| 平成13年6月6日 | さらなるライバル、バーチャル・アナウンサー |
先日、コナミのバーチャル・ガール「アイ(12歳)」が登場したばかりですが、また新しいちゆのライバルが出現しました。 今週の敵は、「デジタル・キャラクターの開発と事業化」のために提携した、東芝&イーフロンティア。 イーフロンティアさんと言えば、最近は「ZAKU打」「BRUCE LEE打」などのお馬鹿な便乗タイピングソフトで小銭を稼いでいますが、ポリゴン少女に関してもそれなりに実績があるところ。 これまでにもバーチャルタレント「飛飛(フェイフェイ)」、バーチャル女子高生「Chiasa」、バーチャルOL「MATSUOKA」、暴走族みたいな名前の「樹沙蘭美衣那(キサラ・ミーナ)」などを作っています。 これが人間の声をコンピュータで再現する技術に優れた東芝とタッグを組むことで、声まで人工的に作られたポリゴン人間を作ろうという腹のようです。 まさにバーチャル界のビッグボンバーズといったところでしょうか(注:夢の超人タッグトーナメント開催前に敗退した、カナディアンマンとスペシャルマンのコンビ名)。 ともあれ、その第1作としてバーチャル・アナウンサー「川本愛」が作られました(お写真は東芝のホームページを参照してください)。 …また「アイ」ですか。 そういえば、イーフロンティアの既存のキャラクターにすでにAi(あい)という娘がいるのですが、平成10年生まれの彼女のCGは時代遅れだからもう無視ということでしょうか。 確かに、ひねって「心美(ここみ)ちゃん」とかつけても変なだけですけど。 しかしこの愛さん、パソコンに入力した文章を自然な抑揚で読み上げ、その読みに合わせてCGもウニョウニョ動くという優れもの。 東芝サイドとしては、テレビ局に売り込んでニュースキャスターや天気予報のお姉さんに起用させたい模様です。 さらに、5年以内にバーチャルな人をもう30人ほど作り、会社の受け付け嬢なんかも狙っていくとのこと。 そんなところまで自動化(?)が進むといよいよ雇用がなくなりそうですが、失業者が束になって蛮勇引力な反乱を起こして「男の仕事はやせ我慢だ」とか言ってる未来まであと少しかも知れませんね。 ただ、イーフロンティアさんはもうちょっとキャラクターデザインを考えた方がいいと思います。 |
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