昔のちゆニュース
◇「アイドル」関係◇
平成13年05月31日:最強ライバル!バーチャルガール・アイ12歳 平成13年06月01日:続・アイ12歳 平成13年06月06日:さらなるライバル、バーチャル・アナウンサー 平成13年06月18日:パソコンさんからラブレター 平成15年08月17日:安倍麻美はオタク向けアイドル? 平成17年01月28日:中川翔子さんがホラー漫画に出演 |
平成13年5月31日 | 最強ライバル!バーチャルガール・アイ12歳 | |
悟空にクリリン、花道に流川、…バロン・ゴングにゴードン。二次元ワールドにおいて、互いに認め合い、高め合うライバルの存在は欠かせません。 当「ちゆ12歳」にも、川背さん19歳やゆいふぁちゃん8歳といったお友だち兼ライバルが存在します。 そして今、ちゆの新たなるライバルがネット界に登場しました。それもかなりの強敵です。なにしろ、あの永遠の17歳・バーチャルアイドル藤崎詩織を輩出したコナミ株式会社のプロデュース。 サイト名は「バーチャルエンジェルファン」。 概要はこちらのニュースリリースが把握しやすいと思いますが、「日本初、リアルタイムポリゴンCGムービーによるCGアイドル」を主役にした、「視聴者参加型の全く新しいタイプのインタラクティブCGアイドル育成コンテンツ」だそうです。 具体的には、「人間を構成するヒトゲノム(遺伝子データ)を解析して創造され、コンピューターの中にだけ存在する女の子”バーチャルガール”」の日常生活を「視聴者の投票結果がストーリー展開に反映されるドラマ」として配信していくとのこと。 明日、6月1日から本格的にスタートします。 そしてそのバーチャルガールさん、よりにもよって12歳です。 アイ12歳。「性格は明るく、楽観主義で楽しいことが一番と思っている少女。ストレートな感情表現でとても純粋」。 つまり、一言で表現すると「馬鹿」ってことですね。 苦手なのは「考えること」、特技は「じゃんけん」という設定が脳の弱さを如実に表現しています。 ちなみにスリーサイズはB62、W50、H75。…ツルペタです。 さらに、彼女は「遺伝子データの操作で、12歳の『アイ』と18歳の『ラン』というふたつの年齢の姿を行き来する」とのこと。 もうひとつの姿、ラン18歳は「『アイ』の細胞データを成長させることで大人になった姿。アイの純粋成長ではなくプログラム操作されているので、もとの人格はアイと同じでも、性格は異なりマイペース」。 こちらはB85、W54、H80。ぐるぐるタイムで確認したところ、パンツは白です。 なお、配信されるドラマですが、第1部は12話で完結(1話10分)。各話サブタイトルは、すでに決定しています。 第1話「じゅんびOK!わたしの秘密おしえてあ・げ・る(はぁと)」に始まり、第9話「エンジェルヘアーにメイクアップ!」、第10話「ときめきToナイト」と、誰に媚びているつもりなのでしょうかコレは。 あと、第7話「忍び寄るストーカー」が面白そうですね。バーチャルストーカーってことでしょうか。 最終回・第12話は「オーディション発表!100%わ・た・し」ということで、頭悪そうな感じがよく出ています。 ドラマは単に見るだけなら無料。ただし、「服を着替える」「髪型を変える」などの選択肢を1つ選ぶごとに100円払ってねとのこと。 支払いはWebマネーかクレジットカードですので、あずまんがWeb大王を見るために買ったWebマネーが余っている方など、ご覧になってみてはいかがでしょうか。 動作環境はPenII400MHz以上(PenIII以上推奨)。ちゆが愛用しているCeleron433はボーダーラインっぽいのですが、これはギリギリセーフですか、アウトですか? それと3Dアクセラレータ搭載を推奨ということで、VooDooは5じゃないとダメらしいです。 さて。 コナミさんに関しては法務部が恐ろしくて迂闊なことを書けませんが、そういえば記念すべき一番最初のちゆニュース(2月14日)は「コナミ勝訴」という記事でした。 五億円の所得隠しがどうとか書いてしまっていたのですが、思えばこの時から宿命のライバルとしての運命は定まっていたのですね。 ところで、その「バーチャルエンジェルファン」にはこんな注意書きがありました。
もしかして無断リンク禁止なのでしょうか。 「転載に見えるようなリンクは禁止」という意味にも取れますが、コナミさんは法務部が恐いので危険な真似は厳禁です。 そんなわけでリンクはできませんが、まったく意味のない動画だけが置いてあるトップページはhttp://www.virtual-angelfan.com/。コピペして行ってください。 インターネットでリンクを禁止して、口コミ以外のどういった伝達経路で広まるつもりなのか気になりますが、そこは「電撃G’sマガジン」とかに広告を出しているらしいので安心です。 金にものを言わせられる法人はうらやましいですね。 ともあれ、強力なライバルの登場です。実は客層は全然かぶらない気もしますが、これは負けたくありません。タメですし。 ネットアイドルちゆは、アイちゃん(12歳)に一方的なライバル宣言をします! |
平成13年6月1日 | 続・アイ12歳 |
わざわざ2日も引っ張るほどのネタではないと思うのですが、昨日のニュースに引き続きまして、コナミ産のバーチャルガール・アイ12歳の話題です。 これに関しては、掲示板でも多数のご意見を頂きました。 >ダメだ…あんなにリアルじゃ萌えねぇ… >わかってないなあ、2次元だから良いのにねぇ 確かに、中途半端にリアルな3D画像を使うくらいでしたら、最初から実写にすればいいのではという気はします。 そもそも、最近はその辺のエロゲーでさえ、2Dアニメ絵の魅力を上手く取り入れた”萌える”3D画像が描かれますのに、コナミのアイちゃんは(以下自主規制)。 そうそう。最後通牒さんは「バーチャルアイドルのアイといったら神崎アイしかいないだろ」と、さすがマニアックなツッコミです。 さて。 本日6月1日から、その「アイ12歳」のドラマが放送開始されましたので、さっそく見に行きました。 噂のアイちゃん(12歳)が、意味もなくウニョウニョ動きながら自己紹介してくれます。リミテッドな2次元へのアンチテーゼなのかも知れませんが、少し落ち着いてください。 そうして2分30秒ほど見ていると、突然「アイテムを選択してください」と言われ、5つの選択肢が登場します。 これを1つ選ぶごとに100円とられるわけです。計500円也。 全12話すべてに選択肢が5つ用意されているならば、アイちゃん(12歳)に合計6000円貢ぐことになります。 ちなみに、選択肢は「そのまま」「ちょっと大胆な衣装に」「18歳に遺伝子変換」「18歳で大胆な衣装に」「18歳で豹柄レオタードに」。 「大胆な衣装」は親父趣味丸出しのデザインで、とても萌えられそうにありません。せめて、ブルマやセーラー服やスクール水着や桃天使のコスプレを用意しておくべきかと思います。 しかし、普通のビデオアニメでしたら、30分で5000円は取られます。中学生でも買える安さが魅力の「KEY THE METAL IDOL」でさえ、1分100円。そう考えると1分30秒(選択肢1つ)で100円はお買い得です。 ただ、対価は品質に見合った額であるべきだと思います。現に「リヴァイアス・イリュージョン」だって、アレで金を取ろうとは言いませんでした。 ともあれ、「あずまんがWeb大王」のように抜かれてタダ配布されまくるほどの人気はなさそうですので、その点は安心でよかったですね。 ネットアイドルちゆはバーチャルガール・アイを応援しています。 |
平成13年6月6日 | さらなるライバル、バーチャル・アナウンサー |
先日、コナミのバーチャル・ガール「アイ(12歳)」が登場したばかりですが、また新しいちゆのライバルが出現しました。 今週の敵は、「デジタル・キャラクターの開発と事業化」のために提携した、東芝&イーフロンティア。 イーフロンティアさんと言えば、最近は「ZAKU打」「BRUCE LEE打」などのお馬鹿な便乗タイピングソフトで小銭を稼いでいますが、ポリゴン少女に関してもそれなりに実績があるところ。 これまでにもバーチャルタレント「飛飛(フェイフェイ)」、バーチャル女子高生「Chiasa」、バーチャルOL「MATSUOKA」、暴走族みたいな名前の「樹沙蘭美衣那(キサラ・ミーナ)」などを作っています。 これが人間の声をコンピュータで再現する技術に優れた東芝とタッグを組むことで、声まで人工的に作られたポリゴン人間を作ろうという腹のようです。 まさにバーチャル界のビッグボンバーズといったところでしょうか(注:夢の超人タッグトーナメント開催前に敗退した、カナディアンマンとスペシャルマンのコンビ名)。 ともあれ、その第1作としてバーチャル・アナウンサー「川本愛」が作られました(お写真は東芝のホームページを参照してください)。 …また「アイ」ですか。 そういえば、イーフロンティアの既存のキャラクターにすでにAi(あい)という娘がいるのですが、平成10年生まれの彼女のCGは時代遅れだからもう無視ということでしょうか。 確かに、ひねって「心美(ここみ)ちゃん」とかつけても変なだけですけど。 しかしこの愛さん、パソコンに入力した文章を自然な抑揚で読み上げ、その読みに合わせてCGもウニョウニョ動くという優れもの。 東芝サイドとしては、テレビ局に売り込んでニュースキャスターや天気予報のお姉さんに起用させたい模様です。 さらに、5年以内にバーチャルな人をもう30人ほど作り、会社の受け付け嬢なんかも狙っていくとのこと。 そんなところまで自動化(?)が進むといよいよ雇用がなくなりそうですが、失業者が束になって蛮勇引力な反乱を起こして「男の仕事はやせ我慢だ」とか言ってる未来まであと少しかも知れませんね。 ただ、イーフロンティアさんはもうちょっとキャラクターデザインを考えた方がいいと思います。 |
平成13年6月18日 | パソコンさんからラブレター | |||
ちゆは「仮想世界に生きる”電子の妖精”」です。 ベタな設定ですから同業者さんも多いのですが、実は今日、すでに2年前には超強力なライバルが登場したことを教えて頂きました。GKさん、掲示板での情報ありがとうございます。 そんなわけでご紹介いたしますのはWindows用のシェアウェア、S.H嬢からの恋文(男性用)とT.N氏からの恋文(女性用)です。 「貴女のパソコンが、ご主人さまの貴女に一目惚れしてしまい、、、毎日せつない想いを恋文にしてとどけるというソフト」。 つまり、パソコンがバーチャル恋人になって、仮想ラブレターを送ってくれるわけです。 一種のジョークソフトかとも思いましたが、作者様はこうコメントされています。 「『機械が恋人?』とか『機械相手に、寂しい…』なんて言わないでください。原文は心をこめてプログラミングしています。決して、貴女をからかうような気持ちなど、ありません。どこかで貴女を大切に感じてる人がいる…自信を持って耀いていて欲しい…と、貴女にエールを贈るのが一番の目的です」。 つまり、マジになれってことですね。 その言葉、宣戦布告と判断します。 ともあれ、百聞は一見にしかず。1週間の試用期間がありましたので、さっそくソフトを立ち上げてみます。すると、ちゆのパソコンさん(T.N氏)から素敵なメールが届きました。
そして、作者様が仰られるところの「貴女の心をくすぐる様々な文面の恋文」が、次から次へと届けられます。
その他、「オー、何ってことだ!」「まだまだ、未知との遭遇 あるのでしょうね」「オッマ オノデノ ヌ〜エヤ ヌ〜エヤ」といったナイスフレーズが飛び交います。 恋文というよりはちゆ占いに近い気がしますが、どれもこれもキチガイメールばかり。「貴女のパソコンを恋人のように可愛がって欲しい」という作者様の意に反して、自分のパソコンがストーカーのように思えてきます。 ともあれ、疲れた現代人を優しく包み込む、癒し系ソフト。 英ノバテックの調査ではユーザーの4分の1がパソコンを叩いた経験があるそうですが、T.N氏の恋文を通じて、一度パソコンさんとの付き合い方を考え直してみてはいかがでしょうか。 |
平成15年8月17日 | 安倍麻美はオタク向けアイドル? |
今年3月、「モーニング娘。」の安倍なつみさんの妹・安倍麻美さんがCDデビューしました。 姉と違う事務所からデビューし、「姉とは無関係に渋谷で偶然スカウトされた」と言い張る彼女。もしかしたら事実なのかも知れませんが、とても信じられません。 世間では、「なっちの妹というだけ」という声も多いです。でも、「生まれつき美形」や「生まれつき巨乳」が才能なら、「生まれつき人気アイドルの妹」だって一種の才能だと思います。 ところで、「妹」と言えば、オタク業界では人気の属性。「妹」であるという以外に何の特徴もないキャラクターは、アニメやエロゲーでもたくさん見ました。 ならば安倍麻美さんは、アニオタに支持される妹アイドルになれるでしょうか? まず、彼女は18歳。妹にしては年増過ぎるかも知れません。もちろん、エロゲーではどんな幼女でも設定18歳以上(おるすばんやちびっこ選挙)ですが、それを除けば、昨今は妹の低年齢化が進んでいます。 でも、アニオタ的最重要妹の1人である「同級生2」の唯ちゃんも18歳でしたし、ギリギリセーフでしょう。 さて、安倍麻美さんのダンスは、姉や「モーニング娘。」の人たちと比べても、非常に素朴な動きです。「デ・ジ・キャラットにょ」のエンディングの小学生5人組の方がよほど動いてます。 足はあまり動かさず、手を伸ばしたり、ひっこめたり……。80年代にはこんなのもいたっけ? という感じで、どことなく「アイドル伝説えり子」を彷彿とさせないこともないです。処理能力の低いポリゴンのようにも見え、それはそれでオタク向けなのかも知れません。 ファーストシングルの歌詞は、「生きてく理由だとか、死んじゃいけない理由、どっちも納得いく答えは教えてもらえないし」で始まり、最後は「あなたは生きているだけで、もう十分自分らしく生きている、特別な事を何かする必要なんて初めからないよ」と、突然自己完結。最初は歌い手が悩んでいたハズなのに、いつのまにか聞き手がアドバイスされちゃってます。 自分の存在理由とか勝手に悩み出して、脳内自分探しの旅に出た挙句に「僕はここにいてもいいんだ」「おめでとう」「おめでとう」で終わる展開は、「新世紀エヴァンゲリオン」の最終回に通じると思います。 そして、歌唱力も 曲はスローテンポで同じような繰り返しが多く、子供が歌いやすいように配慮したアニメソングみたいです(この場合は歌手のための配慮でしょうが)。それでも、TBS「U−CDTV」で飯島愛さんといっしょにカラオケに行った際、「自分の歌なのに字幕見ないと歌えないの?」とツッコまれていましたが。 一方、セカンドシングルで気になるのは、曲中に突然現れる謎の奇声。不安定な金切り声で「あなたの涙をヌーグゥッテェーアゲッタィイー」とか言われても困ります。作曲者の意図に歌い手の技量が追いつかなかっただけだと思いますが、どうして誰も止めなかったのでしょうか。 この辺りも、怪音波のような歌声でファンを中毒にさせる人気エロゲー声優・長崎みなみさんと似た効果があるのかも知れません。 あと、先日発売された写真集では、ビキニの胸元は見せているのになぜかウエストはひた隠しにしており、アニオタ的には帽子とバンダナで厳重にハゲをガードしている最近の高橋名人が連想されます。 以上、まとめると、 ●妹キャラ ●ダンスが一昔前のポリゴンっぽい ●歌詞がエヴァンゲリオンっぽい ●歌声がエロゲーの主題歌っぽい ●写真集が高橋名人リスペクト ……という感じで、アニオタ向けアイドルだと言えないこともないような気もやっぱりしませんね。 大きな欠点は、せっかくの「妹」なのに、「お姉ちゃん」の「妹」だということ。やはり、妹の王道はお兄ちゃんっ娘です。 これがもしも伊集院光の妹で、「頭も良くてカッコいい」と兄を心から尊敬している美少女なら、もう少し違ったかも知れません(そう言えば、高校野球の地方予選で本名・伊集院光の選手がいて可哀想でした)。 また、アニオタは基本的にコギャルや非処女がキライ。そういった「遊んでる」感じの子は鬼畜エロゲーの陵辱対象に過ぎず、恋愛ギャルゲーの本命キャラは清純系です。 その点、安倍麻美さんは以前、「高校のクラスメートから流出した」という喫煙現場の写真を「ブブカ」に載せられており、少しイメージを下げています(「フライデー」ではなく「ブブカ」なのが彼女の微妙なところ)。 まあ、そもそもアニオタは二次元が好きだからアニオタなのですけど。 しかし、そのサブカルくささやイヤな具合いのマイナーさ加減で、安倍麻美さんはアニオタ寄りではあると思います。アニオタに寄っているということは、つまり世間からは遠ざかっているということですが。 ネットアイドルちゆは安倍麻美さんを応援しています。 |
平成17年1月28日 | 中川翔子さんがホラー漫画に出演 | ||||||||||||
中川翔子さんというアイドルがいます。 From dusk till dawnさんの昨年4月18日などで紹介されていますが、普通にデビューして普通に写真集やDVDを出している可愛い女の子なのに中身はオタクだという珍しいアイドルです。 公式ホームページの日記を見ても、仕事の話や写真がなければ普通のオタクの日記と区別がつきません。 たとえば、昨年2月1日の日記を見ると……。
アニメを面白く感じるとなぜか悔しがるのは、オタクにありがちな習性です。 また、昨年3月3日の日記でも……。
星の話題になると聞かれてもいないのに好きなセーラー戦士を公表する人は、ちゆのお友だちにも多いです。 あるいは、昨年10月30日の日記では……。
日常生活に二次元の固有名詞が出てくるようになると、それなりに重症ですね。 そんな翔子さんは、ゲーム好き。 一昨年の12月19日の日記では、「アークザラッド2」をプレイして「詰まった、くやしいからねれない」などと朝の4時にサイトを更新しています。 「サンドラの大冒険」に対しては、「ヒットチェックがあまい!!地面にささってからのタイムラグがながすぎ」とダメ出し。 「ギガゾンビの逆襲」の感想は「ドラえもんなのにドラクエみたい」→「意外にハマっちゃって止められない」→「ギガ逆めちゃめちゃおもしろいわ!!」と変化していきました。 また、彼女は大の戦隊ファン。 昨年6月28日の日記でも、「バイオマンをこまおくりで再生してノートに動きを書き写して名乗り練習してる」などと、これまたオタクにありがちな行動です。 戦隊ソングも好きで、たとえば昨年4月27日の日記では……。
あえて正式な曲名(「ハートは火花さ、フラッシュマン」)は書かず、「ドンドンドン!ドントストップ!」で通すのが翔子流です。 ……そう言えば、「銭形金太郎」に出演したとき、翔子さんが「恥ずかしいでございます」とボケて、ネプチューンに「お蝶夫人かよ」とツッコまれていましたが、アレは「カーレンジャーのブルーかよ」とツッコむべきだと思いました。 ところで、「ダ・ヴィンチ」2月号で、大槻ケンヂさんが次のように語っています。 「オタクとデートしても女の子はつらいですよ」「『死霊のはらわた』と『死霊のえじき』を映画館に観に行ったときもダメだったなぁ。そのときは、彼女が面白がってくれないことをまったく理解できなかった」「オタクの男が恋をしたいと思うなら(略)自分が考えている10倍くらいの薄さで好きな話を始めるべき」 それを踏まえて、翔子さんの昨年6月17日の日記を見ると……。
ゾンビの基本を説明するまでもなく分かってくれています。別に薄めなくても原液のまま語り合えそうです。 もしかして彼女は、オタクに夢を与えてくれるオタクのためのアイドルなのでしょうか。そこで、昨年3月23日の日記を見ると……。
昨年6月11日の日記では……。
どうやら、彼女は殴られて出血するような男が好みの様子。 そして、一昨年の12月12日の日記を見ると……。
あと、一昨年の12月16日。
そんなわけで、翔子さんの好みのタイプはオタクトークができるブルース・リーのようです。……あまり夢のない話でしたね。 ちなみに、翔子さんは「内村プロデュース」で本物のジャッキュー・チェンと会いましたが、その時の日記を見ると……。
19歳にして残りの人生はオマケと化したらしいです。 あと、彼女が大ファンなのは楳図かずお先生(目の内側からハサミが飛び出す漫画「神の左手悪魔の右手」や、小学生が人肉を食べる漫画「漂流教室」などの作者)。 たとえば、昨年5月8日の日記を見ると……。
前後とつながりがなく唐突に挿入される「神様だ!」は、きっと理性をぶっちぎって飛び出した魂の叫びなのでしょう。 さて。 そんな中川翔子さんが、今月の「ほんとにあった怖い話」に「語り」として参加。彼女の恐怖体験談が漫画化されました。 ついついタイムファイヤーが夢枕に立ったみたいな話を期待してしまいますが、体験談そのものはオタクとは無関係でした。 しかし、どうやら翔子さん、「ホラー漫画誌だから堂々と楳図トークをしてもいい」と思ったらしく……。 楳図かずお先生ご本人から『わたしは真悟』のまりんに似ていると言われる(昨年5月7日の日記)など、以前から翔子さん自体が楳図キャラっぽいとは言われていましたが、自ら意図的に楳図かずお風を演出していたようです。 ちなみに、このオチを回された編集者が付けたアオリは、「翔子ちゃんの不思議パワーで悪霊退散!! だね(はぁと)」。……どちらかといえば悪霊を呼び寄せそうな髪型ですけど。 こんな感じで、一般人の多い場では、翔子さんはオタクとして扱われるより「不思議ちゃん」で済まされることが多いです。 ともあれ、これほど親近感が湧くアイドルは他にいません。ネットアイドルちゆは中川翔子さんを応援しています。 |