平成13年5月20日 | ガオの心臓の誕生、そして新必殺技 | |
ちゆニュースを読んで「ガオレンジャー」を見るようになったという、ありがたいご連絡を頂くことがあります。一人のガオニストとして、嬉しい限りです。 たとえば、差出人が「あなたのファンより」としか書かれていない、携帯電話からのメール。
さて。 今日のガオレンジャーは第14話「魂の鳥が叫ぶ」。 先週、ガオソウルを凍らされて変身できなくなった百獣戦隊。やむを得ず素手で戦いますが、敵の大幹部・シュテン様の前に苦戦を強いられています。 そこに、ガオの幼態・ピヨちゃん(見かけはぬいぐるみ)が応援に駆けつけてくれました。 ピヨちゃん「ピヨ♪ピヨ♪」 ナレーション「五人の戦士の不屈の心が、ガオの幼態を蘇らせ、また、ガオの幼態のさえずりで、ガオソウルの流れが蘇り、ガオの戦士が復活したのです!」 言葉の意味はよく分かりませんが、とにかく変身能力を取り戻した五人。ノリノリな挿入歌が流れ出して、視聴者にヒーロー優勢の場面を知らせます。先週は歯が立たなかったはずのシュテン様に対して、なぜか今週は楽勝です。 追いつめられたシュテン様はお約束で巨大化。さっそく、巨大ロボ・ガオマッスルで追撃します。しかし、巨大化したシュテン様は強敵。「ガオマッスルでも倒せないのか!?」。レッドの悲痛な叫びが響いた、その時。 ピヨちゃん「ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨォォォォォォォ♪」 突如、ピヨちゃんが変形。 それまでぬいぐるみ状の生き物だったものが、「スーパーマリオ」のキラーを連想させる目つきの悪い生物になってしまいました。 このソウルバードが、ガオマッスルの新しい心臓(コックピット)になります。これにより、パワーは5000万馬力から7000万馬力に増大(「テレビマガジン」情報)。 形勢逆転ですが、それでも不敵に笑うシュテン様。 「よくぞ成長した、我が敵よ!」 …ノリが少年チャンピオンになっています。 ところで、ガオの心臓を入手した本来の目的はガオライオンの病気を治すことでした。「ソウルバードの力で、いよいよガオライオンは元気になりましたぁ!」という強引なナレーションが入ると、ガオライオンは復活していました。 そして、従来の必殺技「アニマルハート」を上回る、ニュー・フィニッシュホールドが放たれました。 「スーパーアニマルハート!!」 サイヤ人のように短絡なネーミング・センスが炸裂。ついに敵の大幹部、シュテン様をブチ殺しました。 赤「俺たち、勝ったんだ!」 白「あたしたち、任務完了なわけ? 明日から学校にいけるのねっ」 青「でも、嬉しいけどなんだか寂しい気もするな」 黒「なあに、これからも仲間だぜ。いっしょに仕事でも探すか」 黄「ああ、腐れ縁だ」 悪を滅ぼし、大儀あるプータローから単なるプータローに成り下がった五人。しかしまだ最終回ではありませんので、さっそく新たなる敵が姿を現わしてくれます。 めでたく五人は大儀あるプータローに返り咲き、次回に続くのでした。 |