平成13年2月28日 | ワンダースワン版「FF2」発売決定 |
とうとう、ぎんさんも亡くなってしましました。享年108歳。でも、どこのマスコミもきんさんの時みたいに馬鹿騒ぎしてないので、この話題はこのくらいにしておきます。 さて。ファミコンの歴史に残るRPG「ファイナルファンタジーII」が発売されたのは昭和63年。ちゆが生まれる前です。 「ファイナルのくせに2とは何事だ」というツッコミも「10」とか「11」とか「12」とか言ってる今となっては遠い日の思い出ですが、その懐かしの「2」がワンダースワンカラーで5月3日に発売されるそうです。 「FF2」と言いますと、ちゆにはセーブデータが消えて消えて消えまくった思い出が一種のトラウマとなって残っているのですが、皆さまはどんな印象をお持ちでしょうか。 未プレイの方のために、ここでちょっとだけ説明させていただきます。 まずカートリッジを差し込み、電源を入れます。すると「セーブデータが消えました」と言われるので、はじめからプレイし直すことになります。 さっそく主人公4人の名前を入力します(以下の名前はデフォルト名)。 ●いかにもヒーローな若者、フリオニール ●小説版で読者サービスのエロシーンがあった紅一点、マリア ●動物語は話せるが人間の言葉は理解できない筋肉バカ、ガイ ●ゲーム開始直後にさらわれていなくなる男、レオンハルト ちなみにレオンハルトとの再会はエンディング直前。彼には全ストーリーの30分の1程度しか出番がありませんので、安易に仲良しの友達の名前をつけると友情にヒビが入る恐れがあります。どちらかと言うと、嫌いな奴の名前をつけとく方が無難です。 そしてプレイ開始ですが、「FF2」の最大の特徴は、「FF8」のドロー&ジャンクションに匹敵する奇抜な成長システムにあります。 たとえば、いつも剣で攻撃していると剣の「熟練度」が上がり、剣の扱いが上手くなります。同様に、ファイアを使った回数が多ければ多いほど、ファイアの威力が増します。つまり、その能力を使った回数が多ければ多いほど、その能力が得意になる仕組みです。 プログラム的には、「こうげき」「まほう」などのコマンドを選択したときに「剣の攻撃1回」「ファイア1回」とカウントされるのですが、実は、いったん「こうげき」を選んでからBボタンでキャンセルしても「1回攻撃した」とカウントされます。 つまり、AボタンとBボタンを交互に押すだけで熟練度が上がってしまうのです。だから、最初のゴブリンとの戦闘でAボタンとBボタンを交互に何千回か押せば剣の達人になれます。 さらに、戦闘終了時に瀕死の重傷を負っていれば最大ヒットポイントが上昇するというサイヤ人システムが導入されています。この際、そのへんの雑魚モンスターの攻撃ではなかなか重傷にならないので、破壊力のある味方の攻撃で痛めつける方が効率的です。 もちろん殺しては駄目ですから、死なない程度にギリギリの苦痛を与えるバランス感覚が重要になります。男女混成パーティーですので、はたから見ると変態SMプレイに見えてしまいますが、これも修行です。美女マリアの電撃魔法を受けて死の淵まで追いつめられ、以前よりもタフになって蘇る筋肉男ガイ。もちろん、その次はさらに強力な電撃が必要に。 なお、これらのボタン連打やマゾ行為は邪道らしいので、正統派を自認される方は地道に熟練度を上げてください。 マッチョマンのガイを鞭で戦うオカマ戦士に育成したり、紅一点のマリアを巨大な斧を振りまわして暴れ狂う筋肉ヒロインにしたりと自由度は高いです。ちなみに、ちゆのおすすめは全員男らしく素手。女性のマリアでも、ちゃんと熟練度を上げれば渡嘉敷以上のパンチャーに育ちます。 ワンダースワン版ではキャラクターの成長システムが「微調整」されるそうですが、ボタン連打やパーティーアタックは是非そのままにしておいて欲しいところです。 また、イベントにも新しいシーンや演出が加えられるそうですが、ヨーゼフ(裸同然の装備で戦うハゲ親父。主人公たちを守るために巨大な岩の下敷きになって圧死)の死に様を格好よく演出してほしいと思います。 ネットアイドルちゆはヨーゼフを応援しています。 |