平成13年9月14日 | SM専門ソフトハウス・PILの名作が蘇る | ||||||
エロゲー会社にも色々あります。 感動できるシナリオが売りの会社、18禁でありながらゲーム性を重視する会社、濃厚なエロ描写に力を注ぐ会社…。 そんな中、SMエロゲー専門ソフトハウスという、一風変わったコンセプトで登場したのがPILです。 PILが目指す方向性は、そのソフトのパッケージに記述されている注意書きにも表われています。 たとえば、PILの名作「学園ソドム」の注意書きは、次のようなものです。
また、同じくPILの名作スカトロゲー「堕落の国のAngie」のパッケージを見ても、
…という素敵な注意書きがあります。 これだけ親切に変態が強調されていれば、「だよもんな感動とほんわかエロスを求めて購入したのに、排泄物が飛び交っていたいけな少女がアソコにコーラの缶を押し込まれて泣き叫ぶグロゲーだった!」ということもなくて安心です。 それでは、PILはどのようなゲームを作ってきたのでしょうか。 「輪―リンチ―恥」という作品のパッケージを見ると、ゲーム内容が次のように紹介されています。
「無題」という作品のパッケージは、こんな感じです。
その他、主人公の男性が犬として飼われ、女王様2人の小便を飲み干しながら「天国とはこのことだ」と陶酔する本格的マゾゲー「犬」など、PILは意欲的な作品を数多く世に送り出しています。 そんなPILの最新作は「ねこえすえむ」。 その名の通り、ロリな猫耳娘と制服姿でSMするゲームです。ホームページの紹介によりますと…。
そうそう。PILの姉妹ソフトハウス・ストーンヘッズの最近の作品に、「MAGO」というゲームがあります。 ボケたフリをしたジジイが、大好きな義理の孫にエッチな事をするゲームだそうで、ホームページの紹介文が素晴らしいです。
…ともあれ、「21世紀になったら明るく希望に満ちた愛と友情と根性のゲームを作るソフトハウスにメタモルフォーゼする」という公約通り、PILはNEOPILにパワーアップ。わざわざ純愛どっとこむ(jun-ai.com)まで取得して「純愛系。」というゲームを発売しました。 純愛にしてはヒロインが首輪をつけてたり、ご主人様と呼んでくれたりしますが、「SMを極めたら、ここに辿りついた」とのこと。 さて。 前置きが長くなってしまいましたが、そんなPILの過去の作品が、廉価版で再発売されることになりました。 ラインナップは、「SEEK」「ラストチャイルド」「学園ソドム」の3点。 「SEEK」は、SM調教シミュレーションゲームの先駆け。 エロゲーの歴史を変えた作品であり、これがなければどれだけの人間がまっとうな人生を送れたか分かりません。 「ラストチャイルド」は、木綿のパンツが似合う14歳のロリ少女だけで経営されているSMクラブに通いつめて、ムチで叩いたり叩かれたり、罵ったり罵られたり、「お兄ちゃん」と呼ばれたり「ポチ」呼ばわりされたりするゲーム。 HSS(恥ずかしい セリフを言わせちゃう システム)も登載しており、森山法相にバレたら確実に発禁になります。 「学園ソドム」は、脱獄した凶悪犯に占拠された教室で、女生徒たちが露出系SMを強要されるゲーム。 ただし、プレイヤーは凶悪犯ではなく、凶悪犯に脅されて仕方なく女生徒をいたぶる教育実習生。女の子のアソコにアツアツのピザを突っ込んだり、犬の格好でおしっこさせたり、うんこ食わせたりと楽しめる上、凶悪犯が捕まっても自分は無罪です。 女生徒には「主人公にほのかな恋心を抱く義理の妹」から「真面目で気が弱くて童顔で背は低いが巨乳な生徒会長の眼鏡っ子」まで揃っています。 凶悪犯の舎弟になり切って非道の限りを尽くすもよし。善人ヅラして被害者を演じ切り、目当ての女生徒とラブラブになることも可能です。 そんなわけで、以上の3作が3800円の廉価版で復活。10月26日から再発売が始まります。いずれもエロゲー史に残る名作・傑作・問題作ですので、未体験の方は是非この機会にいかがでしょうか。 ネットアイドルちゆは、鬼畜ゲームを作るPILを応援しています。 |