昔のちゆニュース
◇「エロゲー」関係◇
平成13年04月12日:エロゲーが政治問題に発展? 平成13年04月21日:メガストア読者ページもリニューアル 平成13年05月05日:ガッツ3、今度は温泉だ! 平成13年07月17日:メガストア、100号達成 平成13年07月26日:エロゲーいっぱい 平成13年08月03日:スタジオメビウスどこへ行く 平成13年08月16日:リーフ公式サイトの掲示板が閉鎖(前編) 平成13年08月17日:リーフ公式サイトの掲示板が閉鎖(中編) 平成13年08月18日:リーフ公式サイトの掲示板が閉鎖(後編) 平成13年08月24日:君が望む永遠、回収 平成13年08月25日:がんばれアポガドパワーズ 平成13年08月27日:藤田くん、女性週刊誌に載る 平成13年09月14日:SM専門ソフトハウス・PILの名作が蘇る 平成13年09月15日:帰ってきたメイドさんロックンロール 平成13年09月21日:アリスソフトの新作エロゲー「大悪司」 平成14年01月07日:「はじめてのおるすばん」騒動 平成14年04月18日:エロゲーの真似をして女性を監禁 平成17年04月01日:お酒を浣腸する人 |
平成13年4月12日 | エロゲーが政治問題に発展? |
昨日のニュースでお下品な単語をいくつか使ってしまったため、掲示板で「12歳らしくしゃべってよ」と怒られてしまいました。 そこで、今日は子どもらしく無邪気にゲームの話をさせて頂こうと思います。 セガをはじめとしてゲームソフトを作っている会社は数多くありますが、ちゆのオススメはライアーソフトさんです。 そのラインナップを紹介させて頂きますと…。 ●ちょ〜イタ:主人公が超能力者の18禁アドベンチャー。透視能力を使っていつでも自由に他の登場人物の裸を拝めるシステムが秀逸。 ●行殺新選組:マゾの近藤さん、ロリの佐之、眼鏡っ娘の沖田など、女性ばかりの新撰組の面々とラブラブする18禁ゲーム。 ●ぶるまー2000:「ブルマの国から秋葉原ブルマーズ♪」の主題歌で一世を風靡した18禁アドベンチャー。神のブルマーに選ばれた少女がブルマーバトルを戦い抜き、地球を守る。 そんな素敵なライアーソフトさんの最新作が、5月18日発売予定の耽美推理アドベンチャー「サフィズムの舷窓」です。 各国のお嬢様が乗せられた学園船でレイプ事件が発生、無実の罪を着せられた主人公は三週間以内に真犯人を見つけなければならない…という物語で、イメージ的にはエロゲー版「プロ野球?殺人事件!」といったところでしょうか。 その公式サイトの掲示板にて、「日韓関係に重大な懸念」という意見が投稿されています。 要約しますと、「韓国の女性がレイプされるCGがあるならば、日韓の政治問題に発展する可能性がある。韓国人女性+レイプ=従軍慰安婦と連想されるからだ。そんなゲームを発売するのは良くないと思う。あと、韓国側の意見を聞くために韓国の東亜日報と朝日新聞にメールしておいたよ」という内容です。 そういえばライアーソフトさんは前作「ぶるまー2000」でも、ブルマーの力で原発事故を起こして攻撃するブルマーチェルノブ、ブルマーの力でエノラゲイを呼んでリトルボーイを投下させるブルマーピカドンなどの危険なネタが満載でした。 こちらは今のところ問題になっていないようで、良かったです。 そうそう。この手の話題では戦う人間発電所「チェルノブ」も外せませんが、ここでは幸福を科学する中川隆先生の著書から引用してみたいと思います。 以下、韓国に関する記述です(「ノストラダムス戦慄の啓示」41〜46頁)。 「最も愚かなる者がいる。他人のひさしを借りて生業を立てる者よ。東洋の淑女よ。おまえは数限りなく犯されてきた」「おまえもまた再び犯されることになるだろう」「再び怪物(日本)に犯され、怪物の子を孕(はら)むことになる。おまえたちは怪物の子を産むことのみによって、生き長らえることができるのだ」「借金のかたに娘を奪われるは、いつの時代も同じ。そのときに泣き叫んでも、もう遅いのだ」「おまえたちの、不幸を愛し、不幸を忘れず、不幸を心に刻み、不幸を他人のせいにし続けた心が、また不幸を呼ぶことになるのだ」 幸い、これもまだ政治問題には発展していないようです。中川先生に憑依したノストラダムスが言っていることだから大丈夫なのでしょうか。 ところで、これまで挙げてきたものが束になっても歯が立たない、究極の国辱を日本は発信しています。 その名は、ラーメンマン。 あの弁髪。 あのドジョウヒゲ。 口癖は「アチョー!」。 あまつさえ額に「中」の文字。 ゆでたまご先生は中国人を何だと思っておられるのでしょうか。 有名なだけに、私たちが真っ先に想起する中国人のイメージとして日本文化の中に浸透させた罪は重いと言えます。 また、カナディアンマンも凄いです。 世界中どこの国でも、ほぼ例外なく国旗を大切にする慣習があります。カナディアンマンの姿は、ご丁寧に全身がカナダの国旗をモチーフにしたデザインです。 そしてその全身国旗姿で、全登場人物の中でも屈指の弱さの雑魚超人として、負けて負けて負けまくる姿を描かれ続けていきます。 結局、こういうネタは探せばいくらでも出てきますが、黙っていればめったに問題になることはありません。 神経質になるよりは、笑って楽しむ方が幸せかなと無邪気に思っています。 |
平成13年4月21日 | メガストア読者ページもリニューアル | ||||||||||||||||||
本屋さんに行くと、色々な雑誌が売っています。 表紙を眺めるだけでワクワクする週刊プロレス、特集で兄貴のケツの写真が30個くらい並んでいたりするさぶ、男がカマを掘られるエロ劇画が満載のアムール…。 本当に読者が存在するのか疑問に思うほど狂った趣味の雑誌が平気で出版されているくらいですから、健全な二次元コンプレックスのエロゲーマニアさん向けの雑誌など無数にあります。 ファンタジェンヌ、BugBug、E-LOGiN、カラフルPUREGIRL、デジタルミント、P-mateなどなど…。 主なものだけ簡単にご紹介させて頂きますと、次のような感じです。
…この競争率の高い業界で、ひときわ輝く雑誌がメガストアです。露骨なエロさでは最強だと思われる、たぶん上級者向けのエロゲー専門誌です。 トレードマークは、うめつゆきのり先生が描くエロエロな表紙。 ケーキが顔についた女の子(なんちゃって顔射)や、ビールを股間にこぼした女の子(なんちゃっておもらし)、金棒を持った女の子(なんちゃって手コキ)などなど、技巧を凝らしたデザインが素敵です。 たまに何の言い訳も用意されていない直球勝負の表紙もありますが、ためらいなど微塵も見せずに若いお姉さんのレジに持っていくのが漢です。 ただ、最近はその辺りが改悪されてしまい、めっきり買いやすい表紙が多くなってしまったのが残念です。 主な内容は、新作エロゲー情報やエロゲー攻略法など。やけに鬼畜度が高いゲームのノベライズもオススメです。 また、ファミ通のような新作エロゲーのクロスレビューもあります。たとえば今月号を見ると、エルフの「鬼作」が10点・10点・9点・8点と高得点をマークしており、完成度の高さが伺えます。 さて。 以前、チャンピオンやジャンプの読者ページのリニューアルをお伝えしましたが、そんなメガストアまでが読者コーナーを新しくしました。 先月号まで:陽子お姉さんが案内役を務める、メガロメールメイト 今月号から:麗子先生とまりんちゃんが案内する、メガロスクールメイト ちなみに先月号では「案内人に新キャラが加わります。陽子お姉さんもちょっぴり大人に!」と予告されていたのですが、今月号を見ると「陽子さんは、ついに念願のヨーロッパへの語学留学が決まって、先日旅立たれた」と書かれています。 こういった、エロ雑誌らしいいい加減さも魅力的です。 ただ、ひでSANの4コマ漫画がひっそりと消滅したことは惜しまれます。 ところで、常連投稿者への景品は豪華です。
…ちゆもドメイン欲しいです。 それはさて置き、1位の景品がアメリカ横断ウルトラクイズ並みにイヤです。いったい何処に連れて行かれてしまうのか、無事に帰ってこられるのか、非常に気がかりです。 ともあれ、ネットアイドルちゆはメガストアを応援しています。 |
平成13年5月5日 | ガッツ3、今度は温泉だ! |
近ごろ物忘れが激しくて、ちゆニュースで書こうと思ったことをコロッと忘れたりします。昨日のsawadaspecial.comさんを拝見して、そんな大事なネタを一つ思い出しました。 Theガッツ3。 今年の1月ごろからネットの片隅で怪情報として噂されていましたが、ちゆが確定情報として知ったのは「メガストア」5月号でした。 いちおう、ガッツシリーズについて簡単にご説明します。 萌え萌えな絵柄のメイドさん。 なぜか主人公にベタ惚れで、尽くしてくれる女の子たち。 生きる意味や本当の幸せで悩み、美少女とのせつない恋で癒されるといった感動ゲー・泣きゲー。 …そんな世間の風潮から全力のダッシュで逆走。不健康なオタどもに喝を入れる精神注入棒のようなゲーム、それがガッツです。 舞台は工事現場。肉体労働で健康な汗をかき、働いた後は同僚とエッチな汗をかく。 エロゲーユーザー層とは100%無縁な、男の生活です。 ゲームのプロセスは、一言で説明できます。 マウスを連打しまくって、ご褒美のエロイベントを見る。 そしてCGは、いたる絵の対極に位置するような筋肉女の大集合。健康的な色ツヤの肉・肉・肉が、これでもかこれでもかと押し寄せてきます。 これがエロスだ。これこそ真の肉体美! 筋肉美! …世の中、何がウケるか分かりません。このガッツがヒッキーなオタクさんのハートをわしづかみ。 「Theガッツ2 海でガッツ!」まで発売される人気作となりました。 そして、その待望の第三弾が製作進行中です。発売は夏を予定、お手ごろ価格の5800円。 さらに「メガストア」によりますと、今度の舞台は温泉です。 それも温泉を掘り当てるバイトとかではなく、猫柳建設の面々と温泉旅行に出かけるというシチュエーションです。 温泉といっても、うっかり女湯に入ってしまって「いやぁっ、エッチ変態、出てってよぉっ」などと可愛く怒られるような青くさい場面は確実にありません。旅先での肉体のむさぼりあいがたっぷり濃厚に堪能できるでしょう。 もちろん連打システムも健在。 製作元のオーサリングヘヴンによると、「いろいろなコンテンツで皆さんに提供する予定」とのこと。 また、前作同様ボイスも付いているようです。 そして何より、肉です。 開発中の画面写真を見ても、思わず匂ってきそうなムチムチの女体が並んでいます。 写真を見る限りでは、マッスルなお姉さんと温泉でやったり、湯上りで浴衣のマッスルなお姉さんとやったり、マッスルな女将さんとやったりできるようです。 このまま次々と続編が発表されて、はっちゃけあやよさんのような伝説の長期シリーズになるのでしょうか。 ともあれ、これだけクリエイターが楽しんで作り、かつユーザに支持されるゲームは本当に貴重です。 ネットアイドルちゆはオーサリングヘヴンを応援しています。 |
平成13年7月17日 | メガストア、100号達成 | |
「螺旋回廊2」が発売されるそうです。 前作「螺旋回廊」はサイコ系エロゲー。ブタを丸焼きにするように両手足を縛って天井から吊るした女の子に、尻から口にホースをつないだ状態で浣腸して排泄物を食べさせようとしたりする壊れたゲームでした。 また、痴漢ゲーム「悪戯」、万引き犯を捕まえて脅してレイプするゲーム「警備員」など、ナイスシチュエーションで鬼畜度の高いエロゲーを量産するゲーム会社インターハートの新作は「おいらは番台(仮)」。 風呂屋の番台の主人公が女性客の恥ずかしい写真を撮って脅してレイプするゲームだそうです。 そんな感じで、洪水のように溢れかえっているエロゲーの情報。それを、ビシッとまとめて私たちに伝えてくれるのがエロゲー専門誌です。 エロゲー雑誌の先駆けは、紹介ソフト数が群を抜く「パソコンパラダイス」と、攻略記事が充実した「PC ANGEL」。 そして、投稿写真雑誌「ニャン2倶楽部」の増刊号としてスタートした「メガストア」です。 汁たらしています調教されています強姦されていますという感じで、いつ編集者がパクられてもおかしくない表紙イラスト。エロゲー「あゆみちゃん物語」をムリヤリ実写化する企画。 そういった濃い内容で人気を獲得してきた「メガストア」が、ついに通巻100号を迎えました。 その記念として、今月号にはいたる描き下ろしマウスパッドが付属。 ちゆにはマウスパッドと言うより単なる厚紙に見えますが、「これ1ヶ月も使ったらボロボロになりませんか?」などと聞いてはいけないのでしょう。 ところで、「エロゲーの情報なんて全部ネットで手に入るから、エロゲー雑誌なんて買う意味がない」と思われる方があるかも知れません。 しかし、たとえば、エルフの新作のキャラクターデザインが七瀬葵(ながせまゆ)だという情報は、エルフの公式サイトに出る何ヶ月も前に、「メガストア」にすでに七瀬葵のイラストが掲載されていました。 そして、「メガストア」に掲載されるのはエロゲー情報だけではありません。 たとえば、エロ漫画紹介コーナー。このおかげで、「レイプ中はケータイを切ること」「輪姦の時はゲストが上座」などのマナーを守りながら日々レイプ研究に励む素敵エロ漫画「レ研」の存在を、ちゆは知ることができました。 なお、今後の「メガストア」ですが、「すごいものが来月号で発表できるかも」とのことです。曰く、
なんかさっぱりわかりません。 ともあれ、ネットアイドルちゆはメガストアを応援しています。 |
平成13年7月26日 | エロゲーいっぱい |
エロゲーオタク研究さんによると、明日(7月27日)は20本近いエロゲーが発売されるそうです。 目玉は、何と言っても「Theガッツ3」。 泣きゲーが蔓延する昨今のエロゲー界に、「萌えよりも筋肉、癒しよりも肉体労働」という無謀なコンセプトで殴り込み。そのマッスルな男気でファンを獲得して、堂々のシリーズ第3弾です。 その他、「育乳種」や「悶絶美少女昇天日記」といった言葉の意味はよく分かりませんが言いたいことは理解できなくもないタイトルが並びます。 ちゆとしては、ゲームジャンルが崩壊系調教シミュレーションだという「MIND CRUSH」が気になるところです。地雷くさいですけど。 さて。注目は、寺の息子が幽霊と恋愛するというチャネリングアドベンチャーゲーム「愛しの言霊」です。 最初は単なるヒトダマにしか見えない幽霊が、仲良くなると人間形態に。そして、その体の透け具合で親密度が分かるという斬新なシステム(自称)です。 登場する美少女は、40年前に海で溺死した少女や高速を運転中に事故って他界した少女など。 彼女たちに挿れたり出したり舐めさせたりして心残りを晴らし、無事に成仏させてあげればメデタシメデタシです。 そして、最後にご紹介しますのは「CONCERTO.」。 「叔父の屋敷の薔薇が敷き詰められた小部屋にあった棺の中に封印されていた女の子」をアイドルオーディションに合格させることが目的のゲームです。 その最大の特徴は「唄いながらえっち」。 女の子を唄いながら喘がせるというシチュエーションですが、その曲目に「鉄神闘機アイアンバトライガー」とか「声切戦隊ヴォイスカッティンガー」が入っているのはどうかと思います。 なお、ホームページには、その喘ぎ声を演じる声優さん全員の顔写真とプロフィールが晒されています。 すでに日本一の汚れ声優の地位を確立した長崎みなみさんなどエロボイス界の重鎮たちはともかく、初仕事の方がいきなり顔出しでカミングアウトされているのはナイス度胸です。 ともあれ、7月27日最大の目玉だった「君が望む永遠」の発売は8月3日に延期。 「俺の茜が、俺の茜が待ちきれないッ!気が狂いそうだッ!」というような方は、ひとまず「ガッツ3」でもプレイして心を静められてはいかがでしょうか。 |
平成13年8月3日 | スタジオメビウスどこへ行く | |
5年前の春、1つのエロゲーが発売されました。 タイトルは「悪夢」。 主人公は、病気で余命いくばくもない財閥総帥・紳一様。 妖怪ジジイ・筋肉バカ・常に日本刀を携帯した美青年の変態3人衆を部下に従えています。 この4人が、修学旅行中の女子高生20人をバスごと誘拐して監禁。自分が病死する前に全員の処女を破ることが目的のゲームでした。 高校生にしては童顔幼児体型でぬいぐるみがお友だちだったりする幼女が多数存在。そのロリキャラたちが痛がって泣き叫ぶ描写が一部ファンに喜ばれました。 ただし、システムは1本道のシナリオを無意味かつ強引に分割してアドベンチャーに見せかけた単調なフラグ潰し。 ゲームよりもデジタル紙芝居に近いですが、ゲーム性うんぬんと言うよりは最初からそういうオカズとして作られた感じです。 その後、続編「絶望」が登場。 前作の集団誘拐強姦で死刑にされた紳一様が、「まだ犯し足りない。もっと少女達の悲鳴を聞きたい」と亡霊になって復活。変態3人衆の亡霊を引き連れて、幽霊状態のままで少女を拉致っては犯します。 陵辱対象ギャルは28人で、もちろん全員処女。「少女を犯さなければ、生きている甲斐も無いというものだ」と言い切る紳一様が、犯して犯して犯しまくります。 こうして、「悪夢」「絶望」と鬼畜ロケットでつきぬけたエロゲーを作った会社・スタジオメビウス。 これで単調でパターン化した陵辱シーンが改善されればと、全国の鬼畜エロゲーマーから熱い期待が寄せられました。 ところが、異変が起こります。 そのスタジオメビウスの次回作「SNOW」が、こともあろうに絵が「こみっくパーティー」で内容が「Kanon」という、流行に便乗した純愛ゲームらしいのです。 同時に、スタジオメビウスのホームページからは悪夢と絶望の文字が消えて、婦女子が喜びそうな可愛いホームページになってしまいました。 いちおう純愛にしては濃厚なエロシーンを追求するそうですが、従来のメビウスのゲームのように泣き叫ぶ小学生を拉致って犯して壊して死なす展開にはならない模様です。 この発表を受けて、2chのスタジオメビウス・スレッドは「メビウスから陵辱とロリと処女を取ったら一体何が残るんだッ!?」と大騒ぎ。 特に、全日本鬼畜同盟会長を名乗る方のコメントは素晴らしく、暗黒KANONさんも転記しておられます。
以前、スカトロ変態系エロゲーで有名な会社・リビドーが「放課後恋愛クラブ」という純愛ゲームを出したことがありました。 しかし、その次回作は「恋愛クラブ」に登場したギャルを変態スカトロSMプレイでなぶるゲーム「放課後マニアクラブ」。まるでエロ同人誌のように、自ら構築した清純キャラクターを自分の手で壊すリビドーの鬼畜スピリットが尊敬されました。 同じようにメビウスも、「SNOW」の次は「悪夢SNOW」や「絶望SNOW」として、同じ登場人物をバスごと拉致って陵辱するゲームを出してくれることを期待します。 ともあれ、当初は今年2月の予定だった「SNOW」の発売はズルズルと延期され、気がつけば10月。 先月末には、これまでフルボイスだと告知されていたところが「開発の都合上、音声はまったく入らなくなってしまった」と発表されました。 鬼畜から純愛への路線変更に、たび重なる延期。そして仕様変更。 ファンの気持ちは萎え、ロリ処女強姦鬼畜悲鳴ゲームの雄・メビウスよ再びのエールが沸き起こります。 ネットアイドルちゆは、紳一様&変態3人衆を応援しています。 |
平成13年8月16日 | リーフ公式サイトの掲示板が閉鎖(前編) |
平成8年。かつて国民機とまで呼ばれたPC98が、Windows95の登場によってその座を追われつつあった頃。 1本のエロゲーが発売されました。 その名は「雫」。 サウンドノベル型のエロアドベンチャーゲームの先駆けで、当時はニフティの会議室やクチコミで評判になりました。 ゲームを開始すると、学生の主人公が教室で授業を受けている場面から始まります。 シャーペンをカリカリと走らせたり、どこにでもある普通の授業風景です。しかし、主人公は唐突に世界滅亡の妄想に浸り始めます。 地球上の全ての土地が新型爆弾で焼き尽くされて滅亡。人々は指や耳たぶがちぎれながら逃げ惑い…。 そんな光景を妄想しながら、主人公は言い知れぬ興奮に駆り立てられ、脈打つ快感に息を荒げるのです。授業中に。 ところがその時、突然クラスメートの女生徒の1人が「くすくすくすくす…」「あははははは…」と笑い出します。 そして、「セックスセックスセックスセックスせっくすせっくすせっくすせっくすせっくすせっくすせっくすせっくすせっくす…」などと叫んだかと思うと、自分の顔を爪でガリガリと引っかいて血まみれになって保健室に運ばれてしまいました。授業中に。 その女生徒の姿を見て、親近感を抱く主人公。…そんなインパクト抜群の導入で、物語はスタートします。 どこか病んでいますが、しかしそれでもエロゲーですからヒロインの美少女も出てきます。 初登場シーンは、学校の屋上。そんなところに1人で何をしているのか、彼女は次のように教えてくれました。 「私、ここで毎日、電波を集めているの。普通の電波を集めるときは金属のアンテナを使うけど…でも、私の電波は金属のアンテナじゃ集められないから、身体を使うの。私がアンテナになるの」 どうやら、ヒロインも壊れていたようです。このゲームにはマトモな人間は出てこないのでしょうか。 …などと思っていたら、ちゃんと普通の女の子も出てきました。明るく元気で好奇心旺盛なバレー部員、コロコロと表情が変わってよく喋る美少女・さおりんの登場です。 さっそく、1プレイ目はさおりんとラブラブになろうと決意。サクサクと物語を進めていきます。 そして… エンディング:毒電波に操られたさおりんが、自らの手でハサミを喉に突き刺して「これ…ゆめ…だよね…?」と言いながら死亡。 南無阿弥陀仏。なまじさおりんが普通の明るい少女だっただけ、よけいに救われませんでした。 そんなこんなが初プレイで、ちゆは一発で「雫」が好きになってしまいました。 なお、このゲームはアダルト描写も充実。 毒電波に操られたさおりんが絶望感たっぷりに陵辱される鬼畜シーン、毒電波で発情したさおりんとのラブラブ萌え萌えエッチシーンなど、お好みに合わせて濃密なグチャドロでお楽しみ頂けます。 さて。 そんな「雫」を作ったのがリーフ。神戸を本拠にするエロゲー製作会社、(株)アクアプラスのブランドです。 処女作は平成7年の「DR2ナイト雀鬼」という脱衣麻雀ゲーム。続いて「Filsnown」というRPGを作って、「雫」は3作目になります。 「雫」の次には、さらにシナリオを練りこんだ同系統のゲーム「痕(きずあと)」を製作。これも、一部ファンから熱い支持を受けました。 そして、平成9年。リーフは「To Heart」を発表します。 それまでのリーフのイメージに反したほのぼの明るい学園青春もので、エロシーンを省いてプレステ版を発売しても何の不都合もない代物でした。 「リーフのことだから、どこかにグチャドロの鬼畜な陵辱シーンや主人公かヒロインが死んで終るバッドエンドが存在するに違いない」 発売当初にそう信じていたことが、今となっては懐かしく思い出されます。 ともあれ、ダーク系で鳴らしたリーフの音楽・シナリオ・演出・その他をすべて萌えキャラの創出に注ぎ込んだ「To Heart」は大ブレイク。 個性的な電波を発散する「雫」「痕」と比べて広く受け入れられる内容だったこともあって、爆発的に広まりました。 というか、マルチ大人気。 そして、リーフはコミケに企業ブースで参加して紙袋などを販売。3時間待ちという夏休みのビッグサンダーマウンテンよりも待たされる行列を作りました。 リーフは、「一部のファンが認める濃いソフトハウス」から、一躍「エロゲー界のトップブランド」になったのです。 中編へ続く。 |
平成13年8月17日 | リーフ公式サイトの掲示板が閉鎖(中編) | |
昨日のニュース(前編)で、「雫」「痕」「To Heart」を作った関西のブランド・リーフが、人気ソフトハウスになったことをお話しました。 そのリーフ黄金時代の3作品は、高橋龍也さんが話を作って、水無月徹さんが絵を描いたものです。 リーフの成功は、その高橋&水無月コンビの力によるところが大きいとされ、両者は一部ファンの間でカリスマ的な支持を得ています。 ところで、ソフトウェア業界では当たり前ですが、リーフは人の出入りが激しいことで有名です。 早い時期に退社したのは、「雫」の音楽を作った折戸伸治さん。もしかすると高橋&水無月コンビ以上に、リーフ躍進に貢献された方です。 下川専務(現・社長)との不仲で解雇されたという噂もありますが、いちおうは「一身上の都合で」とのこと。 折戸さんは退社後、「ONE」「Kanon」に参加。「泣きゲー音楽界にこの人あり」という名声を獲得しました。 その後、プログラムの生波夢さん、背景の鳥のさんなどなど、黄金期を支えた主要メンバーは次々と退社していくことになります。 一方の新規入社組は、「ハーレムブレイド」の音楽などで知られる米村高広(CHEMOOL)さん、同人で有名だった原田宇陀児さんなど。 さらに、かつてヒット作「Piaキャロットへようこそ!2」の原画を手がけたみつみ美里さん・甘露樹さん・鷲見努(CHARM)さん等を、 「ビ・ヨンド」のシナリオライター・む〜む〜さんも加えて、関西とは別に新しく東京開発室を設立しました。 そうして平成10年、リーフは「WHITE ALBUM」を発表。 主人公は最初からアイドルの恋人がいるという設定で、浮気を前提にして、裏切りの痛みにカタルシスを感じるゲームでした。 これは高橋&水無月コンビではなく、原田宇陀児さんが脚本、古参の河田優(らーYOU)さんが原画を手がけたもの。 平成11年には、「こみっくパーティー」が登場。 同人誌即売会でオタク活動をしながら女の子をゲットするというファンタジーもので、製作は同人作家が多い東京開発室。CD−ROMドライブが2つ以上あるパソコンでは起動できないといった豊富なバグでも有名です。 平成12年は、「まじかる☆アンティーク」。 さらに新しく入社した椎原旬さん&はぎやまさかげさんを中心に作られ、発売後まもなくしてお2人は退社されました。 こうして見ると、優秀なスタッフをかき集めて、グッズ販売で商魂たくましく資金を稼いだ割に、ゲームの新作は年に1本ペース。 特に水無月&高橋の黄金コンビの新作が何年も作られていないことに、不満を漏らすファンもいました。 ここで、少し話を脱線。挙げればきりがありませんが、リーフに関しては次のような話題もあることもご紹介しておきます。 ●コミケ事務局との確執 平成9年の夏からコミケに参加するようになったリーフですが、そのファンの数に比べて整理人員が少なく、他のブースに迷惑との苦情が。 そんなこんなでコミケスタッフと揉めたりして、平成11年の冬でリーフはコミケから撤退しました。 ●「こみっくパーティー」開催 コミケ撤退後、ゲーム「こみっくパーティー」の中に登場した同名の即売会を、現実世界で本当に開こうと企画。 ボランティアでスタッフ参加されたファンの方をして、「所詮…リーフにとって俺達は捨て駒なんですよね…」と言わしめるイベントでした。 ●同人誌の締め付け かつてはクチコミや同人誌を中心にファンが盛り上げたリーフですが、段々とテキストや画像の利用規制を強化。 最終的にはリーフ同人誌の書店売りを禁止しました。 ●「痕」おまけシナリオ問題 「痕」のゲーム本編をクリアした後に遊べる「おまけシナリオ」が、講談社の「ショートショートの広場(1)」に収録されている「できすぎ」に「酷似」(リーフ公式見解)。 発売直後から言われていたことですが、最近になって講談社から抗議を受けたらしく、正式に謝罪文を出しました。 ※ 関連する話題として、「雫」も大槻ケンヂさんの小説「新興宗教オモイデ教」を「下敷き」にしたことも付記しておきます。 ●コナミが「ビジュアルノベル」を商標に出願 「雫」や「痕」は「ビジュアルノベル」と銘打たれていますが、なぜかその言葉をコナミが商標に出願。弁理士の方に「弊所ならば、このような出願はお勧めしないのですが」と不思議がられています。 そんなこんなの出来事と前後して、平成13年2月9日。リーフの最新作「誰彼(たそがれ)」が発売されました。 ちゆは未プレイですが、話に聞く限りでは「駄作ではないが、リーフの最新作として『雫』『痕』『To Heart』クラスのものを期待しておられた方々は失望した」という感じだそうです。 そしてその直後、いわゆる葉鍵板2・14事件が起こります。 ちょうど「ちゆ12歳」の開設日にあたる2月14日、ネット上に552文書と呼ばれる怪文書が出回ったのです。 その中身は、平成12年の春から夏にかけて、一部のリーフ関係者が内輪でこっそり愚痴をこぼしていた掲示板のログ。 それを信じるならば、高橋&水無月の黄金コンビはすでに平成12年夏の時点で退社。また、「WHITE ALBUM」の脚本を担当した原田宇陀児さんも12年5月で退職しておられました。 さらに、そのログの中には、原田さんが辞表提出前後の心情を吐露しておられた部分もあり、リーフ社内の寒い人間関係やボロボロのチームワークが明らかになりました。 たとえば退社の10日ほど前、原田さんは「書きたくねえー。脅されて書いてるからね、いま」「『ウチで出せば何でも売れるから』的発言をされてがんばろうかって気になるやつもいねえんじゃないか」と発言。 そして、医者に言われた神経衰弱を理由に辞表を提出したとき、下川専務(現・社長)に次のように言われたそうです。 「医者の電話番号おしえろ」「他の大きいメーカーから質問がきたら、プロジェクト放棄と答えるぞ」「プライドがあったらコミケには出られんよなあ」 その翌日の原田さんの書き込みは、「悔しいよ、めちゃくちゃに」「大罪は、ああ、判ってる、いざとなったら部下を切れる上司の言葉に振り回されたってことだ。くそっ。悔しい。悔しい 悔しい悔しい!」……。 他にも、「新入社員のモデラーが一人消えました・・・急に来なくなったそうです。電話連絡があり、退職したいとのこと」というのは日常茶飯事。 仮入社の段階で「なんか会社の空気悪いし、辞めよかぁ? 今のうちやで」と言っていたのに続けてしまったことが最大のミスだった、という発言もありました。 また、高橋&水無月コンビが退社した際には、「(送別会もなくて)自分も、軽く会釈しただけ。2年半同じ場所で仕事した人間なのに。ああ、この寒さがリーフだね・・・」というコメントも。 余談ですが、下川専務、高橋さん、水無月さんなどあらゆる人間が2chをチェックしているという発言もありました。 2chに関しては「情報洩れ早すぎ。しかもなんか尾ひれついてるし」とのコメントもあって、誤報を交えながらも内部の人間が呆れるほどの速報性だったようです。 ともあれ、多くのファンが本気で吐き気を覚えたという事件でした。 切望された高橋&水無月コンビの新作がリーフから出ることは永久にあり得ず、「雫」「痕」「To Heart」の主力スタッフはすでにバラバラ。 そういえば、誰かが書いた、こんな仮想小説がありました。
後編へ続く。 |
平成13年8月18日 | リーフ公式サイトの掲示板が閉鎖(後編) | ||
「雫」「痕」でカルトな支持を得て、「To Heart」でエロゲー界のトップブランドにのし上がったリーフ。 しかし、その劣悪な社内環境から優秀な人材は次々と離れていき、今年2月に発売された起死回生のソフト「誰彼」も、ファンの期待に応えられるほどのソフトではありませんでした。 以上のことを一昨日の前編と昨日の中編でお話ししましたが、今日は、そんなリーフに関する最近の話題です。 最初から今日のニュースの分だけ書けばよかった気もしますが、あまり深く考えないことにします。 つい先日、パソコンでそれなりに人気を博したゲーム「こみっくパーティー」が、ドリームキャストに移植されました。 5月24日から6月28日、6月28日から7月26日、そして7月26日から8月9日。順調に延期された後に発売されたそのソフトは、しかし、またもファンの非難の声にさらされました。 主な理由は、3つです。 割れまくりの低質な音声、プレイしづらく改悪されたシステム、そしてプレイ中に突然ゲームが停止するなど多数のバグ。 特にバグに関しては、「セーブ中にハングアップして、ビジュアルメモリのデータが全部消えた」という方もおられます。 リーフでは現在「調査中」だそうですが、もしも本当にソフトに原因があるのでしたらかなり致命的な欠陥だと思われます。 ただし、郁美ちゃんのCGが追加されて最後も変わっているなど、ドリームキャスト版だけの利点もあるとのこと。 郁美ちゃん萌えの方などは、あえて地雷に踏み込む勇気も必要かも知れません。 ところで、リーフには公式ホームページがあります。 その掲示板の常連だったというFrom dusk till dawnさんは、8月20日の日記で、昔のことを次のように振り返っておられます。 「ありとあらゆる批判が渦巻き、それが議論を呼び、しかもそれらが許容されるというかなり太っ腹なBBSでした」。 しかし、現実世界で開催した「こみっくパーティー」への不満が多数書き込まれた頃から、その掲示板も変質。 リーフに批判的な書き込みは問答無用で削除されるようになりました。 また、リーフにプロバイダのメールアドレスを教えて認証キーをもらった人しか書き込めないのですが、批判的な発言をすると、その認証キーも使えなくなってしまいます。 さらに、数多くのNGワードが設定されて、「水無月」「原田宇陀児」など退職したスタッフの名前や「バグ」「2ちゃんねる」「LEAF美少女解体真書」といった単語を含む書き込みは不可能に。 批判の「批」の字が含まれているだけでも駄目という徹底ぶりに、昔の空気を懐かしむファンからは「やり過ぎ」の声も挙がりました。 さて。 そんなオフィシャル掲示板に先日、ちょっと変わった書き込みがありました。 詳しくはエロゲーオタク研究さんが8月14日に紹介しておられますが、たとえば次のような文章です。
なお、竹林明秀さんは「誰彼」の脚本を担当された方。 かつて講談社から抗議を受けたシナリオを書いた青紫さんとよく似た文体の方で、「『青紫には二度と書かせない』と講談社に約束したために『誰彼』では『竹林』の別名を使った」という噂もあります。 ともあれ、同じようにして、単なる頭の悪い書き込みに見せかけた「誰彼最悪金返せゴルァ」「講談社と揉めましたね」などの発言が繰り返されます。 数日後、それに対してリーフは次のような措置を取りました。
荒らし行為に対する報復&見せしめ措置として、実メールアドレスを晒したというわけです。 確かに、リーフの「掲示板インフォメーション」には、「当社に対する批判発言は禁止」などの利用規約に違反した人は予告なくメールアドレスを公開すると明記されていました。 上の書き込みをされた方も、それを覚悟の上で投稿されたはずです。 それでも、まさか本当にやるとは思いませんでしたけれど。 ともあれ、その9時間後には「只今をもって当掲示板を終了させていただくことをお知らせいたします」という突然の告知。 「書き込みはできないが、読むだけはできる状態」が2日ほど続いた後、掲示板は完全に閉鎖されてしまいました。 404エラー。ページが見つかりません。 ただ悲しくなりました。 |
平成13年8月24日 | 君が望む永遠、回収 | |||
8月3日、「君が望む永遠」という18禁ゲームが発売されました。 発売前から異常なほど前評判が良かったのですが、その理由は雑誌の付録などで配布された体験版。 体験版でありながらインストール容量は150MB、1プレイに10時間近くかかるという気合いの入った代物です。 それを遊んで、発狂寸前になった方が続出しました。 7月3日、ニャモなき避難所さん。
7月4日、吸血殲鬼GF団さん。
7月5日、好き好き大好きっさん。
もう訳が分かりませんが、とにかく体験版だけでこの破壊力。 製品版も期待を裏切らず、各所で「吹きすさぶ風が良く似合う某戦鬼の如く萌えています」「もう死んでもイイ…」「よく絞りこまれたとてつもなく強大な……萌え!」などの感想が飛び交います。 そうして、茜同盟にも多くの方々が加入。 さらには、「あんですとー!」「おまえなんか…ネコのうんこ踏めっっ!!」などの台詞がある登場人物・大空寺あゆに心酔するあまり、andesu.toというドメインを取得してしまう猛者まで現われました。 ところが、8月20日。その「君が望む永遠」に「一部不適切な画像が含まれている」として、メーカーが自主回収する旨が発表されました。 いのうえひろしのページ(工事中)さんの8月22日によると、モザイクが薄くてお豆が見えている画像とパンティを描き忘れている画像が原因だったそうです。 その発表を受けて、まだ購入していなかった方々は大慌て。 komeya-GREAT.comさんは大阪・日本橋を探し回ったあげく、定価8800円のところを中古・12880円(税別)で購入されました。 その翌日には近所のお店に9250円で売っているのを見つけてしまうというオチまでついて、「勇気ある特攻」「あんた漢だぜ!」「人間はこうして狂気に足を踏み入れるんですね」「真の漢に敬礼。参りました」「その行為は輝いていると思います。たとえ、誰も認めなくても」等々、同志の尊敬と崇拝を集めました。 そんなこんなで色々ありましたが、ネットアイドルちゆは「君が望む永遠」と、それ取り巻くエロゲオタの皆さんを応援しています。 |
平成13年8月25日 | がんばれアポガドパワーズ | |
アボガドパワーズという会社をご存知でしょうか。 これまでに「黒の断章」「Esの方程式」「終末の過ごし方」「D+VINE [LUV]」「とびでばいん」などを作ってこられた、エロゲー製作会社です。 アボガドは「森のバター」と呼ばれる果物。ピーチ・アップル・ストロベリーなど果物の名前はエロいものを連想させるということから、あえてエロくない果物を社名にしたそうです。 たまたま手元に「D+VINE [LUV]」発売当時のエロゲー専門誌「メガストア」がありましたので、ちょっとクロスレビューを見てみましょう。 点数は9点・9点・8点・10点。合計36点で、レビューされた全12タイトルの中ではナンバーワン。他の11タイトルの平均は25.9点ですから、かなりの高得点だと言えます。 さらに、各レビュアーの「今月のイチオシ」でも好評価が並びます。 「イチオシはやはり『D+VINE〜』」「完成度の高さからいうと迷うことなく『D+VINE〜』」「ズバ抜けて遊べる」「まさに脱帽モノ」等々。 …そんな感じで評価されるゲームを作ることが多いアボガドパワーズですが、その割に会社は貧乏で有名です。 たとえば、「設立当初は社員の給料が3万円だった」「社長さんが無収入で市民税が払えず、かろうじてパチンコで稼いで支払った」「ゲームの原画集が売れたが、その出版社が倒産。著作権料は1円も入らずじまいだった」などなど。 つい2週間ほど前に移転したアボガドパワーズ公式ホームページでも、「会社概要」からこんなことが書いてあります。
ちなみに、移転前のアドレスにアクセスすると「夜逃げしました」と冗談で表示されます。はじめて見たときマジかと思いました。 ともあれ、そんなアボガドパワーズのホームページで注目のコンテンツは、社長さんの日記です。 「給料未払いが7ヶ月もあったぞ。8ヶ月目で給料がもらえた時はほんとに涙が出てきたよ。みんなありがとうって」 「とうとうアボパはゲームだけじゃ食えなくなってきたので、こすいオフィス向けのアプリケーションまで下請けで作る羽目になってしまいました」 「社員旅行を敢行する事に決定。去年なんか、1泊2食付きで一人6800円の温泉旅行も出来なかったもんなぁ」 「広告費だって、お金無かったから全部借金。『うち等食えないのはいつもの事だからいいけど、広告費だけお金貸してください』って泣き落として広告費だけお金借りた」 …さて。 掲示板で6号さんに教えて頂いたのですが、そんな社長さんの日記が久しぶりに更新されていました。 13人が働く家賃6万円の事務所(築20年)から脱出するため、今年の1月からもらった給料を1円も使わずにパチスロの勝ち金だけで生活していたという社長さん。 最新作「とびでばいん」が売れて、そのアレな状態から抜け出せたそうです。本当におめでとうございます。 相変わらずの貧乏カミングアウトっぷりに、ちゆもなにやら生きる勇気が湧いてきました。 ネットアイドルちゆはアポガドパワーズを応援しています。 |
平成13年8月27日 | 藤田くん、女性週刊誌に載る | |||||
8月21日のニュースで、7歳の少女を誘拐した犯人・藤田竜一くん(22歳)についてご紹介しました。 藤田くんは「Kanon」というエロゲーが大好きで、同人誌も作っていたオタク君。そして、「Kanon」のキャラクターでは月宮あゆにご執心だった模様です。 さて。 メールで教えて頂いたのですが、今週号の「週刊女性」にて、「衝撃スクープ、『小2女児連れ去り犯』が描いた”ロリコン漫画”は美穂ちゃんそっくり!」という記事が掲載されました。 左が藤田くんの描いたあゆあゆ、右が誘拐された美穂ちゃんです。 22歳が真剣に描いてこの画力でしたら「カリスマ同人コスプレサークル」の夢は絶望的だと思いますが、それはさて置き、「週刊女性」では次のように述べられていました。
髪型とアクセサリはともかく、美穂ちゃんの瞳は普通の三次元人のそれですし、別に顎も尖っていないと思いますが。 ともあれ、「週刊女性」は藤田くんが描いた「Kanon」同人漫画を掲載。 ≪あらすじ≫ タイヤキを盗んで逃げてきたあゆを、祐一が説教。警官に見つかって、あゆは祐一に罪をきせる。捕まった祐一は心の中で秋子さんに助けを求めるが、そのころ秋子さんは謎ジャム作りに夢中だった。完。 祐一・あゆ・秋子さんは「Kanon」の登場人物。藤田くんはそのキャラクターを拝借して、ほのぼの系ギャグ漫画(たぶん)を描いたと思われます。 ところが、「週刊女性」は次のように考察。
それは元ネタを知らないから理解できないだけで、別に藤田くんは「ボボボーボ・ボーボボ」みたいな漫画を目指したわけではないのですが…。 しかし、「週刊女性」の暴走は止まりません。続いて、「登場する男性の名前も見逃してはならない」と主張。
それはたまたま「Kanon」の主人公の名前が祐一だっただけであって、仮に藤田くんの本名がコンバット藤田だったとしても、やっぱり祐一は祐一だったハズですけれど。 ともあれ、その偶然の一致を根拠に分析してみたり、精神科医の話を聞いてみたりと、以降も延々と見当違いの考察が続きます。 結局、「週刊女性」は最後まで「Kanon」は藤田くんのオリジナル作品だと勘違いしたまま、
と記事を締めくくるのでした。 ネットアイドルちゆは、女性向け週刊誌があまり好きではありません。 |
平成13年9月14日 | SM専門ソフトハウス・PILの名作が蘇る | ||||||
エロゲー会社にも色々あります。 感動できるシナリオが売りの会社、18禁でありながらゲーム性を重視する会社、濃厚なエロ描写に力を注ぐ会社…。 そんな中、SMエロゲー専門ソフトハウスという、一風変わったコンセプトで登場したのがPILです。 PILが目指す方向性は、そのソフトのパッケージに記述されている注意書きにも表われています。 たとえば、PILの名作「学園ソドム」の注意書きは、次のようなものです。
また、同じくPILの名作スカトロゲー「堕落の国のAngie」のパッケージを見ても、
…という素敵な注意書きがあります。 これだけ親切に変態が強調されていれば、「だよもんな感動とほんわかエロスを求めて購入したのに、排泄物が飛び交っていたいけな少女がアソコにコーラの缶を押し込まれて泣き叫ぶグロゲーだった!」ということもなくて安心です。 それでは、PILはどのようなゲームを作ってきたのでしょうか。 「輪―リンチ―恥」という作品のパッケージを見ると、ゲーム内容が次のように紹介されています。
「無題」という作品のパッケージは、こんな感じです。
その他、主人公の男性が犬として飼われ、女王様2人の小便を飲み干しながら「天国とはこのことだ」と陶酔する本格的マゾゲー「犬」など、PILは意欲的な作品を数多く世に送り出しています。 そんなPILの最新作は「ねこえすえむ」。 その名の通り、ロリな猫耳娘と制服姿でSMするゲームです。ホームページの紹介によりますと…。
そうそう。PILの姉妹ソフトハウス・ストーンヘッズの最近の作品に、「MAGO」というゲームがあります。 ボケたフリをしたジジイが、大好きな義理の孫にエッチな事をするゲームだそうで、ホームページの紹介文が素晴らしいです。
…ともあれ、「21世紀になったら明るく希望に満ちた愛と友情と根性のゲームを作るソフトハウスにメタモルフォーゼする」という公約通り、PILはNEOPILにパワーアップ。わざわざ純愛どっとこむ(jun-ai.com)まで取得して「純愛系。」というゲームを発売しました。 純愛にしてはヒロインが首輪をつけてたり、ご主人様と呼んでくれたりしますが、「SMを極めたら、ここに辿りついた」とのこと。 さて。 前置きが長くなってしまいましたが、そんなPILの過去の作品が、廉価版で再発売されることになりました。 ラインナップは、「SEEK」「ラストチャイルド」「学園ソドム」の3点。 「SEEK」は、SM調教シミュレーションゲームの先駆け。 エロゲーの歴史を変えた作品であり、これがなければどれだけの人間がまっとうな人生を送れたか分かりません。 「ラストチャイルド」は、木綿のパンツが似合う14歳のロリ少女だけで経営されているSMクラブに通いつめて、ムチで叩いたり叩かれたり、罵ったり罵られたり、「お兄ちゃん」と呼ばれたり「ポチ」呼ばわりされたりするゲーム。 HSS(恥ずかしい セリフを言わせちゃう システム)も登載しており、森山法相にバレたら確実に発禁になります。 「学園ソドム」は、脱獄した凶悪犯に占拠された教室で、女生徒たちが露出系SMを強要されるゲーム。 ただし、プレイヤーは凶悪犯ではなく、凶悪犯に脅されて仕方なく女生徒をいたぶる教育実習生。女の子のアソコにアツアツのピザを突っ込んだり、犬の格好でおしっこさせたり、うんこ食わせたりと楽しめる上、凶悪犯が捕まっても自分は無罪です。 女生徒には「主人公にほのかな恋心を抱く義理の妹」から「真面目で気が弱くて童顔で背は低いが巨乳な生徒会長の眼鏡っ子」まで揃っています。 凶悪犯の舎弟になり切って非道の限りを尽くすもよし。善人ヅラして被害者を演じ切り、目当ての女生徒とラブラブになることも可能です。 そんなわけで、以上の3作が3800円の廉価版で復活。10月26日から再発売が始まります。いずれもエロゲー史に残る名作・傑作・問題作ですので、未体験の方は是非この機会にいかがでしょうか。 ネットアイドルちゆは、鬼畜ゲームを作るPILを応援しています。 |
平成13年9月15日 | 帰ってきたメイドさんロックンロール | ||||||
ドラマや映画と同様に、エロゲーにも主題歌があります。 その中には、涙もろいオタクさんがむせび泣いてしまうような名曲もあれば、露骨なウケ狙いの曲も数多く存在します。 たとえば、ライアーソフトの名作エロゲー「ぶるまー2000」の主題歌は、次のような歌詞です。
…一時期、この曲を使ったデモが日本橋や秋葉原のエロゲー屋さんの店頭に流れまくり、それはもう凄い雰囲気を演出していました。 また、同じくライアーソフトの傑作「行殺 新選組」の主題歌、「みつめて☆新選組」は次のような感じです。
…このゲームが発売された当時、ちゆの周囲で「切腹よ」が流行語になりました。 それと、この類のエロゲー電波ソングとしては、SAGA PLANETSさんのエロゲー「恋愛CHU!」の主題歌も有名です。ショートバージョンも無料で聞けますが、曲の導入はこんな感じになります。
誰か止めてください。 そうそう。ネットで試聴できる電波ソングなら、こみけこむの店長・コムちゃんが歌う「まじかるぶっくまーく」も外せません。 「ハートフルな歌詞をラブリーに歌い上げた萌えソング」(公式サイトにそう書いてあります)で、こちらから試聴できます。
さて。 昨日のニュースでご紹介しましたSM専門ソフトハウス・PILも、そういった電波ソングで知られます。特に、ゲームの主題歌だけではなく、わざわざ自社のテーマソングまで作った点が男前です。 その名も、「PILのテーマ -PIL Has No Theme-」。
…ソフトハウスのテーマソングとして何か間違えています。 ともあれ、そんなPILが作ったエロゲー「メイドインヘブン」の主題歌が「メイドさんロックンロール」。一部のエロゲーマーの間では電波ソング界の世紀末覇者と噂される名曲です。
歌い手は南ピル子さん。このアレな歌詞を心の底から嬉しそうに歌いあげるはっちゃけ 素で弾けているのか人生捨てているのか分かりませんが、彼女のファナティックに明るい歌声がなければ、この名曲は成立しなかったでしょう。 ともあれ、「メイドインヘブン」の生産も終了して、そんな「メイドさんロックンロール」も現在では入手困難になっていました。 しかし今度、それが限定2000枚のオフィシャル盤で復活することになったのです。 「メイドさんロックンロール」以外にも「聖コスプレ学園校歌」「せいしをかけろ」といった名曲が数多く収録されて、大変お買い得です。 でも、限定2000枚は少なすぎると思います。最低100万枚くらいの追加生産が望まれるところです。 ネットアイドルちゆは南ピル子さんを応援しています。 |
平成13年9月21日 | アリスソフトの新作エロゲー「大悪司」 | |
当「ちゆニュース」では、これまで数々のエロゲーメーカーを取り上げてきました。 鬼畜メーカーとしてファンの期待を一身に集めながら、純愛に走ろうとするスタジオメビウスさん。貧乏に苦しみながらも良質なゲームを作ろうとするアポガドパワーズさん。 エロゲー界で脅威的な成り上がりに成功しながら、ファンに見放されて衰退しつつあるリーフさん。そして、専門ブランドとしてSMを極めたPILさん。 こうしたエロゲーメーカーには、学生サークルの延長のノリで運営されている会社も少なくありません。もちろん、ことエロゲー作りに関しては、必ずしも自転車操業が悪いわけではありませんけれど。 そんな中で、最も福利厚生が充実していると噂されるのがアリスソフトさんです。 一般にエロゲー業界と言えば、安月給・年中無休・泊まり込みの徹夜残業といった劣悪な職場環境のイメージを持たれています。ところがアリスソフトは、黄金週間や夏休みに12連休もとっています。 また、発売日を半年以上遅らせてバグだらけのソフトを発売するのがデフォルトのエロゲー業界にありながら、アリスソフトのゲームはバグが少なく、発売も遅れません。 Windows2000が登場したとき、真っ先にWin2000動作保証を謳ったのもアリスソフトでした。 そういえば、エロゲーオタク研究さんが9月11日の日記で、エロゲーメーカーのファンクラブの比較を行なっておられました。 そこでも、Leafのファンクラブが「メリットがない、お勧め出来ない」と言われる一方、アリスソフトのファンクラブは「面白くて情報が早い会報に、会員特典も充実。お勧め」と評価されました。 そういった1つ1つの積み重ねから、アリスソフトは優良エロゲー会社としてユーザーの信頼を獲得。そして、会社の気質そのままにシナリオ・ゲーム性・エロ度などバランスよく安定した佳作をコンスタントに発表しています。 いま最も倒産から遠く、安心して人に薦められるエロゲーメーカー。それがアリスソフトです。 そんなアリスソフトのゲームで、特に傑作と名高いのは「鬼畜王ランス」。王様になって隣国を侵略していき、世界中の女の子を自分のものにするというシミュレーションゲームです。 しかし、これがあまりに凄すぎたが故に、その後のアリスソフトの新作は「確かに悪くはないが、鬼畜王ランスに比べれば…」と言われ続けることになりました。 さて。 そんなこんなで、最近は悪い意味で安定し過ぎているとも言われるアリスソフト。ところが間もなく、久しぶりの超大作が発売されます。 その名は「大悪司」。「鬼畜王ランスよりエロい」「年末は、大悪司だけでOKだ」と部長みずから力強く断言しておられる期待の新作です。 具体的なゲーム内容ですが、ホームページでは次のように紹介されています。
殴(や)れ! 刺(や)れ! 犯(や)れ! 殺(や)れ! 壊(や)っちまえ――――!!! デストロ――――――イ!!! 圧巻は、100人以上のキャラクターたち。 ゼロ戦だけで駆逐艦を沈める事の出来る男・山本一発(やまもと いっぱつ)、13歳の冷徹な美少女・殺ちゃん、デコとツリ目で前人気が高い加賀元子さんなど、 もちろんエロゲーの当たり外れは実際にプレイしてみるまで分かりませんが、そこは信頼のメーカー・アリスソフトです。 果たして本当に「鬼畜王ランス」を越えることができるのでしょうか。特典付き通販締め切りは10月22日、発売は年末。 ネットアイドルちゆはアリスソフトを応援しています。 |
平成14年1月7日 | 「はじめてのおるすばん」騒動 | ||
昨年末、「はじめてのおるすばん」というエロゲーが発売されました。 洋服や電化製品と同じように、エロゲーの世界にも年末商戦があります。 その各メーカーの力作が並ぶ時期、相場の8800円より安い5800円のソフトという「小物」的な扱いで、「はじめてのおるすばん」は参入してきました。 ところが、ネットで情報が公開されると、その前評判は急上昇します。おバカで萌え萌えでロリロリなコンセプトが、一部の好事家さんのフェイバリットゾーンを直撃したのです。 大学生の主人公が、お隣に住む双子の美少女姉妹といっしょにおるすばんを任されて、おしゃべりやエッチを楽しむというシチュエーション。 そして、18歳未満との性交描写が入るとヤバいので年齢は明示されませんが、双子の外見は明らかに小学生。 ちなみに、設定によると彼女たちの身長は133cm。「ミニモニ。」で最も小さい矢口さんでさえ144cm、日本人女子の平均身長は9歳で133cmです。 そんな 2chのスレッドでは、こんな発言が飛び交います。 >今年最後にして最強のロリゲの予感! >CGは、細かいところまでぷにぷに感が出ててたまらんですな。 >はは…ははは!これは買うしかないな!これは! ところが、12月28日の発売を直前に控えた頃。一足早く入手した人たちの口から衝撃的な話が語られます。双子の姉妹が、ゲーム開始時点で既に非処女だというのです。 2chのスレッドに、戦慄が走りました。 >2人とも処女に決まってるよ。みんな何おびえてるんだい? >俺だって信じたくはない… >嘘ダ嘘だ!!怖いこといってオレみたいな小市民を恐怖に突き落としてナニが楽しい!! しかし、噂は本当でした。 >今日届いたけど…非処女だったのがツライです。 >処女だと信じていたのに…。 >当然初体験シーンがあって、何日もHするうちに最初は痛かったのが慣れてきて段々と快楽に…というストーリー展開を期待していたのに。 そうして落ち込んでいる中、さらに「初体験の相手は主人公ではなく他の男」という噂まで。2chのスレッドは、首吊りアスキーアートで埋め尽くされます。 …まあ、結局そちらはデマで、「2人は非処女だが、初体験の相手は主人公」が本当でしたけれど。 なお、「初体験の相手は主人公」は、多くの方にとって最後の絶対に譲れないラインだった模様です。 放置ぷれいさんも、双子が他の男にはヤられていないと知り、「涙が出るほど嬉しい」と述べておられます。 そして、私生活サトラレ日記さん12月28日の言葉。
そう。処女調教フェチな方の期待には反したものの、最も肝心なエロさというベクトルにおいて、「はじめてのおるすばん」は百戦錬磨のエロゲーマーの皆さんを唸らせる出来栄えだったのです。 その辺りの詳しい内容は、カトゆー家断絶さんのレビューやWhy does my soul feel so bad?さんの1月6日をご覧ください。 とにかく、変人窟さんや吸血殲鬼GF団さんといった名だたるオタクさんたちが、その魔力の前に撃沈しました。 皇帝φ機構さんは1月2日、次のように述べておられます。
そんなこんなで、売り切れ続出の「はじめてのおるすばん」。すでに初期出荷分は店頭から姿を消し、ヤフーオークションでは定価以上の値段が付くケースも。 再販が始まったら、処女専以外のロリ属性の方は、ぜひ試してみられてはいかがでしょうか。 ネットアイドルちゆは処女です。 |
平成14年4月18日 | エロゲーの真似をして女性を監禁 |
18歳未満の人には見せられないエッチなシーンが含まれたゲーム、エロゲー。 興味のない方には全部一緒に見えるこの世界ですが、愛や感動や素晴らしいストーリーを主とする泣きゲー、ただただ変態的な行為が繰り広げられる抜きゲーなどの種類があり、ファンが派閥に分かれてケンカしていたりします。 そんな中、1つのジャンルを形成しているのが「調教もの」。 基本的な形は、どこかから捕まえてきた女の子を、1ヶ月といった期間を定めて育成するシミュレーション・ゲーム。「挿入」「浣腸」「食糞」などのコマンドを選び、「快楽度」「従順度」「アナル開発度」といった数値を上下させます。 そのパラメータによってエンディングが変化し、たとえば……。 「体力」が0になる→女の子が疲労で死亡 「従順度」が低い→訴えられて主人公逮捕 「愛情度」が高い→女の子とラブラブ恋人同士に そんなこんなで、クラスメートの女子にでもバレたら「そんなので喜んでいるの? キショク悪ぅ」と罵られ、学校中に言いふらされて友だちがいなくなったところに長髪を後ろで束ねただけのデブがポンと肩を叩いて「ボクたちの仲間に入らないかい?」と誘ってくれそうなこのゲーム。 それでも一部男性の間では人気が高く、新作リストを見ても、義理の家族を調教するゲームとか、エルフやらサキュバスやらを調教するゲームとか、”闇の調教師”なる職業が出てくるゲームとかが目白押しです。 さて、先日、20歳の女性を2週間ほど自宅に監禁していた男性・小林泰剛(21)が逮捕されました。女性は鎖で首をつながれ、トイレや食事を制限されながら、竹刀やボクシンググローブで殴られていたとのこと。 小林泰剛(21)は「調教ゲーム」などを大量に所持していたそうで、女性は「首輪をつけられたり、ゲームと同じようなことをされた」と話しています。 竹刀と言えば、エロゲーの世界では剣道部の女の子を拘束する際に使う道具。あまり殴るのには使われませんが、現実にやってみたらゲームみたいに言うことをきいてくれないから腹を立てたのでしょうか。 でも、首輪の方は、いつぞやの幼女連れ去り事件の犯人たちも「逃げられないように首輪をつけよう」と相談していたくらいで、エロゲー的にポピュラーな発想。 彼女にお願いして首輪プレイをしてもらっている方もあると思いますが、ペットショップに売っている犬用の首輪は薬品が塗られていたりするので、ちゃんと専門店で人間用の首輪を買いましょう。 さて、定番の「ご近所の人の話」によると、小林泰剛(21)は真夜中に裏庭のサンドバックを叩くなど不気味な人物。 外見は「茶髪でロン毛、一見ホスト風」とのことですが、世の中には茶髪でロン毛なら誰でもホストに見えるオバサンもいるので、実際のところはよく分かりません。 そして、小林泰剛(21)は短期間に4人の女性と結婚・離婚を繰り返しており、その元妻4人も同様の扱いを受けていたそうです。 4人のうち複数の女性が同時に監禁されていた時期もあったり、別の17歳の女性2人を1ヶ月ほど監禁していたり……。報道だけでは、結婚の経緯など何だかよく分かりません。 逮捕の原因となった女性とは結婚していませんでしたが、本人は「結婚生活をしていただけ」と供述しているそうです。……古今東西どんな文化に行っても、そんな結婚生活はないと思いますが。 そんなこんなで、メディアの影響が云々といった問題でもなく、単なるバカが1人いたというだけのこの事件。 たぶんこのバカは一生治らないので、この人が一生塀の中にいるようにして欲しいなぁと思います。 |
平成17年4月1日 | お酒を浣腸する人 |
18禁のゲームを遊ぶと、脳が溶けてるような痴女がバンバン登場します。 たとえば、主人公が超強力な媚薬を手に入れて悪さする強制和姦アドベンチャー「催淫常態」から、女の子の台詞を抜き出してみると……。 「おチンポ、ハメハメして下さい」 「妊娠は嫌ッ!! でも、精液は欲しいっ!!」 「……おまんこ……私はオマンコ……」 「アハッ……アハッ……ザーメン……ドピュッで……イクイクゥ……ドクドク……ビックンッ……アハハハハッ……」 「……私……ヘンタイだ……ヘンタイになっちゃったよ……でも、気持ちイイから良いや……」 「チンコ切って死ギャアッ!!」 言葉の意味はよく分かりませんが、とにかく気持ちよさそうです。……まさか21世紀にもなって「おチンポハメハメ」などという日本語を聞かされるとは思いませんでしたけど。 そんなエロゲーを作っているブランドの中で、ちゆが特に好きなのはたっちーです。 その魅力は、ただでさえニッチな業界でさらにあっち側に行ってしまった作風。先ほどと同じように、たっちーのゲームから女の子の台詞を抜き出してみると……。 「ぶべぇっ!!!?」 「うぶぅううううううううううっっっ!!!!?」 「ご・・ごれ以上なぐられたら、じんでじまいまずぅぅぅっ!!」 「うぼぼぼぉっ!! ご・・ごふっ!!」 「じぬ・・・じぬぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!!!!」 「お慈悲を・・っ!! お慈悲をををををっっ!!!」 「あっ、ぎっ、がっ、あっ、あっ、ひぎっ! ぎぼっ、ぎぼっ、ぎぼぢっ・・!」 「ぐぎぎぎぎぎ・・・!!」 字面だけ見ると、美少女ゲームというより「北斗の拳」とか「はだしのゲン」とかに近いですが、実際のゲーム内容も一言でいえば「新カラテ地獄変」です。 鉄のブーツで女の子の腹を蹴りまくったり、縄のかわりに有刺鉄線で緊縛したり、ブリッジさせた女の子の背中を七輪であぶったり……。 また、主人公は女の子のお尻を四次元ポケットか何かと勘違いしているらしく、卵とかコブシとか洗剤とかグレネード・ランチャーとか、見境なくお尻に突っ込みます。 そんなエロシーンの1つとして、お腹が風船のように膨らむまでお酒をお尻から注入して、「直腸は吸収率がいいからなぁ。さっさとぶちまけないと急性アルコール中毒でお陀仏だ」と脅す描写がありました。 同じような場面では、氏賀Y太先生のエロ漫画「3人の浮浪者」(「毒どく猟奇図鑑」収録)でも、「腸から直接アルコールを吸収するとなァ 通常の何倍も悪酔いするんだよ」と女の子をフラフラに酔わせて、その内臓を切り出して焼いて食べていました。 そんな感じで、「お酒を尻で飲むと死ぬらしい」という知識をエロゲーで学んだのですが、少し前に、それを現実世界で行なった米国の人のニュースが流れました。 何でも、58歳の男性がシェリー酒を3リットルほど浣腸したら死んでしまったそうで、やはりエロゲーの情報は正しかったようです。 浣腸で夫を殺した容疑のかかった妻の証言によると、彼は幼少期から母親に浣腸されまくって浣腸依存になっており、お酒を尻で味わうのが大好きで、自前の浣腸レシピがあるほどの浣腸エキスパートだったそうですが……。とにかく現実でエロゲーのマネをするのは危険みたいです。 浣腸は計画的に。 ネットアイドルちゆは、たっちーを応援しています。 |