていた。それをうっかり試合で使ってしまった」と釈明します。

 ソーサさんと言えば、大リーグの試合の始球式を故・小渕総理が務めた際、キャッチャーとして総理の球を受けた選手。その縁で、総理が亡くなる半年前に首相官邸を訪問したりしてます。
 彼と同じ背番号のユニフォームをプレゼントされて大はしゃぎする総理大臣の姿は印象的でした(平成11年5月3日毎日新聞)。

 そのソーサ選手、結局「わざとじゃなかった」ということで、軽い処分で済みました。
 でも、世論調査では米国人の半分以上はソーサの言い分を信じてないそうです。日本でも、深夜のスポーツ番組「うるぐす」のアンケートで、3人に2人が「故意だったと思う」と回答してます。

 余談ですが、「うるぐす」と言えば、最近は元ジャイアンツの江川投手が野球より競馬の予想に夢中。それも「第44回だから4という数字にちなんだ馬があやしい」など、オカルトが入っています。
 以前、趣味のワインの本を出して「トンデモ本の世界」シリーズで紹介された前科のある江川さん。彼の勘違いを止める人間は周囲にいなさそうなので、そのうち素敵な競馬必勝本を出してくれそうです(番組の本よりハジけたやつを)。

 ともあれ、ソーサ選手の主張は表向き認められたハズなのですが、先月27日に放送された「プロ野球好珍プレー」でも、「なんとも苦しい言い訳」と言い切られたりしています。
 ところで、その「好珍プレー」で、横浜ベイスターズの期間限定マスコットキャラクター・ブラックホッシーが紹介されていました。

 元々、ベイスターズのマスコットは、ホッシーという頭が異様にデカく、イヤらしい目つきで気味の悪い生き物カープパビリオンさん12球団マスコット研究室の解説が詳しいです)。
 ブラックホッシーはその亜種で、色々な意味で黒いヤツ。そのパフォーマンスはバク転やフェンス登りに始まり、巨人ファンの子供を追い回したり、相手チームの客席に向かって煙を吹きつけたり、巨人の練習の邪魔をして高橋由伸に蹴られたりと多彩です。

血走った目でファンの子供をビビらせます

 その飽きさせない動きは、阪神タイガースのマスコット・トラッキーに似ています。

 トラッキーは、10連続バク転足だけでフェンスから逆さブラ下がりといった技や、選手と絡むパフォーマンスが得意。
 敵チームの選手にジャイアントスイングをかけられたり、ホームランを打った味方チームの選手に喜びのラリアートを決められたり……。阪神がサヨナラ勝ちでもすれば、トラッキーは真っ先にグラウンドに飛び出し、歓喜の輪の中でボコボコにされます

 そんな癒し系のトラッキーですが、「暴力を連想させる」「抗議電話も多い」とかで、タイガース営業部はラリアート禁止令を発令。今年4月には、7年間トラッキーの中に入っていた人を交代させてしまいました。
 それ以来、トラッキーの動きがイマイチになり、以前の人の復帰を願うファンが署名運動が行ったりしています(「私達のトラッキーを返して!」)。

 その交代前のトラッキーと、動きがよく似ているブラックホッシー(今年6月に登場)。
 「好珍プレー」の番組内でも、「トラッキーの命とも言えるマスコット魂をホッシーゾへ注入」したと説明されており、諸般の事情でハッキリと言えないながら「中の人」を「魂」と表現したのかと思われます。

 ところで、阪神タイガース公式ホームページの掲示板に、昨日の試合からトラッキーの動きに以前のキレが戻っているという書き込みがありました。
 それに対して、「トラッキーの現在の中身と知り合い」だという人が登場。以前とは別の人だけど、先代に似せて頑張っているのだと説明します。真相は分かりませんが、今の人が努力してくださっているのなら、それはそれで応援したいです。

 でも、18年ぶりにタイガースの優勝が見えた今年。できれば、暗黒時代の7年間、楽しいパフォーマンスでファンの心を癒してくれたあのトラッキーに、甲子園で選手と一緒に優勝の喜びを味わって欲しいと願います。

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