昔のちゆニュース
◇「犯罪者」関係◇
平成13年02月16日:コンピュータ・ウイルス作者の青年、逮捕 平成13年02月20日:がんばれエロ教師 平成13年03月27日:チョコエッグ欲しさの犯罪多発 平成13年03月03日:小学校教師(50)パンティ装着済み 平成13年03月13日:こども教頭 平成13年03月19日:継父を焼殺しようとした14歳少女 平成13年03月22日:現実と虚構の区別がつかない方 平成13年03月29日:薬害鬼畜医師、衝撃の無罪判決 平成13年04月11日:女性に漂白剤をかけて喜ぶ男 平成13年06月08日:教室に乱入、児童8人を刺殺 平成13年08月21日:幼女誘拐事件のあらすじ 平成13年08月27日:藤田くん、女性週刊誌に載る 平成14年04月18日:エロゲーの真似をして女性を監禁 平成14年05月24日:痴漢の絵馬 |
平成13年2月16日 | コンピュータ・ウイルス作者の青年、逮捕 |
ロシアのテニス選手、アンナ・クロニコワさん(19)の画像を使ったコンピュータ・ウイルスの作者が逮捕されました。 ウイルスは、クロニコワ選手の写真が載ったメールの添付ファイルを開くと、アドレス帳にあるメールアドレスすべてに同じメールを送信するもの。ヨーロッパや北アメリカで被害が多かったようです。 犯人はオランダの20歳の青年。曰く、 「大ファンなんだ。彼女、もっと注目されるべきでしょ?」 「感染の速さを考えると、アンナのせいとも言えるかも知れない。なにせ、可愛いすぎるから」 サイコな国際ストーカーさんですね。ちゆもそれくらい愛されたいです。 |
平成13年2月20日 | がんばれエロ教師 |
やっぱり朝日新聞に載るようなニュースよりは、漫画・ゲーム・特撮ネタの方が人気があるらしいと分かった「ちゆニュース」ですが、早くもネタ切れです。 仕方がないので、今日はスポーツ新聞にならってえっちなネタで行くことにします。 幸い、エロ犯罪者は日本のどこかで毎日1人は捕まりますし、その犯人さんが教師とか警察官とか駐屯米軍の人だったら社会性豊かなニュースだという気がしてこないでもありません。 そんなわけで、今日のニュースです。京都の府立高校の40代の男性教諭が女生徒を隠し撮りしていました。 補習授業の最中、机の上に積んだ本の隙間にビデオカメラを隠し、補修授業を受けている女生徒の上半身を正面から延々と撮影していたそうです。更衣室とか身体測定中ならともかく、そんなものを映して何が楽しいのかサッパリ分かりません。 もう一つ、中学校の校長先生(52)が知人の女性(30)を脅して交際を迫り逮捕されました。「例のテープをばらまかれたくなかったら俺様と付き合え」という主旨の手紙を送りつけたところ、あっさり通報されて捕まったそうです。 こちらは実名報道されています。愛媛県三崎町立串中学校の渡辺陽市(52)です。ちなみに串中学校のホームページはこちら(荒らしてはいけませんよ)。 串中学校の校訓は「知性・責任・根性」。校長先生も、知性と責任はともかくエロ根性だけは一人前です。 平成12年度の教育目標は「自己教育力を高め、心豊かで活力ある生徒を育成する」となっていますが、こちらは全滅ですね校長。 校歌の歌詞を見ると「正義と愛のはたじるし 北斗の星ぞ串中学校」(2番)、「やさしき心永遠に いそしむ学徒串中学校」(3番)などの名フレーズが痛々しいです。 ……串中学校の学生および職員の皆さま、こんなところで引き合いに出してしまい、申し訳ありませんでした。でも一番悪いのは校長ですから。 |
平成13年2月27日 | チョコエッグ欲しさの犯罪多発 |
チョコエッグというお菓子をご存知でしょうか。卵の形をしたチョコレートで、中に組み立て模型が入っているものです。 外見はとっくに賞味期限が切れているにも関わらずなぜか陳列されている駄菓子屋さんのいかがわしいお菓子と大差ありません。 30円のビックリマンチョコさえ高かったちゆとしては「これに150円も出す酔狂な方がおられるのですか?」という気分で見守っていたのですが、世間一般では「爆発的な人気」(by朝日新聞)で、すでに2000万個以上売れているそうです。 ヒットの原因は中身の実物そっくりの精巧な模型。子ども向けに売り出したにも関わらず、買う人の8割以上が20〜30代だそうです。 そしてやっぱりレア物もあり、高いものでは6万円以上のプレミアがつくそうです。試しにヤフーオークションで「チョコエッグ」で検索をかけると4978件ほどヒットしました。ちなみに「ちゆ」で検索すると54件。負けました。 ちゆが見た中で高価なものとしては、「ツチノコのオレンジ」に14000円で入札者がいました。チョコエッグの世界でもツチノコは珍しいようです。 さて。そんな爆発級人気(らしい)チョコエッグの魅力にかられて犯罪に走るいい年した大人が後を絶たず、問題になっています。 たとえば今年1月、チョコエッグ70個を万引きしたとして土木作業員(20)、清掃員(20)、会社員(19)が逮捕されています。 また、先日のバレンタインデー、某デパートが珍しいヒメネズミの模型などが入ったチョコエッグを限定販売しました。 ある男性がそれを目当てで30個買ったのですが、ヒメネズミが1個しか入っておらず激怒。元暴力団員とつるみ、その限定販売を紹介する記事を載せていた新聞社の幹部を脅迫しました。 「朝から人を並ばせて買ったのに、記事と違って1個しか入ってない。指つめさすぞ。三十万払え」。 「30万」ということは、1個1万円で売るつもりだったのでしょうか。そんなお二人は昨日逮捕されてしまったのですが、その限定品の転売で儲けている人は本当に存在するようで、ヤフーオークションにも出品されていました。「パルコ限定未開封箱30ケース(1ケース10個入り)」で30万円。 全部で300個ですからヒメネズミも確実にどこかに入っているとのこと。本当に買う方がおられるのですか? 結局のところ、本来のターゲットである子どもには売れていないチョコエッグ。気になるのは、いい年した皆さんがチョコレートをちゃんと食べておられるのかということです。 ネットアイドルちゆはチョコエッグを別に応援していません。 |
平成13年3月3日 | 小学校教師(50)パンティ装着済み |
いきなり言い訳がましいですが、ここ数日、ニュースのネタに困っています。このままだと、明日も百獣戦隊ガオレンジャーのあらすじを紹介してお茶を濁すことになりそうです。 こういうときは、とりあえずエロ教師ネタで誤魔化しましょう。幸運なことに、現代日本ではエロ教師ネタはいつでも豊富です。 そういうわけで、小学校教諭・中尾宣博(50)が公然わいせつの現行犯で逮捕されました。電車内で女性会社員(22)の前に立ちはだかり、おもむろに長いコートを「バッ」と開き、下半身を露出! すると、なぜか女性用パンティ着用済み(注意:この物語はノンフィクションです)。 曰く、「何回かしたことがある。ムシャクシャしていた」 …彼もまた、歪んだ現代社会の犠牲者だったのかも知れません(よく分からない締め)。 |
平成13年3月13日 | こども教頭 |
ちゆは関西人なので阪神タイガースのファンなのですが、昨日、亜米利加の日刊紙「デイリーニューズ」がメッツ入りした新庄さんに関する記事を載せていたのでご紹介します。 「新庄は米国では無名だが、メッツのキャンプでは30〜40人の日本の報道陣を引き連れて”ほうき星”のように輝いている」「大リーガーとしてはボーダーラインの新庄だが、日本ではルックスと神秘的な雰囲気でロックスターのように扱われている」「新庄は日本ではプリンスと呼ばれている」 …そんな国辱報道はさて置き、今日は駄目教師の話題です。といっても、よくあるエロ教師とは微妙にバージョン違いの精神未発達教師です。どちらも本質は同じような気もしますけど。 兵庫の小学校の教頭先生(53)が、男の子(11)の首筋にカッターナイフをつきつけたことを謝りました。 担当していた習字の授業中、男の子とお互いにあだ名で呼びっこするなどふざけ合った後、男の子の首を後ろから抱え込み、「コチョコチョの刑だ〜」と言いつつ、カッターの刃でくすぐろうとしたそうです。 他にも、子どもに「死刑だー」と言ったり、壊れたいすのパイプを持って子どもを追いかけ回したりしていたことも分かっています。 教頭先生、いくらなんでも無邪気すぎます。小学生ならカッターでコチョコチョしても学校に親を呼ばれる程度ですが、いい年した大人がやればそりゃ問題になりますよ。 報道を聞く限りでは悪意はなかったようですが、天然は確信犯よりタチが悪いといういい見本になってしまいました。 |
平成13年3月19日 | 継父を焼殺しようとした14歳少女 | |
自宅アパートに放火して継父(29)を殺そうとした疑いで、中学三年生の少女(14)が逮捕されました。 継父が寝ている隙を見計らって、母親を出かけさせてから灯油をまいて火を放ったそうですが、継父は2階の窓から飛び降りて無事でした。 気になる家族関係は、平成6年に母親が前夫と離婚し、平成7年に今の夫と再婚。平成10年ごろから、継父が自分のいうことを聞かない少女に対し、頭を殴る・髪を引っ張るなどの暴力をふるうようになったということです。 捜査関係者曰く、「隠れて持っていた携帯電話を壊された腹いせの意味があったのではないか」。 少女曰く、「日ごろから父が、母や自分たちをなぐったりして、うっぷんがたまっていた。家族を守るには殺すしかないと思った」。 この報道を聞いて、ちゆが真っ先に連想したものは「完全自殺マニュアル」です。 今さら説明する必要もないかも知れませんが、平成5年に出版されてベストセラーになった極めて実用的な自殺の解説書です。最近でいうと「バトル・ロワイアル」のようなもので、中学生くらいの餓鬼がダークな雰囲気にあてられて興奮して読みふける一方で左翼精神バリバリのPTAのオバサンが血管ブチ切れそうなほど怒り狂う感じの本です。 …なんでそれが今でてくるんだと思われるかも知れませんが、自殺マニュアル第9章、焼身自殺の項によく似た事件が出ているからです。以下、引用(「完全自殺マニュアル」167頁より)。
ちなみに、自殺マニュアルでは「彼女のおじに対する怨みも相当なものだったのだろうが、わざわざそのおじの家で火だるまになるというのも、復讐の念をアピールするには非常に効果的である。12歳にして祖父と父親というふたりの肉親と性関係を持ってしまったというのも凄い。凄すぎる」とコメントがつき、焼身自殺の特性を最大限に生かした成功例として賞賛されています。 さて。ここで、このように思いませんか? この12歳の少女は、自分が死ぬくらいなら相手を殺した方がよかったのではと。 「自殺する児童は、なぜ死ぬ気でイジメてくる奴らを殺そうとしないのだろうか。中国で、ダイナマイトを自分の腹に巻きつけ、いじめっ子に抱きつき、ともに爆死した事件があったが、その天晴れな根性は大いに見習うべきであろう。弱き者よ。死ぬなら殺せ!」とケンペーくんも述べておられますが(「ケンペーくんの鬼畜天誅記」84頁)、まったくその通りです。 その意味、今回の事件の14歳の少女はたいした行動力です。 ところで、「女子中生、20代継父への殺意爆発」と報じたZAKZAKさんなど、このニュースは「最近のコは恐いですね論調」で紹介されることが多いのですが、そのような報道姿勢には問題を感じます。 わずかな報道からは、詳しい家庭環境が分かりません。ですから、殺人に至ったのは少女個人が元々有していた性格が原因なのか、少女の家庭が「自分が死ぬか相手を殺すかしかない」と誰もが思うほどの極限環境だったのか、私たちには判断がつきません。 浄土真宗の親鸞だって「もしもそのような縁があるならば、この親鸞、人殺しでも強姦でも何でもするだろう」(現代語意訳)と述べています。もしかしたら、少女は継父に緊縛調教SM浣腸プレイを毎晩強要されていたのかも知れません。それだったら殺しますよね。 そういえば、俺の成功は俺の性格や努力のおかげ、俺の失敗は周りが悪かったから、他人の成功はたまたま運がよかっただけ、他人の失敗は努力不足と考えるのがごく普通の人間のすがたですが、これを認知心理学の専門用語で基本的帰属錯誤というらしいです。 そんな画数が多いだけで直感的に通じない日本語を使わずに、素直にジャイアニズムとか表現すればいいのに。 上の12歳と14歳の少女がともに殺しの手段として「火」を選択している点も非常に興味深いです。「焼く」という行為の哲学的な意味に思いを馳せつつ、今日はなんだかうまくオチませんでした、ごめんなさい。 |
平成13年3月22日 | 現実と虚構の区別がつかない方 |
ついに「ゲームボーイ・アドバンス」が発売され、トイザらス周辺をはじめ、各界に波紋が広がっています。 ちゆは今日、日本橋におつかいに行ってきたのですが、駅の入り口周辺でアドバンスが一杯に入った大きなダンボール箱の横に座り込んで「アドバンスあります」と画用紙に黒のマジックで書いた紙を手に持って、道行く人たちに力なく声をかけている青年を見かけました。 「もしこれが売れなかったら、この人は一体どうなってしまうのだろう」と思うと本気で買ってあげなければと思ったのですが、どうしても彼に声をかける勇気がなくて素通りしてしまいました。ごめんなさい。こわかったです。 そんな現代のマッチ売りの少女のような心暖まるお話はさて置き、今日のニュースです。 皆さんは、一昨年の全日空機のハイジャック事件を覚えておられるでしょうか。そうです、フライトシミュレータのやつです。その事件の公判が昨日、東京地裁で行なわれました。 犯人の西沢祐司(30)さん、まずは犯行の動機について「自殺したかった」と述べます。 そして、これまで「操縦を交代してくれないので機長を刺殺した」と報道されていた機長殺害の動機も詳しく説明してくれました。 曰く、「機長の姿を見て、昔の職場の上司がしんどそうに働いている姿を思い出し、『私も同じだ』と言っているように感じられた」「だから、機長も自分と同じような自殺願望を持っていると思った」「自分も楽な死に方をしたいので、『同じように楽にしてさし上げますよ』と思って刺した」「最後の悲鳴は、耳にこびりついてとれない」。 …ものすごくダイナミックな論理展開です。既知街三段論法。 ちなみに機長の殺害後、操縦桿を握って憧れの飛行機を操縦しているうちに警告音が鳴り始めたのですが、西沢さんは「色んな電子音が鳴り、ゲームセンターにいるようで気持ちよくなった」そうです。 そういえば、最近発売されたファナティック・アドベンチャー・ノベル「さよならを教えて」の注意書きには、「次のような方はプレイしないでください」とあります。 ●現実と虚構の区別がつかない方 ●生きているのが辛い方 ●犯罪行為をする予定のある方 ●何かにすがりたい方 ●殺人癖のある方 …西沢さん、ビンゴです。 |
平成13年3月29日 | 薬害鬼畜医師、衝撃の無罪判決 |
今日は、ちょっとした裁判デーでした。 カメレオンクラブがエニックスを相手に起こしていた東京高裁の判決では、めでたく中古ソフトの販売が認められました。 また、清原選手が「派手に遊んでいたと書かれて名誉を傷つけられた」と週刊ポストに対して起こしていた訴訟でも、清原、賠償金1000万円ゲットです。 しかし、やはり大々的に報じられたのは安部英(たけし)の無罪判決です。 エイズウイルスが混入した非加熱血液製剤を投与された血友病の患者さんが感染し、500人が亡くなられました。 その際、危険性を認識しながら安全だと言い張って被害者を増やした鬼畜医師、麻原彰晃に匹敵する現代の悪魔と言われている方が安部さんです。「ゴー宣」の読者さんでしたら、名ゼリフ「居ても立ってもいられないんでございます!」の印象が強いかと思います。 そうそう。薬害エイズ問題といえば、先日の土下座は印象的でした。謝罪とは、あそこまでしなければならないものなのですね。一列に並んで土下座。全国のお茶の間にテレビ放送される土下座。新聞の一面トップを飾る土下座。…厳しいです。 しかも、あれだけやっても許してもらえませんし。ミドリ十字の三社長は一審で実刑判決を受けて控訴中ですが、子どもがよく言う「ゴメンで済むなら警察は要らん」という言葉に奇妙なリアリティを感じてしまいました。 さて。その安部さんに今日、東京地裁で無罪判決が出ました。 あくまでイメージですが、「安部英」と「無罪」という組み合わせは、「森首相」と「コンピュータ」、「ゴルゴ13」と「萌え」という組み合わせ以上の違和感を感じさせます。 それでは、各紙の夕刊の見出しをチェックしてみましょう。 ●「無罪」ざわめく法廷(朝日) ●「あれだけ被害出たのに」(朝日) ●告訴の母、くちびるかむ(朝日) ●論理すり替え 追認しただけ(毎日) ●500人の死 責任誰に(毎日) ●怒る遺族、検察は絶句(毎日) ●息子の苦痛 まぶたに今も(毎日) ●判決に傍聴席どよめき(日経) ●「えっ」遺族ら驚き(産経) ●刑事責任問われるべき(産経) ●「なぜ…」涙の遺族(読売) ●「責任の重さ 変わらぬ」(読売) ●患者「無力さ感じる」(読売) 全紙共通で、なんで無罪やねんというスタイルです。 毎日新聞が「インタビューを受ける川田龍平さん」の写真を五段ブチ抜きで一面掲載しているのもよく分かりませんが、ここでは触れないでおきましょう。 無罪の理由は「当時の状況を考えると、感染が予想できなくても仕方なかった」とのことです。確かに、医者の医療方針に対する司法の介入には問題がありますし、後から出てきた証言の信憑性には疑問もあります。 かように判決の妥当性に関しましては複雑な問題が絡みますので、ここでは何も申しません。 ところで、気になる安部さんのコメントは。 「無罪判決を当然の妥当な結論と考えている」 日本国民ほぼ全員から悪鬼のように呪われてなおこの発言ができるタフな精神力は、もはや尊敬に値します。 そこで、「安部語録」です。 ●私は血友病の医師としての誇りを持っている。医師として、世間に向かって何一つ恥ずかしいことをして来なかったつもりだ。 ●私どもは毎日、毒が入っているかも知れないと思いながら注射している。 ●私の患者の3分の1くらいが感染しているらしい。どうしたらいいだろう。 ●良心に恥ずるところはありませんが、マスコミの中傷等で大学に迷惑をかけることは忍びない。 ●無罪にしていただき、大学に帰していただきたい。私が治療法を間違った可能性はない。 ●能力が足りなかったと言われればそうであったと残念に思うが、私がおじぎをして謝ることはできかねる。 ●息が苦しくなってきました。だめです。お許し下さい。 仮に「過失」ではなかったとしても、もしも安部さんがうまく立ち回っていれば被害者の数は減っていたことは事実です。 感情的には、「無罪になってしまい、申し訳ありません」と泣き崩れるくらいして欲しいところです。責任を感じて自殺という線もあるのですが、遺族の方は「生きて罪を償って欲しかった」と思われるでしょうし、週刊誌の編集者が喜ぶだけなのは目に見えています。 もしもこのまま無罪になるようなことがあれば、世論は納得できないでしょう。 そこで、日本に古来より伝わる素晴らしい解決法を提案させて頂きます。2つの案がありますので、安部さんにはどちらか一方をお選び頂きたく思います。 1つは切腹です。 先ほど自殺はダメと申しましたが、切腹は別です。 外人には絶対に理解できないだろう切腹という行為の意味についてはここでご説明する間でもありませんが、とにかくこれ以上の誠意はありません。「首を吊って死んだ」では納得いかなくても、「腹かっさばいて死んだ」なら天晴れな覚悟だとさえ思えます。 話題性もありますので、週刊誌が売れて景気対策にも貢献です。 もう1つは出家です。 すでに84歳のご老体ですが、朝5時に起きて、お風呂は週2回の修行僧の生活に入り、亡くなられた方の菩提を弔いながら残り少なそうな余生を過ごします。 たとえ司法では裁かれずとも、自らの意志で出家。安部さんが心の奥底で持っておられるだろう一抹の罪悪感からも、国民感情からも、納得を得られる選択だと思います。 日本の素晴らしい文化に外国からも尊敬されること間違いなしです。 ネットアイドルちゆは、安部英さんに出家をお薦めします。 |
平成13年4月11日 | 女性に漂白剤をかけて喜ぶ男 |
本題に入る前に、小ネタをいくつか紹介させて頂きます。 まず、高知県で浴室を盗撮しようとした警察官が逮捕されました。 …これは別にニュースでも何でもない日常の出来事でしたね、失礼しました。 次に、初めて女性どうしのストーカー行為で逮捕者が出ました。飯田悟子さん(主婦・38歳)が、知り合い(主婦・31歳)に対して、5年間で5000回以上の無言電話をかけ続けていたそうです。 熟女かつ人妻の不倫恋愛感情のもつれならばその筋の方が大喜びだったのですが、残念ながら、報道を聞く限りではセクシャルな要因はなかったようです。 そうそう。気象庁の発表によりますと、昨年9月に南極上空のオゾンホールが過去最大になっていたそうです。 最近あまり聞かないので、てっきりオゾン層の問題はもう解決したと思っていました。やっぱり人類は紫外線で滅亡してしまうのでしょうか。恐いです。 さて。それでは、今日のメインの話題です。 大阪のデパートや地下街で若い女性がコートやカバンに漂白剤を振りかけられる事件が頻発、少なくとも26人の被害者が出ています。なんでも、後ろからスポイトでピシュピシュぶっかけてくるらしいです。 そんなことをしていったい何の利益があるのか、動機を考えてみたいと思います。 まず、漂白剤ということですから、他人の服やカバンの汚れさえ我慢できないおそろしく潔癖症の男の仕業だという説が考えられます。しかし、そんな男はデパートや地下街まで移動すること自体が不可能でしょう。 同様の理由で、世の中のすべてが真っ白に染まらないと気がすまない白色大好き男説も却下です。「ガンダムX」にそんなような人物が出演していましたけど。 では、映画にもなった「痴漢日記」に出演していた、あらかじめスポイトにセットしておいた自分の精液を女性のスカートにかけるのが趣味の男の亜種でしょうか。精液ならまだしも、漂白剤をかけて性的興奮をおぼえるとは相当の変態さんですね。 あるいは、もしかしたら精子を作る機能を事故で失った男が、せめてもの慰みに自分の精液に見立てた漂白剤をかけて歩いているのかも知れません。ちょっとかわいそうです。 しかし、そもそも振りかけられたのは本当に漂白剤なのでしょうか。 被害にあったカバンやジャケットから、市販の漂白剤に含まれる次亜塩素酸系の液体が検出されたそうですが、ひょっとしたら漂白剤に良く似た成分の精液を放出する特異体質の男なのかも知れません。 きっと、何かそういった汚染物質を垂れ流している工場の近くで生まれ育った、公害病の犠牲者なのでしょう。 そう考えると、動機も鮮やかに説明できます。 長年童貞だった男が念願かなって初エッチ。しかし、彼女に「あなたのやつ、消毒液くさい」とフラれてしまったのです。それで女性不信になった男が、怨みを晴らすために夜な夜な自分の精液(成分は漂白剤)をかけて回る…。 複数の仮説が存在する場合、もっとも簡潔な説明を選ぶのが科学の基本です。 おお、精液漂白剤男説が科学的に立証されました。 確かに彼は社会に害をなす犯罪者ではありますが、同情すべき悲劇の特異体質の持ち主でもあります。がんばれ精液漂白剤男。負けるな精液漂白剤男。きっと、そのうちどんなザーメン臭でも気にしない素敵な恋人に出会える日が来ますよ。 ネットアイドルちゆは、精液漂白剤男を応援しています。 |
平成13年6月8日 | 教室に乱入、児童8人を刺殺 |
ここで今さらお伝えする必要もないほどの大事件ですが、リアルキチガイの殺人鬼が包丁を携えて小学校に侵入しました。 名前は宅間守(37)。 逃げる児童を無言で次々と刺し、低学年の女児を中心に少なくとも8人を殺害したという、地下鉄サリンのオウム信者並みの最低最悪鬼畜外道人外生ゴミ野郎です。 マスコミはなぜか実名報道を控えているようなのですが、当「ちゆ12歳」はバンバン名前をさらしたいと思います。 宅間守(37)、宅間守(37)です。 犯人は宅間守(37)、宅間守(37)をお忘れなく。 工業高校を中退後、航空自衛隊、市バス運転手、環境クリーンセンター技能員、市立小学校技能員を経て、現在プーの宅間守(37)、薬物入りのお茶を同僚に飲ませて逮捕されたこともある宅間守(37)です。 なお、この宅間守(37)のお人柄ですが、三年前に宅間守(37)の親戚とトラブったという男性の証言では、「宅間守(37)から半年間にわたり、毎日いやがらせの電話を受け、暴言をはかれた。宅間守(37)はすごくしつこい性格で、いつかこんな事件を起こすのではと心配していた」とのこと。 宅間守(37)は動機について、「何もかも嫌になった。何回も自殺を図ったが死にきれない。捕まえて死刑にしてほしかった」と話しているそうです。 「完全自殺マニュアル」でも読んで普通に首吊って死んでくれていればよかったのですが。 ところで武富士の放火事件の後、貧乏&小心者のオッサンが多数、同じ手口でアイフルを襲いました。 宅間守(37)やネオ麦茶のような、勝手に人生に絶望して社会的自殺を図る馬鹿の予備軍は大勢いると思われます。今回も連鎖的に起こる同種の事件が恐いです。 ですから宅間守(37)は今すぐ死刑にしてください。 もちろん殺人鬼に人権はありませんので、裁判は省略。今は第二・第三のキチガイを出さないように努めることが最優先です。 この際、こんな死に方は絶対したくないと誰もが思うようなむごたらしい死に様をテレビ中継するのがベスト。小さなお子さまには問題のある映像かも知れませんが、そこは各家庭の親御さんのご判断に任せます。 …ちゆの小学校にもこんな馬鹿が現われる可能性がありますので、ちょっと感情的になってしまいました今日この頃です。 |
平成13年8月21日 | 幼女誘拐事件のあらすじ | ||
8月14日、栃木県の小学2年生・美穂ちゃん(7歳)が誘拐されました。 犯人は、藤田竜一(22歳)と田中邦彦(21歳)の無職コンビ。4歳の妹と路上で水遊びしていた美穂ちゃんを車で連れ去って、24時間ほどアパートに監禁しました。 犯人の2人は、小学校からの同級生。 ゲームやアニメが好きな仲間ということで仲良くなりましたが、いじめられっこの田中くんを藤田くんが助けることもあったそうです。やおい的には攻(掘る側)は藤田くん、受(掘られる側)は田中くんでしょうか。 藤田くんは中学校の卒業文集で、次のように記しています。 ●将来の夢:風になる! ●自分の前世:なんと魔王ルシファー様だ ●宇宙人はいると思いますか:悪魔ならいるゾ ●一度だけ魔法が使えるとしたら:とーめー人間になってイタズラ人生さ そして、好きなテレビ番組は「魔法のエンジェル・スイートミント」「花の魔法使い・マリーベル」「魔法のプリンセス・ミンキーモモ」「メイプルタウン物語」「ママは小学4年生」「きんぎょ注意報」などなど。 そんなこんなで2人そろって不登校になりながら、どうにか中学を卒業。それぞれ定時制高校を卒業したり数ヶ月で辞めたりした後、仕事を転々としていました。 そして、藤田くんは夜ノ森一輝(よのもりかずき)のペンネームで同人活動を開始。ホームページでイラストを公開したり、コミケで同人誌を売ったりしていました。 そのミラーサイトや別館のミラーサイトを見ると、LeafやKeyのエロゲーが好きだったようです。 また、ホモ系にも興味を持っていたらしく、本当に藤田×田中な関係だった可能性も垣間見えます。 「いずれは今風に言うと『カリスマ同人コスプレサークル』と言う長い肩書き的な称号を得て、笑って楽しく踊って活躍したいです」。 そんな頭の悪い抱負を語る彼の日記は、次のような感じでした。
そして、気になる「同人誌は面白かったのか」という点ですが、Tentative Name.さんによると、「柴田亜美でKanonというか何と言うか。コメントに困る出来です」とのこと。 そんなこんなで昨年の7月、ディスカウントストアに勤めていた藤田くんは無断欠勤でクビに。その際、「家族とトラブルがあり、彼女にもふられた。何もかもいやになった」と述べたそうです。 「ふられた」というのはまがりなりにも現実の彼女がいたのか、エロゲーのキャラクターのことなのか気になります。 ともあれ、家族関係・恋人関係(?)で色々あって失業した藤田くん。 自分のホームページの掲示板に、「死にたい」「自分には才能がない」「何もないほうが……良いよ。記憶なんて……無ければいいのに……」などと書き込みます。 また、日記にも次のように書いていました。
藤田くんの文章、エロゲーの影響受けすぎです。 ともあれ今年の春、藤田くんはニセ履歴書を出して印刷会社に再就職。試用期間を経て、7月から正社員になりました。 これでまっとうな社会人になる…かと思いきや、藤田くんは会社から3ヶ月分の定期代2万円を貰っておいて同僚の車に便乗して通勤。セコく儲けていました。 それがバレて、8月6日には退社。ふたたび無職に舞い戻った藤田くん&田中くんは、中古ソフトを売ったりしながらの貧乏生活に突入します。 そんな頃、全身を黒で固めたオタクファッションの田中くんが、小学校の前をウロウロして女児を物色している姿が目撃されました。 さらに数日後には、藤田くんが友人に「犯罪者になっても友だちでいてくれ」などと話しました。 すでにこの頃には、近所の女子小学生に声をかけたりしていたようです。 そして、8月14日の昼。 コミケに行こうと出かけながらお金がなくて引き返してきた2人は、路上で水遊びをしている4歳児と7歳児を見かけました。 「かわいかったので、とっさに手元に置いておきたくなった」。…その時の心境を、藤田くんはそう振り返ります。 そして、4歳児は無視して7歳児を車に押し込み、そのままアパートに連れて行きました。 しかし、その日の夜には弱気になる2人。 田中くん「今なら自分たちの犯行であることはわからない。解放して身軽になろう」 藤田くん「…いや、それは」 田中くん「美穂ちゃん、僕たちのことは絶対に話してはだめだよ」 美穂ちゃん「わかった!」 田中くん「この子も約束してくれたから、帰そう」 そして翌日の昼、美穂ちゃんを解放。 しかし、食事やトイレのとき以外はガムテープで目隠しをされていた美穂ちゃんでしたが、犯人の顔や部屋の様子は目ざとくチェックしていました。 …監禁された部屋は、ユニットバスとミニキッチン付きのワンルーム。テレビや本棚。夜には花火の音。外付けの階段。駐車場。近くに赤い建物。車は白のセダンで、車内のミラーには猫のマスコット人形。 それだけバラしまくって、犯人の似顔絵まで書いてしまう美穂ちゃん(7歳)。 その情報を元に、藤田くんと田中くんの身元はあっさり特定。全国に指名手配されてしまいました。 そうして藤田くんは1週間の逃亡の末、実家に。21日の昼には母親が署に電話して、その夜に逮捕されました。 一方、所持金は1万円程度と思われる田中くんは現在も逃亡中です。 さて。 「エロゲーと犯罪行為に因果関係があるのか」も一部で話題になっているようですが、少なくとも、人の行動の原因なんてそう簡単に特定できないことは確かです。 もしも仮に「エロゲーユーザーに性犯罪者が多い」という統計資料があるとしても、「もともと幼女を誘拐するような可能性が十分にある変態さんがその変態人生の一貫としてエロゲーをやる」のか、それとも「幼女に興味を示すはずがない真人間がエロゲーのせいで幼女を誘拐する変態になる」のか分かりません。 ましてや1つの特異な事例だけから、一般的な結論を導き出すことはできないでしょう。 まあ、産まれた時からダメ人間の遺伝子を持っていたのか親が育て方を間違えたのか学校や友人が悪かったのか知りませんが、この世にエロゲーがなかったら彼らは自立した人間として社会に貢献できていたかと言うと、やっぱりダメな奴はダメだろうなあとは思います。 以上、2人の男性の人生が終わるまでの顛末でした。 |
平成13年8月27日 | 藤田くん、女性週刊誌に載る | |||||
8月21日のニュースで、7歳の少女を誘拐した犯人・藤田竜一くん(22歳)についてご紹介しました。 藤田くんは「Kanon」というエロゲーが大好きで、同人誌も作っていたオタク君。そして、「Kanon」のキャラクターでは月宮あゆにご執心だった模様です。 さて。 メールで教えて頂いたのですが、今週号の「週刊女性」にて、「衝撃スクープ、『小2女児連れ去り犯』が描いた”ロリコン漫画”は美穂ちゃんそっくり!」という記事が掲載されました。 左が藤田くんの描いたあゆあゆ、右が誘拐された美穂ちゃんです。 22歳が真剣に描いてこの画力でしたら「カリスマ同人コスプレサークル」の夢は絶望的だと思いますが、それはさて置き、「週刊女性」では次のように述べられていました。
髪型とアクセサリはともかく、美穂ちゃんの瞳は普通の三次元人のそれですし、別に顎も尖っていないと思いますが。 ともあれ、「週刊女性」は藤田くんが描いた「Kanon」同人漫画を掲載。 ≪あらすじ≫ タイヤキを盗んで逃げてきたあゆを、祐一が説教。警官に見つかって、あゆは祐一に罪をきせる。捕まった祐一は心の中で秋子さんに助けを求めるが、そのころ秋子さんは謎ジャム作りに夢中だった。完。 祐一・あゆ・秋子さんは「Kanon」の登場人物。藤田くんはそのキャラクターを拝借して、ほのぼの系ギャグ漫画(たぶん)を描いたと思われます。 ところが、「週刊女性」は次のように考察。
それは元ネタを知らないから理解できないだけで、別に藤田くんは「ボボボーボ・ボーボボ」みたいな漫画を目指したわけではないのですが…。 しかし、「週刊女性」の暴走は止まりません。続いて、「登場する男性の名前も見逃してはならない」と主張。
それはたまたま「Kanon」の主人公の名前が祐一だっただけであって、仮に藤田くんの本名がコンバット藤田だったとしても、やっぱり祐一は祐一だったハズですけれど。 ともあれ、その偶然の一致を根拠に分析してみたり、精神科医の話を聞いてみたりと、以降も延々と見当違いの考察が続きます。 結局、「週刊女性」は最後まで「Kanon」は藤田くんのオリジナル作品だと勘違いしたまま、
と記事を締めくくるのでした。 ネットアイドルちゆは、女性向け週刊誌があまり好きではありません。 |
平成14年4月18日 | エロゲーの真似をして女性を監禁 |
18歳未満の人には見せられないエッチなシーンが含まれたゲーム、エロゲー。 興味のない方には全部一緒に見えるこの世界ですが、愛や感動や素晴らしいストーリーを主とする泣きゲー、ただただ変態的な行為が繰り広げられる抜きゲーなどの種類があり、ファンが派閥に分かれてケンカしていたりします。 そんな中、1つのジャンルを形成しているのが「調教もの」。 基本的な形は、どこかから捕まえてきた女の子を、1ヶ月といった期間を定めて育成するシミュレーション・ゲーム。「挿入」「浣腸」「食糞」などのコマンドを選び、「快楽度」「従順度」「アナル開発度」といった数値を上下させます。 そのパラメータによってエンディングが変化し、たとえば……。 「体力」が0になる→女の子が疲労で死亡 「従順度」が低い→訴えられて主人公逮捕 「愛情度」が高い→女の子とラブラブ恋人同士に そんなこんなで、クラスメートの女子にでもバレたら「そんなので喜んでいるの? キショク悪ぅ」と罵られ、学校中に言いふらされて友だちがいなくなったところに長髪を後ろで束ねただけのデブがポンと肩を叩いて「ボクたちの仲間に入らないかい?」と誘ってくれそうなこのゲーム。 それでも一部男性の間では人気が高く、新作リストを見ても、義理の家族を調教するゲームとか、エルフやらサキュバスやらを調教するゲームとか、”闇の調教師”なる職業が出てくるゲームとかが目白押しです。 さて、先日、20歳の女性を2週間ほど自宅に監禁していた男性・小林泰剛(21)が逮捕されました。女性は鎖で首をつながれ、トイレや食事を制限されながら、竹刀やボクシンググローブで殴られていたとのこと。 小林泰剛(21)は「調教ゲーム」などを大量に所持していたそうで、女性は「首輪をつけられたり、ゲームと同じようなことをされた」と話しています。 竹刀と言えば、エロゲーの世界では剣道部の女の子を拘束する際に使う道具。あまり殴るのには使われませんが、現実にやってみたらゲームみたいに言うことをきいてくれないから腹を立てたのでしょうか。 でも、首輪の方は、いつぞやの幼女連れ去り事件の犯人たちも「逃げられないように首輪をつけよう」と相談していたくらいで、エロゲー的にポピュラーな発想。 彼女にお願いして首輪プレイをしてもらっている方もあると思いますが、ペットショップに売っている犬用の首輪は薬品が塗られていたりするので、ちゃんと専門店で人間用の首輪を買いましょう。 さて、定番の「ご近所の人の話」によると、小林泰剛(21)は真夜中に裏庭のサンドバックを叩くなど不気味な人物。 外見は「茶髪でロン毛、一見ホスト風」とのことですが、世の中には茶髪でロン毛なら誰でもホストに見えるオバサンもいるので、実際のところはよく分かりません。 そして、小林泰剛(21)は短期間に4人の女性と結婚・離婚を繰り返しており、その元妻4人も同様の扱いを受けていたそうです。 4人のうち複数の女性が同時に監禁されていた時期もあったり、別の17歳の女性2人を1ヶ月ほど監禁していたり……。報道だけでは、結婚の経緯など何だかよく分かりません。 逮捕の原因となった女性とは結婚していませんでしたが、本人は「結婚生活をしていただけ」と供述しているそうです。……古今東西どんな文化に行っても、そんな結婚生活はないと思いますが。 そんなこんなで、メディアの影響が云々といった問題でもなく、単なるバカが1人いたというだけのこの事件。 たぶんこのバカは一生治らないので、この人が一生塀の中にいるようにして欲しいなぁと思います。 |
平成14年5月24日 | 痴漢の絵馬 | |
神社に行った時の楽しみと言えば、絵馬ウォッチングです。 「家内安全」「受験合格」といった人畜無害な願い事に紛れて、特定の異性に宛てたラブレターや外国人に対する呪いの言葉などが奉納されています。 他にも、失業の苦しさを切々と訴えたもの、なぜか神様に命令しているものなど、バラエティ豊かです。 神社によっては独自の地形効果を持ち、たとえば安倍晴明神社ならば、漫画や小説で晴明様ラブラブになった女性による晴明様への愛の告白をつづった絵馬があります。 また、オタクの聖地・秋葉原に近い神田明神なら、「声優になりたいです」の類やSEGAの繁栄を願う絵馬が見られます。 さて、Seventeen's SensationのCarnelius Grangerさんから、京都の吉田神社で次の絵馬を見つけたというメールを頂きました。 「建築設計を通じて、場所との一体感を象徴的な光で表します。感動的な光が創れますように。 建築家 前後翼」 いわゆる文学系絵馬でしょうか。ちょっと電波入っちゃってるかな?という感じですが、まだ手遅れではないレベルだと思われます。 現実に成功した企業の社長さんでも、もっとバリバリに毒電波を送受信しておられる方は大勢いますし。 しかし、この絵馬の素敵ポイントは、その「前後翼」という人物が先日痴漢の現行犯で逮捕されたこと。 珍しい名前ですし、地理的な近さから考えても、ご本人に間違いないと思います。何より電波具合いがジャストマッチです。 報道によると、彼は「たまたま触ってみたら反応がなかったので大丈夫と思い」、新京極通と四条通の200メートルで約10人の女性にタッチする痴漢ダッシュを敢行。しかし、触った女子高生の友達に通報され、7分後に御用になりました。 痴漢で駆け抜けた200メートル。その刹那、彼の目には何か感動的な光が見えていたのかも知れません。……先ほど「手遅れではない」と書きましたが、やっぱり手遅れでした。ごめんなさい。 ちなみに、絵馬には堂々と「建築家」と書いた彼ですが、報道によると、実はまだ学生さん。 願いは「場所との一体感を象徴的な光で表す」ことですが、いくら神様の力でも、ちょっと本人がアレ過ぎて叶えられそうにありません。 痴漢青年、夢は建築家。理想と現実のギャップにせつなさ炸裂のお話でした。 ネットアイドルちゆは、「受験生がお参りすると落ちる」というジンクスで有名な吉田神社を応援しています。 |