平成14年1月12日 | もうすぐ仮面ライダー龍騎 |
近所の駄菓子屋さんに行くと、昨日まで450円で売られていた「ガオレンジャーお面」が350円に値下げされていました。 戦隊ものは1年周期で新シリーズが始まるので、そろそろ在庫処分の季節です。 さて。その戦隊よりも歴史の長い特撮番組「仮面ライダー」。 昭和63年から放送された「仮面ライダーBLACK RX」の続編の話が宮崎勤事件の影響で流れてしまい、それ以来テレビ新作がありませんでした。 しかし、ようやく平成12年に「仮面ライダークウガ」が登場。さらに翌年の「仮面ライダーアギト」の好調を受けて、2月3日から3作目の平成ライダーが始まります。 その名は、「仮面ライダー龍騎」。 新ライダーの勇姿は公式ホームページ(建設中)で確認できます。 龍騎の第一印象は、ダイエットに成功したビッグ・ザ・武道。なんとなくヒゲを生やしたガンダムを連想させられますが、わりとすぐに見慣れました。 もう1人のライダーは、仮面ライダーナイト。巨大なコウモリを背負い、ロビンマスクとバットマンを足して2で割ったような感じです。 ところで、11回に渡るテレビシリーズなど30年の歴史を持ちながら、これまで登場したライダーは約20名。 歴代戦隊のメンバーが25年で100人を超えることを考えると、仮面ライダーは孤独なヒーローです。 ところが、「仮面ライダー龍騎」では、龍騎とナイトを含めて総勢13名のライダーたちが登場。「歴代ライダー大集合イベント」を催すと、参列ライダーの3分の1が龍騎関係者になってしまいます。 それだけの人数が全員野郎だというのは濃厚すぎなので、初の女性ライダー登場も噂されます。一部で「役者は13人全員ジャニーズJr.」といった怪情報も流れていますが…。 そういえば、仲間のセーラー戦士が13人くらいいた「セーラースターズ」の最終決戦でも、半分以上は見せ場もなく適当な扱いで犬死にさせられました。 その辺が心配ですが、とりあえず13人ライダーキックに期待したいところです。 なお、平成ライダー「クウガ」「アギト」では、「仮面ライダー」というのは番組名だけで、劇中では「仮面ライダー」と呼ばれませんでした。 ところが「龍騎」では、はっきりと劇中に「仮面ライダー」という単語が出てくるようです。 初代「仮面ライダー」は、悪の組織によって醜いバッタ人間に改造された男の物語でした。そんなヒーローの孤独・悲哀こそ、仮面ライダーの本質だと考える人も大勢います。 しかし、「北斗の拳」の再放送で「片足」という言葉が「ピー」で消される現在、「改造人間」の描写自体が厳しいところです。 そんなわけで、単なる強化スーツに過ぎない仮面ライダーG3を筆頭に、平成ライダーは異質と見なされることがあります。 「仮面ライダー」という言葉が劇中に登場しないのは、そういう反感への抑止力にもなっていました。それだけに、龍騎が「仮面ライダー」と呼ばれる点は注目されます。 さて。その他の「龍騎」の注目点は、カードで戦うことです。ライダー全員、各自のカードデッキを持っています。 今ごろ「遊戯王」の便乗というのもどうかと思いますが、「アギト」が「ガオレンジャー」に視聴率で勝ちながらオモチャの売り上げで負けた反省でしょうか。 あと、「龍騎」はCGの多用がウリとのこと。 その辺りも、CGで描かれる動物ロボのオモチャをたくさん売った「ガオレンジャー」を意識しているのかも知れません。もっとも、「ガオレンジャー」は「CGだから」というより「動物だから」売れたのだと思いますが。 ともあれ、現在放送中の「仮面ライダーアギト」はラスト5話でガタガタ。残る最終回もかなりアレなコトになると思われる今日この頃。 ネットアイドルちゆは「仮面ライダー龍騎」を応援しています。 |