「幸福の科学」と「GLA」の教義には共通点が多い

エル・カンターレの最大の黒歴史「エル・ランティ」とはの補足です)

万教同根
大川隆法の著書と高橋信次の著書には類似点が多い
大川隆法検証本を検証する
1994年の教義改訂で、「GLA」が由来の部分は細々と変更された


平成21年12月29日 万教同根

 仏教・キリスト教・儒教などの根源は全部同じだという「幸福の科学」の教義には、色々なものが混ざっています。

 たとえば、幸福の科学の雑誌「ザ・リバティ」の2005年10月号を見ると……。

『ザ・リバティ』 2005年10月号 43頁
拡大した画像

 恐ろしいことに、「幸福の科学」はウンモ星人すら取り入れているのです。


平成21年12月29日 大川隆法の著書と高橋信次の著書には類似点が多い

 そんな感じで、色々入っている「幸福の科学」ですが、もっとも含有率の高い成分は「GLA」の教祖・高橋信次さんの教えです。

 たとえば、「幸福の科学」によると、霊界には「9次元宇宙界」や「8次元如来界」があって、「7次元菩薩界の人口は約2万人で、ペテロやアンデレやミロクがいる」のですが、同じことを先に唱えたのが高橋信次さんでした(25日の更新参照)。

 また、「幸福の科学」によると、あの世から現世に生まれたい人は、まず人生計画を立てて天上界の役所に願書を出すそうで、「幸福の科学」が作った映画でも、次のように映像化されていましたが……。

『映画ノストラダムス戦慄の啓示 全秘密』 50〜54頁

 このシステムも、お経や聖書に載っている話とはだいぶ違いますが、高橋信次さんの説とは似ています。

『人間・釈迦 第1部』 あの世の役所にも登録制があり、この現象界へ出てくるまえに計画がある
『心の発見 神理篇』 91頁)

あの世から、この現象界に生まれてくる者達の中には、「今度こそ立派な医者になって、病める者を救ってこよう」と、魂の兄弟達や友人達と約束をして送別会をしてきた天使達もいる。
『心の発見 科学篇』 209頁)



 そんな感じで、「幸福の科学」の総裁・大川隆法先生も、教義の土台は高橋信次の教えだというようなことを述べています。

私は、人間・高橋信次の遺した心の教えを土台として、さらに、これから五十年近い年月の間、正法神理を説いてゆこうと思っております。
『黄金の法』 212頁)

 ですから、両者の歴史観や世界観には、少なくとも表面的には類似した部分は多く……。

『人間・釈迦 第1部』 「私は、紀元前七千年の頃、アトランテス帝国に生まれた(中略)アガシャー大王さまにお仕えした神官で、政治も司どっていた者であります。
(中略)
アガシャー大王さまは神理を説かれ、自然の恵みに感謝するよう人々に呼びかけたのでございます。
しかし悪魔に魂を売った多くの人々は、大王を始め私達を捕え、大衆の前で見せしめのためということで処刑したのでございます。
(中略)
アトランテスは、使命によって神理論を説く光の天使達を処刑してしまったために、遂に神の怒りに触れたのでございます。
そして、私達の生まれたアトランテス大陸は、黒い想念に覆われ、神仏の光を受けることなく、陥没してしまったのでございます」
『心の発見 神理篇』 89〜91頁)
アガシャー大王の治政で特徴があったのは、彼は毎月一回、十万人以上収容できる大広場に市民を集め、説法したことです。
(中略)
やがて、理神論派は反乱を起こし、アガシャーをはじめとする王族たちをとらえ、広場で、生き埋めにするという暴挙に出ました。
(中略)
数多くの光の天使たちは処刑され、アトランティスでは、悪魔が勝利を得たかに見えました。
しかし、彼らがつくり出した暗い想念のくもりが、全アトランティスをおおったため、地球意識に反作用が起こり、全アトランティス帝国が、一昼夜にして、海底に陥没するという信じられない現象が眼前に生じたのです。
『太陽の法』 198〜202頁)

『人間・釈迦 第1部』 ゴーダマの前の生命は、リエント・アール・クラードと呼ばれ、南米のアンデス山脈の麓に生まれている。
『心の発見 科学篇』 196〜197頁)
リエント・アール・クラウドという王さまが、このアンデス山中のインカの国に生まれました。
(中略)
やがてこの生命体は、インドの地で、ゴーダマ・ブッタ、すなわち、釈迦牟尼仏となり、仏法を説くことになります。
『太陽の法』 203〜204頁)

『人間・釈迦 第1部』 原子体と光子体、霊子体は、霊子線ともいうべきもので結ばれている。
死は、原子体との訣別で、霊子線が切れてしまったときであり
『心の原点』 57頁)
人間の死の瞬間とは、その魂が肉体を離れ、魂と肉体との霊子線が切れるときなのです。
『黄金の法』 38頁)

『人間・釈迦 第1部』 あなたの子宮の中は、実は、地獄界をつくっています。
(中略)
世にいう血の池地獄というものです。
(中略)
数え切れないほどの地獄霊が、あなたの子宮の中にいっぱい住んでいます
『悪霊 II』 255頁)
血の池地獄は色街などにいる女性の子宮にある
(中略)
霊の体の大きさは自由自在なので、霊は大きくも小さくもなりますが、色街あたりの女性のおなかのなかに、実際に、そういう地獄ができているのだろうと思います
『復活の法』 252〜253頁)



 そんなこんなで、単純に「幸福の科学」と「GLA」の類似点を列挙するのは簡単なのですが、もちろん、両者には相違点も多いです。

 これについて、大川隆法先生は、完全に同じ部分は1割くらいだけだと述べています。

『GLA』の高橋信次氏の教えのコピーだといいますが、高橋氏の(生前の)教えは私の教えと質、量ともにぜんぜん違い、一割ぐらいしかない
もう十倍以上の広がりになっているし、彼が説いていなかった宏大無辺な世界についても説明しているので、コピーとは決していえないと思います。
同氏の思想はキリスト教、神道、儒教などに触れておらず、また、『反省』のみ説いて、当会の基本教義たる『愛』『知』『発展』が完全に欠落しています。
(『週刊朝日』 1991年10月18日 31頁)

 たとえば、高橋信次さんがあまり語らなかった大昔の文明についても、大川先生は、「76万年前のゴンダアナ大陸には、オデコに第三の目があってサイキック・パワーが使える人たちの文明があった」「30万年前のミュートラム大陸は……」「8万年前のレムリア大陸は……」などと詳述しています。

 また、高橋信次さんが数億年前から始めた創世記も、大川先生は100億年単位で始めて、「55億年前の金星には文明があって、金星人は下半身が人間だけど上半身はユリの花で、背中に茂らせた葉で光合成をしていた」などと語りました(『太陽の法』 40頁)

 土台の1割くらいは同じだとしても、「幸福の科学」の教義は、その土台から宏大無辺に広がっているのです。


平成21年12月29日 大川隆法検証本を検証する

 1992年、米本和広さんが「大川隆法の霊言」という本を出しました。

『大川隆法の霊言』 表紙

 これは、大川隆法先生の霊言集を各界の有識者に読ませて、「孔子の霊が『孔子です』って名乗るのは変じゃね?」「日蓮の霊が『動天驚地』って言ってるけど『驚天動地』だよね?」とマジレスしていく内容。

 帯には、参加した有識者の名前が並びますが……。

『大川隆法の霊言』 帯&230頁

 本の中に載っているリストと見比べると、帯では呉智英さんと志水一夫さんだけ省略されています。



 さて、この本では、大川隆法先生の著書の珍妙な点にツッコミを入れています。

 たとえば、

大川さん、『霊言集』が売れはじめ、会員がそれを盲目的に信じ始めると、もうデタラメをガンガン乱発するばかり。調子に乗ってこんなことまで書いてしまう。

「釈尊(釈迦)の死後、すでに二千数百年経っています。そして二千年も同じ考えが連綿と続いて、まったく紋切り型で、形だけを真似ている。(略)宗教家というと、もうお線香を燻いてやっている。線香などはね、日本では必要ないのです。インドの地で線香を燻いたのは、かの地では蚊とか虫が多かったからです。修行に差障るからそういう香薬とか没薬を用いて修行していたのです」
(『親鸞聖人霊示集』P188)

これ、線香じゃなくて蚊取り線香のことでしょうが。
お仏壇の線香じゃ蚊は死なないもんね。
それに「日本では線香など必要ない」だって。日本には蚊がいないの? もうメチャクチャ。
『大川隆法の霊言』 115〜116頁)

 ……と、米本さんはツッコんでいるのですが、実は、これは調子に乗ってデタラメを書いたというより、高橋信次の本の内容をウロ覚えで書いたものと思われます。

『人間・釈迦 第1部』 仏教では、仏前に香をたく。
これは、ゴーダマ・ブッタの時代、またそれ以前からの習慣であった。
それは、人々の体臭がきつく、互いに迷惑をこうむっていたからのようだ。
特に、サロモンやサマナー達(修行者)は、森や林のなかで生活をしているため、毒虫などに襲われることが多かった。
それから身を守るため、薬草や、木の実の汁などを身体に塗っていたから、臭かったのだろう。
その体臭を避けるために、香をたいて、匂いを柔らげることが、他人に対する礼儀であり挨拶であった。
水浴をしても、入浴をするということはなかっただろうから、こうした習慣が、香をたくという形式になってしまったのだ、と私の守護霊は、教えてくれた。
『心の原点』 167頁)

 たぶん、これが大川先生の脳内で蚊取り線香のイメージと結びついて

インドの地で線香を燻いたのは、かの地では蚊とか虫が多かったからです。修行に差障るからそういう香薬とか没薬を用いて修行していたのです。

 と、どこからともなく蚊が現れて、仏壇の線香で蚊は死なないのに何言ってんだ的文章になってしまったのでしょう。



 また、「波羅蜜多」という言葉の解釈についても……。


「これ(波羅)は『パーラ』とインド語では言って、『内在する』という意味です。『心の奥底の』、という意味です。
『蜜』というのは、これは蜂蜜の蜜ですが、『非常に価値あるもの』『値打ちあるもの』という意味です。
『多』は、それが多いという様、こんこんと湧いてくる様を言います。
すなわち、心の井戸を深く掘ったら、こんこんと湧いてくる叡知、そういう意味で『波羅蜜多』という言葉を使っているのです」
(『釈迦の本心』文庫P85)

(中略)
蜜は蜂蜜の蜜ですって? ちょっと待って下さい。湘南工科大学の佐伯真光教授に解説してもらいますから。

「大乗仏教の経典は、梵語つまりサンスクリット語で書かれているわけです。(略)そのサンスクリット語を、中国で、同じ音の漢字に移したものが漢字の教典なのです。(略)波羅蜜多はサンスクリット語のparamita(パーラミター)を漢字で音写したものですから、波羅蜜多の漢字そのものに意味はありません。(略)中国や日本ではparm(彼岸に)+ita(至った)、つまり『彼岸に至る行』と解釈するのが普通です。なんですか、蜜は蜂蜜の蜜で、非常に価値あるものだ、なんて」

やはり大川さん、東大出だからか、つい漢字から意味をこじつけようとしてしまうんですね。
『大川隆法の霊言』 78〜79頁)

 ……と、米本さんはツッコんでいるのですが、実はこれも、大川先生が漢字から意味をこじつけようとしたのではなく、高橋信次の受け売りです。

『人間・釈迦 第1部』 原語はバラモン教典のパラミターである。それが中国に渡り、波羅蜜多になった。パラミタとは彼岸に至るという意味である。
彼岸は智慧が充満した安らぎの世界であり、般若心経では、これを、般若波羅蜜多心経と書いている。
ところで当時のインドは蜂蜜が貴重品であった。蜂蜜は栄養価が高く、数少ない食糧品であるが、当時のブッタはその蜂蜜になぞらえ、彼岸の里は蜂蜜に似て、滋養が満ちあふれたところであると説いた。
漢文はミタを蜜多と当てたが、この当て字は真意をそのまま書いている
といえる。
『人間・釈迦 第1部』 275〜276頁)

 大川先生は、これを簡単に分かりやすく書こうとして、

『蜜』というのは、これは蜂蜜の蜜ですが、『非常に価値あるもの』『値打ちあるもの』という意味です。『多』は、それが多いという様、こんこんと湧いてくる様を言います。すなわち、心の井戸を深く掘ったら、こんこんと湧いてくる叡知、そういう意味で『波羅蜜多』

 と、「当て字なんだけど意味のある漢字が選ばれている」という点を省いて、当て字の話だけに絞った結果、分かりやすいけどデタラメになったようです。



 それから、大川先生の本には、人名のカタカナ表記に微妙なものが多く……。

五千冊読んだと豪語する文献のどこにこんな名前があったのか知りたいものですね。(中略)次の名前もどこから、持ってきたのやら

「村娘はチュダータとその名を名のりました。そのチュダータは、ゴーダマの姿を見ると橋を渡って駆け寄ってきて、そうして一椀のミルクがゆを差し出しました」
(『釈迦の本心』文庫P24)

「村娘の名はスジャーター。コーヒーミルクの商品名で『スジャータ』ってのがありますね。あれはこの村娘の名前から取ったものなんですよ。チュダータねえ、誰ですかそれ」(前出佐伯教授)
『大川隆法の霊言』 104〜105頁)

 別に知りたくないと思いますけど、どの文献にこんな名前があったかといえば、もちろん高橋信次です

『人間・釈迦 第1部』 「しぼりたての牛乳です。よかったら一口いかがですか」
(中略)
「ハイ、チュダリア・チュダータと申します」
(『人間・釈迦 第1部』 275〜276頁)



 そんな感じで、そろそろ止め時を見失っていますけど、

神ということばは、上下(かみしも)の上(かみ)、すなわち、通常の人間より上にある、上位にある霊的存在としての上なのだと言えると思うのです。
『永遠の法』 91頁)

 という記述について、

いくつかの説があるなかで、あなた(大川)が「上下の上」を選んだことに意味がある。
神は本来、上下で比較できるようなものではなく絶対的存在。にもかかわらず、人間より上にある存在と解釈したところに、大川さんの価値観が表現されている
そして、何にでも「上下関係」を作りたいから、あの世にまでランキング表をもちこんだ。

『大川隆法の霊言』 148頁)

 ……と、深層心理を分析する米本さんですが、これも高橋信次の一言で済みます。

『人間・釈迦 第1部』 こうした神は、ゴッドの神ではなく人間の“上(かみ)”というべきなのです。
『心の指針』 44頁)



 最後に、比較的重要なところで、仏教の八正道の「正業」について、大川先生は次のように述べていますが……。

正業とは、正しく仕事をなすことですが、正しく仕事をなすとは、一体どういうことでしょうか。
人間は、仕事をしなければ生きてゆけないようになっています。生活の糧を得るためにも、人間は働かなければ生きてゆけないようになっているのです。
つまり、正しく仕事をなすとは、神の子としての使命感にもとづいて、世の人びとに対する感謝行として、なにか役に立つような仕事をするということなのです。
『太陽の法』 121頁)

 これについても、

大川さんたら「正業」を「しょうぎょう」と読んでる。しかも、「正業」の意味を「正しい職業・仕事」と捉えている。
ところが本当は「正業」は「しょうごう」と読む。なぜなら「正業」の「業」は、カルマの「業(ごう)」なんですから。
仏教では、きわめて重要な概念でしょ。最大公約数的な言い方をすれば「行い」ってことになる。それをあなたは「職業の業」だと思っちゃったんですねえ。
『大川隆法の霊言』 110頁)

 ……と、米本さんはツッコんでいますが、これも大川先生が思っちゃったわけではなく、ご存じ、高橋信次です

『人間・釈迦 第1部』 正業(正しく仕事をすること
『心の指針』 104頁)

正業(しょうぎょう
(中略)
私達は、生活の基盤を放棄することはできない。生きていられなくなる。(中略)生活のための仕事に対して、不平不満の心が存在することは、すでに感謝の心を失っているからである。(中略)社会の人々に貢献できる目的を持った、正しい仕事を私達は修行の目的として行なわなければならない。
『心の発見 神理篇』 176〜178頁)


 そんなこんなで、大川先生の本の中で「おやっ」と思うような記述があった場合、米本さんの本では、何でも大川先生の人格を原因に結びつけがちですけど、単に高橋信次なだけというパターンは多いです。


平成21年12月29日 1994年の教義改訂で、「GLA」が由来の部分は細々と変更された

 「幸福の科学」は1994年に教義を改訂しました。

 たとえば、「正業」に関する記述を見ると、

1987年版 四、自分は正しく仕事をしたか。神のくださったダイヤモンドのような時間を、有効に使ったか。人に役立つように使ったか
『太陽の法』 89頁)
1994年版 四、自分は正しく行為をしたか。修行者としての戒律を犯すようなことはなかったか。手や足やその他の身体器官が、法律に反する殺人・暴行・盗みや、性道徳に反する、不倫や、わいせつ行為、悪質な風俗営業での堕落した行為、ポルノへの傾倒などの罪を犯すことはなかったか。あらゆる生命を尊重し、仏・法・僧の三宝には布施を惜しまなかったか。(正業(しょうごう)
『新・太陽の法』 119〜120頁)

 「釈迦の本心」という本でも何の説明もなく「正業=正しい仕事」で話を進め、「真説・八正道」という本でも「正業=正しい仕事」という前提で34ページも語っていた大川先生。
 それを「正業=正しい行為」に修正すると、「本心」とか「真説」って何だったんだということになりかねませんが、そこをあっさり修正しちゃうのが、大川先生のある意味すごいところです。



 その他、細かいところまでいちいち修正されていて……。

大川1987 六大神通力とは、天眼(てんげん)、天耳(てんじ)、他心(たしん)、宿命(すくめい)、神足(しんそく)、漏尽(ろうじん)の六つです。
『太陽の法』 149頁)
米本和広 天耳は「てんじ」じゃなくて「てんに」、宿命は「すくめい」じゃなく「しゅくみょう」、漏尽は「ろうじん」でなくて「ろじん」
『大川隆法の霊言』 108頁)
大川1994 六大神通力とは、天眼(てんげん)、天耳(てんに)、他心(たしん)、宿命(しゅくみょう)、神足(じんそく)、漏尽(ろじん)の六つです。
『新・太陽の法』 207頁)

 とか、

大川1987 妻ヤショーダラ、子ラフラをすて、父王シュートダーナァーのあとつぎの願いをふりきって
『太陽の法』 158頁)
米本和広 「サンスクリット語では人の名前の末尾の音を長音にすれば女性の名前ということになる」(前出佐伯教授)のだよ。
だからヤショーダラというのは女の名ではないんですよ。本当はヤショダラーが正しい。
(中略)
父親は女ってことになってしまう。正しくはシュドーダナ
『大川隆法の霊言』 103頁)
大川1994 妻ヤショーダラー、子ラーフラをすて、父王シュッドーダナのあとつぎの願いをふりきって
『新・太陽の法』 219頁)

 とか、

大川1987 一九八一年一月のことでした。
(中略)
同年の三月二十三日、日曜日だったと思います
『太陽の法』 245〜246頁)
米本和広 一九八一年の三月二十三日は日曜日ではなく、月曜日なのだよ。
『大川隆法の霊言』 97〜98頁)
大川1994 三月二十三日、春の陽射しがやわらかい午後、私にとっては、とても気分のよい日でした。
「新・太陽の法」 348頁)



 また、この改訂では、たとえ間違いではなくても「GLA」がルーツの用語は極力排除されました。

 たとえば、元々は高橋信次さんが使っていた「神理」という言葉は、1994年から「仏法真理」という「幸福の科学」のオリジナル用語に差し替えられています。

『天国の門』 165頁 初版 『天国の門』 165頁 改訂版
1992年初版 1995年改訂版

 ちなみに、この漫画については、ドサクサにまぎれて1999年に関する記述も変えられており……。

『天国の門』 159頁 初版 『天国の門』 159頁 改訂版
1992年初版 1995年改訂版

 あと、大川隆法先生の特徴をよく捉えた似顔絵も、なぜか差し替えられました。

『天国の門』 240頁 初版 『天国の門』 240頁 改訂版
1992年初版 1995年改訂版

 改訂版では先生の顔を白く塗り潰していますが、なにか大川隆法先生の顔に問題があるということなのでしょうか。

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