・「ちゆ12歳」は2010年4月1日より、「おしりだいすき!」にリニューアルしました。
・文中で紹介している漫画やビデオの内容は本当なので、普通のコラムとしてお読みください。







◆ おしり資料館 第1回:『ダーティ松本の白雪姫』 文:ちゆ12歳

 一般に知られている『白雪姫』のストーリーは、白雪姫が7人のこびとにレイプされるお話です。

『絵本の艶本』 96頁 『二次元ドリームマガジン』 Vol.23 148頁
例1:SAYAYUKI先生バージョン 例2:RIKI先生バージョン

 本日ご紹介する『ダーティ松本の白雪姫』という漫画も、序盤は一般的なストーリー通りに、白雪姫が7人のこびとにレイプされます。

『ダーティ松本の白雪姫』 79頁

 さて、こびとに白雪姫を襲わせたのは、彼女を邪魔に思う継母でした。
 ところが、白雪姫は殺されずに生きたまま監禁されてしまったので、改めて確実に息の根を止めようと、継母は毒リンゴを用意します。

『ダーティ松本の白雪姫』 88頁

 こうして白雪姫は悶絶死するのですが、その遺体を王子様が発見します。

『ダーティ松本の白雪姫』 92頁

 「死体でもがまん出来ん…」「き 奇跡だ!! 生き返った!!」というわけで、王子様の死姦で目を覚ました白雪姫は、お城に監禁されることになります。

 それから、魔法使いの魔法による人体改造プレイが始まって……。

『ダーティ松本の白雪姫』 107頁

 そして、王子様はアナル好きだったので、

『ダーティ松本の白雪姫』 115頁

 「しらゆきひめの ちぶさは おしりに かえられてしまいました

 さらに下腹部もおしりに変えられて、

『ダーティ松本の白雪姫』 116頁

 「しらゆきひめは ひとびとから しりゆきひめ とよばれるように なったのです」

 ダーティ先生はエロ漫画に最初にふたなりを持ち込んだ人物ですが、これもその同時期の作品になります。
 その辺、先生が特におしり好きだったというよりは天才だから何でも思いついちゃったという感じなのですが、「しらゆきひめ」と「尻イき姫」という無茶苦茶なダジャレで終わるインパクトで、おしり資料紹介の第1回とさせていただきました。

 あと、言うまでもないのですが、この辺のダーティ作品はよく見るとチンコっぽい集中線とかも天才的です。

↓よく見るとチンコっぽい
『ダーティ松本の白雪姫』 116頁

 おしりだいすきちゆはダーティ松本先生を応援しています。








◆ おしり資料館 第2回:『女子校生の尻文字あてまSHOW』 文:ちゆ12歳

 早くも2回目となりましたおしり資料館、本日ご紹介するのは『女子校生の尻文字あてまSHOW 1』です。


 発売は2007年。当時は6000円くらいで売っていました。
 ご存じ、パンツフェチ系レーベル「ELEVEN」の作品で、「1」と書いてありますが「2」はありません

 内容は、2時間ひたすら女優さんがカメラに向かっておしりを振るだけで、もちろん本番などは一切なし。
 かつての『尻振りパンティー』シリーズの後継的存在といえますが、「尻振り」ではなく「尻文字」をタイトルに据えて、「女子校生」を冠したのが特徴です。

 具体的には、こんな感じにおしりを振って、


 終わったら答えを発表する流れになります。


 画像は答えが「ウィンナー」だと発表されたところですが、それにしても女子校生に見えません

 そして、これが2時間ほど繰り返される中で、印象的だったのは10番目に出てきた女優さんです。


 と書いた尻文字の答えが、


 で、なぜか誇らしげな女優さんでした。

 それから、15番目の女優さんがおしりを振った答えは、


 純一郎じゃなくて純三郎? と思ったら、


 「私の……祖父です!」とポーズを決める女優さん。
 これが2時間の映像の一番最後で、明らかに意識的にオチとして配置されています

 そんなこんなで、全体的に迷走している『女子校生の尻文字あてまSHOW』。
 昭和の深夜番組のワンコーナーみたいなタイトルからして地雷臭プンプンでしたが、実際に見てみると、AVの内容がパッケージを上回ることはない法則に従って、ちゃんと中身はタイトル以下です。

 おしりだいすきちゆは『女子校生の尻文字あてまSHOW』を応援しています。








◆ おしりエッセイ 文:ちゆすけ

 いやっほう。
 実は、このサイトのコンテンツはさっきので終わりなんだ。
 ここから先は、おしりサイトとしての体裁を整えるための水増し文章で、別に面白いことは書いていないから、ほかのサイトを読みに行った方が楽しいゾ!(「ゾ」は『おとぎ銃士 赤ずきん』のりんごちゃん風に発音)



 と、前置きを済ませたところで、冬アニメの感想だ。
 『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のオープニングのおしりも悪くないが、おしり・オブ・ザ・冬アニメとしては、やはり『れでぃ×ばと』の彩京さんの桃尻っぷりが最強だったように思う。

れでぃ×ばと! 第5話 より

 また、意外と伏兵だったのは『おおかみかくし』の9話で、眠ちゃんが発情して博士くんに擦り寄りながらおしりをあげる動きが地味に好きだ。

おおかみかくし 第9話 より

 と、キャプチャ画像も紹介してみたが、この辺は動いてこその魅力なので、静止画1枚だと良さが伝わらないのが残念だ。

 注意:『れでぃ×ばと』はエロ本位のアニメなのに意外と内容も面白くてキモオタなら見て損はないが、『おおかみかくし』は内容本位のアニメなのにストーリーが微妙で、これから見るのはオススメできない。(ゲーム未プレイだから理解できないのだと思うが、特に10話ラストからの遊佐浩二の行動プランが設定のわりに幼稚すぎるように感じられ、後藤(強)さんが暗黒流れ星に至る心情も描写不足すぎてどう受け止めていいのか分からなかった。ただし、パロディ的な面白さだが、11話までを前フリにして、12話のキャラぶっ壊れた眠ちゃんは大好きだ)



 せっかくだから、このサイトの背景画像に使わせていただいた抱き枕の話もしてみる。


 まず、『鉄のラインバレル』の九条さんの抱き枕は金子ひらくさん原画で、さすがの肉感だ。

 ただ、水着を新しくデザインしているのは立派なのだが、九条さんは4話・6話・12話と本編で3度も水着になっており、公式抱き枕の場合は、本編で着ていた水着と同じものを着せる方が良いと思う。




 こちらは、ご存じリーネちゃんで、高村和宏監督の描き下ろし。
 「原画から彩色まですべてひとりで仕上げた」そうで頭が下がるが、監督の画風は主線がダイナミックなので、抱き枕としては少し注意が必要だ。


 壁に飾って眺める等身大ポスターなどと違って、抱き枕は抱いて見るものなので、主線が細くて整っている方が違和感が少ない。
 そのため、SAI使いとか、主線をパスで描く絵師さんの方が抱き枕向きで、普段そんなことをする必要のないアニメーターさんには不向きと言える。

 しかし、このおしりに関しては、力強い線が若くて勢いのあるおしり感を出していて、個人的には嫌いではない。


 もちろん、一般論としては、こんな風に主線が自己主張していること自体が、抱き枕とは合わないわけだが。

 また、より根本的に、アニメ絵の色の乗せ方は、抱き枕のような「巨大な一枚絵」には不向きだという問題もある。
 しかし、アニメ絵の公式抱き枕に存在意義があるとすれば、「本編と同じ絵のキャラがそのまま描かれている」という点が大きいわけで、やはりメインスタッフの描き下ろしということ自体は大事にすべきだと考える。



 そんなわけで、抱き枕としては、塗りの細かいエロゲ絵の方が向いているので、


 基本的には、この珈琲貴族先生原画の『フリフレ』抱き枕のようなものが、良質のおしり枕として幅広い層にオススメできる。

 しかし、先ほどのリーネちゃんがAmazonなどで買えるのに比べて、エロゲ市場はもっと小さいため、このフリフレ抱き枕もコミケ初日の開始から数時間しか販売されておらず、オススメというには入手が難しい。
 在庫のリスクなどを考えると仕方ないが、始発から直行しても売り切れていてヤフオクで高騰する抱き枕もあったりで、悩ましいところだ。
 この辺、すべて受注生産の通販にすれば解決する気もするが、そんな通販よりもコミケのブースで在庫販売する方が売れるのも事態をややこしくしている。





 最後に、こちらは『かわいい抱き枕を作ろう!』の著者・Finalさん製作の抱き枕だ。

 一般に、抱き枕も露出度の高い方が需要があるため、公式でもパンツは半脱ぎ、18禁なら生尻が多く、「しっかりパンツを履いたおしりフェチ」の肩身は狭い。
 そんな中、この抱き枕は注文時に選択肢があって「しっかりパンツを履いたおしり」「パンツ半脱ぎのおしり」「完全に脱いだおしり」の3タイプから好きなものを選べるのが素晴らしかった。

 おしりに限らず、衣装や表情やシチュの好みは人それぞれなので、こういった選択肢は多ければ多いほど良く、パンツの柄が選べるくらいが望ましい。
 ただ、一種類の絵柄で大量生産した方が単価を安くできることなどもあって、最近はそういう売り方をするところは減っている。種類が多いと注文や発送の手間もかかるし、やっぱり一種類決め打ちの方が良いという結論に至ることが多いようで、残念だが仕方のないところだ。







いつものちゆ12歳